氷点(小説)
-
出生巡り苦悩する少女がたどり着いた先は? 「罪のゆるし」描く三浦綾子著『続氷点』
人間が生まれながらに持つ「原罪」を描いた『氷点』に続き、「罪のゆるし」をテーマとした『続氷点』は、燃える流氷に表されたキリストの贖罪(しょくざい)をわれわれに示し、絶望を希望に変えてくれた。
-
『氷点』 キリスト教の「原罪」描いた三浦綾子の記念碑的作品
キリスト教が土着していない日本社会に初めて「原罪」というものを大衆小説の形で示した記念碑的作品。人間が生まれながらに持つ罪を分かりやすく一般の人に示し、福音をより身近に感じさせる『氷点』によって日本文学はその方向性を大きく変えたといえよう。
-
三浦文学の魅力と底力(1)三浦夫妻との出会いと交流 込堂一博
私が10代の後半、朝日新聞1千万円懸賞小説で、北海道の旭川市にある小さな雑貨店を営むごく普通の主婦、三浦綾子さん作の『氷点』が入選したというニュースが大々的に報道されました。三浦さんは、日本基督教団旭川六条教会に通うクリスチャンでした。
-
【書評】千住真理子著『ヴァイオリニストは音になる』 クリスチャンに問われる神の存在と人生の意味
1975年に12歳でプロデビューしたバイオリニスト千住真理子さんが、今年デビュー40周年を迎えることを記念して、7月、エッセイ『ヴァイオリニストは音になる』を時事通信出版局(東京都中央区)から出版した。
-
三浦文学と北海道を愛する人が作り上げるファンクラブ「氷点村」、村民登録スタート
三浦綾子記念文学館(北海道旭川市)が、先月末からファンクラブ「氷点村」の“村民登録”を開始した。三浦文学ばかりでなく、三浦文学の誕生の地であり舞台となった旭川や北海道を愛する人々が集まり、交流する場として運営していく。
-
三浦綾子『氷点』入選50周年、記念集会で三浦綾子初代秘書らが講演
三浦綾子のデビュー小説『氷点』が、朝日新聞社の懸賞小説に入選し、世に出てから今年で50年を迎える。『氷点』入選50周年を記念し、三浦小説の朗読を中心に10年以上にわたって活動している三浦綾子読書会は11日、東京都内で記念集会を開催した。
-
『氷点』50年記念で新刊2冊発売 三浦綾子の単行本未収録エッセイなど
クリスチャン作家・三浦綾子のデビュー作にして代表作である小説『氷点』が世に出てから今年で50年目となる。記念事業の一環として、4月には三浦綾子の単行本未収録エッセイなど、新刊2冊が発売される。
-
「原罪」解説し現代に問う展示など 4月から三浦綾子『氷点』3連続企画展
北海道・旭川の三浦綾子記念文学館は、クリスチャン作家・三浦綾子の代表作『氷点』が今年で50年を迎えるのを記念して、4月から『氷点』3連続企画展を行う。
-
「清く正しい」韓流ドラマ 原型は『氷点』?(3)
視聴者をつかんで離さない手法として、テレビドラマはしばしば冒頭から刺激的な映像や言葉を私たちに投げかけてくる。近年の日本のドラマのひとつの傾向というべきか、時にはヒロインさえ、ひと癖ある問題の人物として描かれる。
-
「清く正しい」韓流ドラマ 原型は『氷点』?(2)
日本でも韓流ドラマが放送されない日はない。ブームに火をつけたのはNHKが放送した『冬のソナタ』であり、同じ放送枠の『チャングムの誓い』がそれを決定的にした。
-
「清く正しい」韓流ドラマ 原型は『氷点』?(1)
三浦綾子のデビュー作『氷点』が世に出て50周年。三浦綾子記念文化財団は懸賞小説の公募を含む記念事業を発表した。今なお人気の衰えない三浦文学と、一見して接点がないかのように思える韓流ドラマとのつながりを考察する。
-
『氷点』50年記念で今年限りの「三浦綾子文学賞」創設 6月末まで募集
北海道旭川市出身のクリスチャン小説家、三浦綾子(1922〜1999)のデビュー作にして代表作である『氷点』が、今年で世に出てから50年を迎える。これを記念して今年限りの「三浦綾子文学賞」が創設され、小説作品が募集されている。
人気記事ランキング
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
逆境は人生を開く 穂森幸一
-
花嫁(38)夜ごとの聖夜 星野ひかり
-
幸せを感じる秘訣 菅野直基
-
欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(16)「生きているだけで丸もうけ」 臼田宣弘
-
中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性
-
青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に
-
ワールドミッションレポート(11月27日):アフリカ・サヘル地域、死の陰から生まれた祈りの軍隊(3)
-
サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(33)これにて勝て!
-
15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」
-
チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心
-
欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
逆境は人生を開く 穂森幸一
-
青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に
-
武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア
-
ヨハネの黙示録(9)サルデス教会の御使いへ 岡田昌弘
-
オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過
-
15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」
-
チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心
-
メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優
-
聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」
-
「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事
-
カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声
-
ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも
















