Skip to main content
2025年8月30日22時21分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
使徒の働き味読・身読の手引き

使徒の働き味読・身読の手引き(45) 宮村武夫牧師

2013年11月11日04時52分 コラムニスト : 宮村武夫
  • ツイート
印刷
関連タグ:宮村武夫
宮村武夫牧師+

論争の中で
使徒の働き15章1節~11節

[1]序

今回は使徒の働き15章へ進み、1~11節を味わいます。パウロやバルナバが宣教旅行から戻り、アンテオケ教会の兄弟姉妹との交わりを持てたことは大きな慰めでした(14章28節)。彼らは母教会で「主のみことばを教え、宣べ伝えた」(15章35節)のです。それは困難があったとしても、平安に満たされたものでした。

しかしアンテオケ教会での平安は、長くは続きません。15章1節に、ルカは新しい事態を報じています。パウロやバルナバ、そしてアンテオケ教会は、福音の教えをめぐる戦いに立ち向かわざるを得ないのです。外部からの迫害は、確かに激しいものでした。しかしパウロたちは初めから覚悟ができていました。今や別の厳しい戦いに直面するのです。

[2]アンテオケ教会での激しい対立と論争

(1)発端
アンテオケ教会が直面した危機の発端は、1節にある通りです。なぜどのような発端と経過で、このような事態になったのか事実を判断することが求められます。ある人々が、エルサレムの使徒たちから何も指示を受けないのに(15章24節)、勝手にアンテオケに来て、異邦人も必ず割礼を受ける必要がある、その後初めて主イエスを信じ救われると主張しました。主イエスを信じることを否定してはいませんが、それだけでは十分ではなく、自分の業で救いを獲得しようとします。

(2)激しい対立と論争
パウロとバルナバは、主イエスの恵みのみによって救われる福音の中心をゆがめる主張に対し黙することはできません。教会の一致は、主イエスの恵みに基づく一致です。教会が寄って立つ基盤を否定する動きを黙認して、教会の一致を保つことはできないのです。福音の中心にかかわる攻撃は危険です。パウロとバルナバは、この福音の中心をめぐる戦いを進めます。

[3]適切な処置

(1)教会会議の道
アンテオケ教会が直面した戦いは、単にアンテオケ教会だけにかかわるものではないのです。いずれの地にあっても、教会は主イエスの恵みによってのみ立ちます。アンテオケ教会は、彼らが直面している戦いをエルサレム教会との共同の課題として受け止めます。パウロとバルナバ、そしてアンテオケ教会から幾人かの代表をエルサレムに送り、公同の場で論ずる道を選択します。教会の代表者たちが公式な会議を持ち、神のことばに基づき、いつでもどこでも地域を越え課題となる信仰の基本的問題を時間をかけ、慎重に判断して行きます。

(2)問題のみでなく
パウロの一行は、シリヤのアンテオケからエルサレムに陸路を選びます。フェニキヤとサマリヤを通過し、それぞれの地方に誕生し歩みを進めている諸教会に彼らを通して神が異邦人の間でなしてくださった救いの御業を報告したのです。諸教会はこの報告を聞き、喜びに満たされました。

パウロの一行がエルサレムに着くと、エルサレム教会全体と使徒たちと長老たちは一行を大歓迎します。パウロたちは、「神が彼らとともにいて行われたことを、みなに報告し」、すべての栄光を主なる神ご自身に帰したのです。

パウロの一行は大きな問題を背負いエルサレムに来たのです。しかしパウロは問題のみを見ているのではない。問題のみに心が奪われるのではなく、主なる神が異邦人の間で押し進めておられる恵みの御業をしっかりと見定め、正しく人々に伝え、共に喜び、主なる神を賛美しています。

5節以下では、アンテオケで問題になっていたことが直接取り上げられていく様を見ます。

[4]結び

外からの迫害と共に、アンテオケ教会は福音そのものにかかわる戦いに直面します。その戦いは、孤立した戦いではなく、諸教会全体として取り上げられています。しかも問題のみを見るのでなく、同時に神の恵みをしっかり見定め、心満たされながらことにあたります。

◇

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。現在、日本センド派遣会総主事。

主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、他。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:宮村武夫
  • ツイート

関連記事

  • 使徒の働き味読・身読の手引き(47) 宮村武夫牧師

  • 使徒の働き味読・身読の手引き(46) 宮村武夫牧師

  • 使徒の働き味読・身読の手引き(44) 宮村武夫牧師

  • 使徒の働き味読・身読の手引き(43) 宮村武夫牧師

  • 使徒の働き味読・身読の手引き(42) 宮村武夫牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • アッセンブリー京都教会の村上密牧師死去、異端・カルト問題に長年取り組む

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • ワールドミッションレポート(8月30日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(4)

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • イエス様と共に働く 菅野直基

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.