性暴力・性虐待
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米クリスチャニティー・トゥデイ誌、元編集長らが長年セクハラ 10年以上放置
米福音派誌「クリスチャニティー・トゥデイ」は15日、元編集長のマーク・ガリ氏と元広告局長のオラトクンボ・オラウォエ氏が在職中、従業員の女性らに対し長年セクハラを行っていたとする調査記事を掲載した。
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「教会の罪を認める」「司教団とともに、祈りを」 カトリック司教協議会会長が呼び掛け
カトリック中央協議会は22日、3月18日の「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を前に、日本カトリック司教協議会会長の菊地功大司教(東京大司教区)による呼び掛けの文書(17日付)を公式サイトに掲載した。
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長崎大司教区に110万円の賠償命令、性被害女性に対する大司教発言で
カトリック長崎大司教区の40代の男性司祭から受けた性被害をめぐり、髙見三明大司教の発言でPTSDが悪化したとして、女性信徒が550万円の損害賠償を求めていた訴訟で、長崎地裁は22日、大司教区に110万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。
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カナダ最大級のメガチャーチ牧師、セクハラ疑惑で休職に
カナダ中東部オンタリオ州のアナバプテスト系教会「ミーティングハウス」は、11月末に女性から同教会の役員会に対しセクハラに関する申し立てがあったとし、外部調査が行われる間、ブルクシー・ケイビー教育担当牧師(56)を休職とすることを発表した。
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ラビ・ザカリアス氏の娘が新規ミニストリー立ち上げ
死後に性的不品行問題が明らかになったキリスト教弁証家の故ラビ・ザカリアスの娘であるサラ・デイビス氏が、父親が設立した宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」(RZIM)を離れ、独自のミニストリーを立ち上げた。
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フランスのカトリック教会、70年間で聖職者3千人余りが性的虐待 独立調査委が発表
フランスのカトリック教会における性的虐待を調査していた独立調査委員会は5日、1950年以降の70年間に、推計で3千人余りの聖職者が性的虐待に関与していたとする最終報告書を発表した。被害者の8割は少年で、多くが10代前半に被害を受けていた。
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ヒルソング教会国際主任牧師、性的虐待隠蔽容疑で起訴される 「断固として無罪を主張」
オーストラリアのニューサウスウェールズ州警察は5日、国際的なメガチャーチであるヒルソング教会のブライアン・ヒューストン国際主任牧師(67)を、児童性的虐待に関する情報を隠蔽(いんぺい)した容疑で起訴したと発表した。
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バチカン、教会法典を改定 性的虐待に対する罰則規定を明確化
バチカン(ローマ教皇庁)は1日、カトリック教会の「教会法典」の一部を改定し、聖職者や信徒による未成年者らへの性的虐待に対する罰則を明確化したと発表した。改定された教会法典は、12月8日に施行される。
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歌舞伎町で夜回り3年、レスキュー・ハブの坂本新さん 「一歩踏み込んだ支援が必要」
日本一の歓楽街、新宿・歌舞伎町で一人、夜回りをする男性がいる。NPO法人「レスキュー・ハブ」代表の坂本新(あらた)さん(49)だ。両親がクリスチャンで、親戚には牧師もいるという坂本さんは、自身も幼い頃から教会に通っていた。
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ラビ・ザカリアス国際宣教団、創設者の性的虐待問題で大幅な組織再編 名称も変更へ
著名なキリスト教弁証家として知られた創設者の故ラビ・ザカリアス氏の性的虐待問題をめぐって、米宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」(RZIM)が、大幅な組織再編を含む今後の方針を発表した。
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日本のカトリック教会が「性虐待被害者のための祈りと償いの日」
日本のカトリック教会は5日、「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を迎えた。カトリック教会の聖職者による性虐待が世界各地で報告される中、教皇フランシスコが5年前に全世界の司教団に設置を指示。日本では四旬節第2金曜日とされている。
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米南部バプテスト連盟、4教会を除名 性犯罪歴ある牧師雇用や同性愛支持で
米南部バプテスト連盟(SBC)の執行委員会は2月23日、性犯罪歴のある牧師を雇用したり同性愛を支持したりしたなどとして、4教会を除名処分とした。SBCの機関紙「バプテスト・プレス」が同日伝えた。
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ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪
世界的なキリスト教弁証家として知られていた故ラビ・ザカリアス氏の性的不品行疑惑をめぐって独立調査を行っていた米宣教団体「ラビ・ザカリアス国際宣教団」は11日、最終的な報告書(9日付)を公表するとともに、理事会による声明を発表した。
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聖路加チャプレン性被害訴訟 第1回口頭弁論・意見陳述
聖路加国際病院の男性チャプレンから性被害を受けたとして、元患者の女性が起こした損害賠償請求事件の第1回口頭弁論(2021年2月8日)で、女性の代理人弁護士が述べた意見陳述。
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「聖職者による性被害の法的責任を正面から提起」 聖路加チャプレン訴訟第1回口頭弁論
聖路加国際病院でチャプレンをしていた男性牧師から性被害を受けたとして、元患者の女性が牧師と病院を運営する聖路加国際大学を相手取り、計約1160万円の損害賠償を求めて起こした訴訟の第1回口頭弁論が8日、東京地裁で行われた。
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「真実をねじ曲げられていると感じた」 神父から性暴力、被害者女性が訴訟の経緯語る
「カトリック神父からの性虐待を許さない会」主催のオンライン集会が13日に開催され、カトリック聖職者による性暴力被害をめぐり国内初の訴訟を起こした仙台市の鈴木ハルミさん(67)らが参加した。
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女性の音声のみで収録した初のオーディオ聖書が完成 虐待被害者のために
女性の音声のみで収録された初のオーディオ聖書がこのほど完成した。刑務所伝道などを行っている米宣教団体が、虐待経験のある女性たちと接する中で必要性を認識し、制作したという。
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バチカン、マカリック元枢機卿の性虐待報告書発表 歴代教皇の対応も詳述
バチカン(ローマ教皇庁)は10日、未成年者に対する性虐待などにより聖職を剥奪された元ワシントン大司教のセオドア・マカリック元枢機卿に関する調査報告書を発表した。報告書は2年かけて作成され、約450ページにわたる膨大なものとなっている。
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「キリスト教界の課題として認識を」 聖路加チャプレンから性被害 元患者の女性が会見
聖路加国際病院で当時チャプレンをしていた男性牧師から性的な被害を受けたとして、元患者の女性が約1160万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。厚生労働省で開いた記者会見では、「日本のキリスト教界全体の課題として考えてほしい」と訴えた。
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国内キリスト教界の性暴力・性虐待被害者のための裁判応援基金設立
牧師から性暴力を受けた娘を自殺で亡くした宮本晴美さんが、日本のキリスト教界の性暴力・性虐待被害者のための裁判応援基金を設立した。基金は、宮本さんの娘が加害牧師を相手取って起こした裁判で得た賠償金が原資で、1個人上限100万円を支援する。
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