記事一覧
-
福音の回復(51)キリスト者の希望 三谷和司
キリスト者にとっての希望、それは一体何だろう。キリスト者は、何を希望に生きるのだろうか。何がキリスト者の喜びとなるのだろう。新年最初のコラムは、「キリスト者の希望」について語ってみたい。
-
福音の回復(50)闇の中に光を見た 三谷和司
人は神に似せて造られました。そのいのちは、神のいのちを吹き込まれて造られました。「神である【主】は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった」(創世記2:7)
-
福音の回復(49)十字架の意味(後編) 三谷和司
キリストの十字架は、私たちの罪を背負った十字架であった。その罪とは「神と異なる思い」であり、それは神との結びつきを失う「死」が原因であった。罪となる「神と異なる思い」は、まさしく「死」から来た「とげ」であった。
-
福音の回復(49)十字架の意味(前編) 三谷和司
なぜ、キリストは十字架にかかられたのか。どうして、十字架にかかる必要があったのか。今回は、「十字架の意味」について考えてみたい。十字架の意味については、昔から議論が繰り返されてきたが、今回はその議論に参戦してみたい。
-
福音の回復(48)罪の源流を探る―2つの罪 三谷和司
今回は、「罪」の理解を深めるために「罪の源流」を探ってみたい。源流が分かれば「罪」の姿も鮮明になり、どうして罪を「死に至らない罪」と「死に至る罪」に分類するのかも分かるようになる。
-
福音の回復(47)救いは取り消されることがある? それともない? 三谷和司
今回のコラムは、いったん手にした「救いの義」が、行いによって取り消されることがあり得るのか、あるいは「堕落」は可能なのかについて考えてみたい。要は、本当に信じるだけで救いが確定し、何があろうとも天国に行けるのかということである。
-
福音の回復(46)信じるだけで救われる―2つの義 三谷和司
今回のコラムは、神からの「義」は2つあることを説明したい。それが分かると、聖書は一貫して、「信じるだけで救われる」ことを、すなわち神の「恩恵」を受け取りさえすれば救われることを教えていると分かる。
-
福音の回復(45)誰が救われるの?―信仰による義認、予定説(後編) 三谷和司
日本で広く使われている聖書は、「新共同訳聖書」「口語訳聖書」「新改訳聖書」であろう。それらの聖書には、イエス・キリストを信じる「信仰」によって人は義とされることが書かれている。
-
福音の回復(45)誰が救われるの?―信仰による義認、予定説(前編) 三谷和司
今回は、「信仰による義認」を再解釈し、前回述べた救いの話との整合性を試みてみたい。最初に、人が救いに至るまでの道のりを見ておこう。それを見ると、従来の「予定説」や「信仰による義認」が支持される背景がよく分かる。
-
福音の回復(44)誰が救われるの?―障がい者の救い(後編)
聖書は、イエス・キリストのことを、「永遠のいのち」とも表現する。したがって、神との結びつきを取り戻すという「救い」は、人が「永遠のいのち」に接ぎ木されることを意味する。
-
福音の回復(44)誰が救われるの?―障がい者の救い(前編)
これは、ある教会で実際に起きた出来事である。クリスチャンの親が、成人した自分の息子を連れて教会に通っていた。息子は知的障がい者で、上手く話すことはできなかったが、賛美するときは手を挙げ、一生懸命口をもぐもぐさせていた。
-
福音の回復(43)不安とは何?―不安の正しい解決 三谷和司
人は訳も分からず「不安」になる。一生懸命生きているのに、一生懸命頑張っているのに、「不安」は消えない。何をしようとも「不安」がつきまとってくる。一体、「不安」の正体は何なのだろうか。私たちはなぜ「不安」になるのだろう。
-
福音の回復(42)弱さとは何? 三谷和司
前回のコラムでは、「愛」について詳しく説明した。「愛」とは、神と結びつこうとする内なる運動である。人の本質は、そうした運動をするように造られていた。
-
福音の回復(41)愛とは何?―苦しみからの解放 三谷和司
今回のコラムは、「愛」について語りたい。「愛」と聞いて、ある人は、愛とは寛容で、親切でといった話を連想するかもしれない。ある人は、愛に満ちた神の話を連想するかもしれない。しかし、これからしようとするのはまったく次元の異なる「愛」の話である。
-
福音の回復(40)真の勇気―それは絶望する勇気 三谷和司
プールで飛び込みができない男の子がいた。一緒にいた母親は叫んだ。「飛び込む“勇気”もないの」と。その昔、敵の攻撃に怯(おび)える兵士に向かって王は叫んだ。「敵と戦う“勇気”ある者はいないか」と。ある時、駅のホームから落ちた老人がいた。すぐさま若者が飛び降り老人を助けた。
-
福音の回復(39)迷い出た羊 三谷和司
ある時、卑しい者と呼ばれていた取税人や、罪人と呼ばれていた人たちが皆、イエスの話を聞こうと集まって来た。イエスは、そんな彼らを喜んで受け入れ、一緒に食事までした。
-
福音の回復(38)ノアの箱舟 三谷和司
人は「ノアの箱舟」の話をどう読むだろう。一般に「ノアの箱舟」は、神が人の罪を見て怒り、人を造ったことを悔やんで滅ぼした出来事として読まれる。人は「ノアの箱舟」を、神が人の罪を裁くことを教えた話として読む。
-
福音の回復(37)神の裁き? 三谷和司
人は「災い」に遭うと、バチが当たったと思う。それは、罪に対する神の裁きだと思ってしまう。しかし、「災い」は神との結びつきを失う「死」に起因するのであって、その「死」も、悪魔の仕業によることを前回のコラムで説明した。
-
福音の回復(36)災いは神の罰?~災いに対する福音~ 三谷和司
多くの人は、悪いことをすれば神からの罰があると考える。何か災いに遭うと、悪いことをしたから神の罰を受けたと思ってしまう。そうしたことから、「罰が当たる」という言葉が生まれた。
-
福音の回復(35)死の起源~死は神からの罰?~ 三谷和司
今回のコラムは、「死」は神からの罰でなかったことを丁寧に説明したい。というのも、これは「神の福音」理解における肝となるからだ。まことに今回の話は、目から鱗(うろこ)となることだろう。
人気記事ランキング
-
教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演
-
米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲
-
Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二
-
中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月
-
見捨てない神 穂森幸一
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也
-
約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議
-
初めの愛に戻りなさい 佐々木満男
-
第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基
-
コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘
-
米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲
-
学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏
-
教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司
-
いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業
-
紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ
-
約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議
-
聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から
-
中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月
-
初めの愛に戻りなさい 佐々木満男
-
米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲
-
淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に
-
学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏
-
いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司
-
米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明
-
教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演
-
聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から
-
紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ
-
約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議