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オンライン伝道でイエス・キリストの希望を

2011年9月13日13時32分
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「HopeForLiving(ホープ・フォー・リビング).net」を紹介するアルジョ・デ・ブルーメ氏。+
さまざまな人が人生や神についての疑問をもってインターネットを使っている(2011年9月12日eコーチトレーニングセミナー資料)。+
21世紀型オンライン伝道について説明する図(2011年9月12日eコーチトレーニングセミナー資料)+
Jesus.netに訪れたユーザーのうちイエス・キリストへの信仰を決心した人の数を表す統計(2011年9月12日eコーチトレーニングセミナー資料)。  +
 キリスト教支援ネットワーククラッシュジャパンの提携ミニストリーであるJesus.net Japanは10日、12日にかけてeコーチトレーニングセミナーを開催した。クラッシュジャパンスタッフ他、各教会からeコーチに関心のあるクリスチャンらがセミナーに参加した。

 セミナーを始めるに当たってクラッシュ・ジャパン代表のジョナサン・ウィルソン氏は、東北の被災地では「冬を越す際にまだまだ物資が必要な状況にあります」と述べた上で、物資や資金など他の所でも得ることができるものではなく、クリスチャンならではの支援、「キリストの希望」を伝える支援者が不足していることを切実に訴えた。これからの被災地での「心のケア」の支援を行うにおいて「キリストが心の中にいる状態の支援者を求めています。人と人が会話をすることを通じたツーウェイコミュニケーションを通した『神様の愛』を伝えるコミュニケーションが求められています」と述べた。

 物資や資金などと違い、「キリストの希望」というものは持ち運べるような種類のものではなく、イエス・キリストの心がある人によって、人から人へとその心を通じてのみ伝えることができるものである。そのため、キリストの心をもったたくさんの働き手が必要とされているという。

 一方で、物理的・時間的制約により東北の被災者にキリストの希望を伝えたくてもなかなか伝えにいく機会に恵まれないクリスチャンも多く存在する。そのため今回のeコーチプロジェクトでは、オンライン上でイエス・キリストの希望を求める人たちと会話のやりとりをし、相手の問題を探りながら、相手の質問や相談に耳を傾け、相手がeコーチから一方的に教義を教えられる形ではなく、むしろ相手が自らキリストにある希望に気づくことができるように促す形で会話を進めていくにはどうしたらよいかのセミナーが行われた。

 eコーチの役割は、人生の中で誰かのためにオンライン上で時間を費やし、その人の話を良く聞き、その人と歩みを共にしながら、その人の疑問に対する答えを見つける手伝いをし、イエス・キリストを信じるための第一歩を踏むためのサポートをし、その人のために祈ることであるという。そのような求道者たちを導くために、キリストの心をもったクリスチャンがコーチ役となることが望まれている。また一定の訓練、決まり事を守った上で行うことが、eコーチそれぞれの信仰が誘惑に遭わないためにも重要になってくるという。

 クラッシュジャパンと協力関係を築いているインターネットミニストリーJesus.net Japanディレクターのアンディー・ゲーム氏およびプロジェクトマネジャーのアルジョ・デ・ブルーメ氏がeコーチによるオンライン伝道プロジェクトのセミナー講師として概要を説明した。

 Jesus.netは、ヨーロッパで開発され、2005年4月にインターネット上にオープンし、その傘したには複数のウェブサイトがあり、そのほとんどは世界中の16言語で運営されている。サイトへの訪問者がeコーチによって信仰に導かれ、世界中で日々多くの人々がイエス・キリストを受け入れるオンライン決断がなされている。

 日本ではキャンパスクルセードフォークライスト(JCCC)、ビリーグラハム福音協会(BGEA)、新生宣教団、クラッシュジャパンなどと協力して活動を行っている。Jesus.netでは今年10月に、「HopeForLiving(ホープ・フォー・リビング).net」というウェブサイトを公開する計画を立てている。同組織では、グーグルで世の中の人々が頻繁に検索する用語を調査しており、世の中の鬱に陥った人々がネットで検索しがちな「自殺」「死にたい」という言葉を検索した際に、その言葉にヒットして同ホームページが検索リストに掲載されるように工夫されてあるという。同サイトでは阪神大震災などで被害を受けながらも、イエス・キリストにあって希望と慰めを取り戻した人々のホープストーリーを掲載していく予定であるという。

 日本語サイトの開発計画も、東日本大震災が生じた3月11日以降急激にスピードを増加させてきたという。アンディー氏は「引き続き協力団体と共に、日本の教会の力になれる事を願っています」と述べている。

 Jesus.netでは10月にWhy.Jesus.net(なぜキリストが生まれ、どのような生涯を送られたかを説明するサイト)、ホープ・フォー・リビングの日本語版を立ち上げ、来年の3月11日には東日本大震災1周年を記念し、震災被害に遭った人々のホープストーリーを公開する予定であるという。

 ブルーメ氏によると、世界中で「神」という言葉はグーグル検索で一日に2千万回以上検索されているという。またグーグル検索ワード全てのうち、4分の1の検索語が「霊」「スピリット」「死後の世界」などの超自然的な言葉であるという。このような現実から見ても、何も東北の被災者ではなくとも、現実の物質文化に包まれた世の中において、世界中で多くの人々が真の神の存在に触れたい、人生の疑問を解決し、心が癒されるための情報を求めていることが伺えるという。インターネットでこのような精神世界に思いを馳せる人々が神を求める思いに的確に答えていくeコーチの存在は21世紀インターネット社会の伝道において、欠かせない存在となっていくことが期待されている。
 
 ブルーメ氏は日本人の通勤・通学時にスマートフォンを酷使している特徴的な姿について、「モバイルフォンで簡単にeコーチとのやりとりができることによって、現代日本人伝道につながるのではないか」と述べた。モバイル用のサイトも同時並行で立ち上げて行く予定であるという。

 一方でオンライン伝道では、求道者を信仰に導くにおいて、一定のところで限界があることも指摘された。クリスチャンとしての霊的成長はオンライン上のやりとりでなされるものではなく、実際の教会の中でなされなければならない。それはeコーチも同様であり、オンラインで多数の求道者を同時にキリストにある希望へと導こうとすると、クリスチャンのeコーチ自身がオンライン漬けとなってしまい、実際の教会での奉仕やオフラインでのやり取りが疎かになってしまうこと、オンライン上で信仰上良くないサイトに見入ってしまうことの危険性も指摘した。一週間に5人程度の求道者とのやりとりを限度とし、自身がイエス・キリストの大使であることを良く自覚し、オンラインでいる時間を自制し、信仰に反する不適切なウェブサイトを観ない人物像が、eコーチとして求められているという。また単にキリスト教用語による説教を相手に押し付けるのではなく、時代の流行をよく理解し、ノンクリスチャンの相手に分かる言葉で会話し、相手の問題に関心をもってキリストの愛を示していけるような対話が望まれているという。

 現在海外で行われているJesus.netによるeコーチシステムでは、年間6500人のオンライン求道者に対し、650人のeコーチが対応する形式で運営されているという。オンラインコミュニケーションの形式は「電子メール」「チャット」「フォーラム」と大きく3形態が挙げられる。電子メールでは長くしっかりとした文章を送ることができる一方、双方の間のやりとりに間隔が空いてしまう特徴がある。チャットでは互いが瞬時にやり取りができるため、相手の様子を見ながら言葉を選んで話しかけていくことができる。フォーラムはチャットに似ているものの、瞬時に相手への応対ができるまでの応答の速さは期待できないが、一対一のコミュニケーションではなく、複数のeコーチが共に応対できるという特徴がある。Jesus.netでは、これらのコミュニケーション法の違いを上手く活かしながら、それぞれのメリットを活用して日本でのオンライン伝道に活用していく事を目指している。

 アンディー氏は「まずは希望を失っている方々のために引き続きお祈りください。9月10日から10月10日の間を『日本のために祈る30日』として祈りながら各キリスト教団体や地域教会と協働した宣教の働きが神様に導かれ、eコーチトレーニングやそれに伴うインターネットサイトのたち上げが祝福され、準備が整えられていければと思っています。まわりのクリスチャンも巻き込んで、ともに祈り、神様の手が働く瞬間の目撃者となりましょう」と呼びかけている。

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