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マイケル・ハイアット氏「内向的な人と外向的な人が良い関係を築くには」

2011年3月8日15時27分
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トーマス・ネルソンCEO <br>マイケル・ハイアット氏+
 内向的な人と外交的な人はそれぞれ異なる星から生まれ出てきたのかと感じることがある。この二種のタイプの人々が互いに結婚し、夫婦の関係を築いたときには、タイプの違いを意識しなければ、互いの行動にすぐに苛立ちを覚えるに違いないだろう。

 個人的な経験から言わせていただくと、私は妻のゲイルと結婚して32年になるが、彼女は外交的であり、一方私は内向的である。結婚生活の初期の段階ではこのような相違が不和の原因となる。幸いなことに私たちの結婚生活は奇跡的に長く続いている。

 多くの人々は私が会社のCEOであり、大勢の人前で話す機会が多いから外向的な人だろうと見なすが、実のところはそうではない。そして私は多くの指導者たちが、実は内向的であることを知っている。彼らは必要性に駆られて外向的になるスイッチをつけることができるだけであり、本当は人混みを避け、スポットライトの当たらないところでひっそりとしている方がずっと心地が良いのである。

 では内向的な人と外交的な人の違いとは何だろうか?それはどんなことによってその人が力づけられるかにかかっているといえるだろう。ご自身に問うてみていただきたい。「ひとりでいるのと他人と共にいるのと、どちらの方が力づけられるか?」あるいは「ひとりでいるのと他人と共にいるのと、どちらが疲れるか?」

 私のような内向的な人間はひとりでいる方が力づけられるし、他人と一緒にいると疲れる。一方で妻のゲイルのような外向的な人の場合は、他人と一緒にいる方が力づけられるが、ひとりぼっちになるとかえって疲れるのである。

 これは絶対的な原則ではないにしろ、一般的な傾向として言えることである。私も他人と共にいることで楽しみを覚え、彼女もひとりでいることで楽しみを覚えることもあり、どちらか一方だけが絶対的に力づけられるとか、疲弊させるというものではない。

 私の場合は小さな打ち解けあった親しい友達の間で時間を過ごすことを心地良く思う。知らない人と会うことにはあまり興味がない。幸いなことに私には多くの友人がいる。一方ゲイルの場合は知らない人は「まだ会ったことのない友人」であると見なし、初めて会う人と会うことが大好きである。より多くの知らない人と会えば、より楽しくなるのである。

 私は長期休暇があれば、どこかふたりきりになれるところにでかけて人目を避けて過ごしたいと思う。本を読んだり、静寂に包まれた場所を散歩するなどして過ごしたい。一方ゲイルは長期休暇に旅行に行けば地元の人たちと会って話をしたり、観光客のためのアクティビティに進んで参加することを好む。たくさんの催し物があるほうが、彼女にとって楽しいのだ。

 教会の礼拝に行けば、教会の中の多くの人たちに囲まれているのは疲れるので、なるべく早く礼拝後に帰りたいと思うが、ゲイルの場合は礼拝後のお茶の時間を待ちきれないでいる。お茶の時間を非常に大事に思っており、もし彼女が教会から帰る最後の人とならなければ、「だまされた」と残念に思うタイプなのである。

 私と私の妻のゲイル、どちらの見解が正しいのだろうか?

 答えはどちらでもないといえるだろう。真実を言えば、両方の見解が必要なのである。私たちの結婚生活は互いにとって精神文化を豊かにするものとなった。なぜなら私たちがこの二つの価値観を共有できたからだ。私のもつ内向的な性格は私たち二人の関係を深くし、私たちの魂を育てるのに役立った。一方ゲイルの外向的な性格により、私たちがただ二人の関係にとどまらず、他者のために焦点を合わせることに貢献した。そのように異なる見解を共有し合うことで、互いに仕え合うことができた。

 もしあなたの配偶者や同僚が内向的な人であるならば、彼(彼女)がより社会的に振る舞えないことで罪を感じないようにするために、ひとりになる場所を与えてあげる必要がある。一方あなたの配偶者や同僚が外向的な人であるならば、彼(彼女)が自分に対して気まずい思いをせず気持ちよく自分以外の人と会うことができるように、あえて自分の下から離れさせてあげて、より自由に他人と社交する時間を与えてあげる必要がある。

 互いの性格の違いによって憤ることなく、違いを受け入れてあげることが重要である。 

(本コラムは米クリスチャンポストから翻訳しています)

トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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