Skip to main content
2025年11月8日11時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 中東

イスラエルで高まるキリスト教徒に対する敵意、唾の吐きかけなど嫌がらせが増加

2024年7月4日14時16分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラエル
エルサレム/嘆きの壁/+
エルサレムの嘆きの壁の前に集まる人々(写真:kavram / Shutterstock)

エルサレムに拠点を置く宗教間対話促進団体「ロッシング教育対話センター」が最近発表した報告書(英語)によると、イスラエルではキリスト教会などに対する攻撃が急増するとともに、ナショナリズムが高揚しており、キリスト教徒に対する敵意が高まっているという。

報告書によると、イスラエルのキリスト教指導者やキリスト教の専門家らは、キリスト教徒の間で不安が高まっており、それらはより広い社会的・政治的傾向を反映したものだと警告している。

「キリスト教徒に対する敵意は、一部の地域社会では長年にわたって生じてきましたが、現在ではより広範囲で深刻な現象にまでエスカレートしています」

「エルサレムのピエルバティスタ・ピザバラ枢機卿が攻撃の急増について述べたように、これらの人々(攻撃者たち)は、自分たちが守られていると感じています。文化的、政治的な雰囲気が、キリスト教徒に対する行動を正当化したり、容認したりするようになってしまっています」

報告書によると、イスラエルのキリスト教コミュニティーでは昨年、教会の施設や個々のキリスト教徒に対する物理的な攻撃から、言葉による嫌がらせ、墓荒らし、聖職者や巡礼者に唾を吐きかける事例まで、嫌がらせの「頻度」と「強度」の両方が大幅に増大した。

「唾を吐きかけることは、エルサレムの宗教生活では何十年も前から知られていたことでしたが、白昼堂々と、群衆や監視カメラの前で、聖職者や聖地、さらには巡礼者に向かって唾を吐きかけるようになりました」

イスラエルでは唾を吐きかけることは重罪とされ、人種的または宗教的な理由で行われた場合は、最高10年の禁錮刑を含む厳しい罰則が科せられる。しかし、被害者はこの法律を知らないことが多く、通報することに消極的だ。また、被害者が被害届を出したとしても、ほとんどの被害届は受理されることがないという。

唐辛子スプレーの使用など、その他の形態の暴行も一般的になってきている。宣教活動をしていたのではないか、あるいはユダヤ人をキリスト教に改宗させようとしていたのではないかと疑われた人々に対し、こうした嫌がらせが行われることが多い。宣教活動に対する敵意は特に正統派ユダヤ教徒によるもので、襲撃やコミュニティーからの追放といった嫌がらせや脅迫を受けたとする証言が数多くあるという。

一方、報告書はイスラエルでは宣教活動は違法ではないとして、次のように指摘している。

「イスラエルでは布教活動が非合法であると誤って信じられていることが多いですが、唯一の制限は、親の同意なしに18歳未満の人に布教することと、布教中に改宗の可能性のある人に物質的利益を提供することが違法とされていることだけです」

エルサレム旧市街に住むアルメニア系住民のように、ユダヤ人居住区の近く、あるいはユダヤ人居住区内を拠点とする一部のキリスト教コミュニティーは昨年、度重なる襲撃に遭っている。報告書には、次のように記されている。

「襲撃事件に関する過去の記録によると、2023年も深刻な財産的・身体的襲撃事件が顕著に増加しました。メアシェアリーム(正統派ユダヤ教徒が多く住む地区)に隣接するポーランド系の修道院では、数カ月にわたってさまざまな嫌がらせが行われ、こうした不当な扱いがやんだのは、宗教自由データセンター(エルサレム周辺の宗教的嫌がらせを監視するNGO)に通報するようになってからでした。しかしそれでも、唾を吐きかけたり、言葉による嫌がらせをしたり、近くの建物から敷地内に物やゴミを投げ入れたりする事例は続きました」

イスラエルのキリスト教徒は、人口の1・9パーセントに過ぎない少数派で、その4分の3はアラブ系住民とされる。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラエル
  • ツイート

関連記事

  • イスラエル軍、ヨルダン川西岸でキリスト教徒の女性を拘束 カンタベリー大主教が懸念

  • 現代イスラエルの建国もたらしたシオニズムとは? 木村公一牧師が阪神宗教者の会で講演

  • 日本在住の元イスラエル空軍兵が語る「報復はなぜだめか」

  • JEA社会委員会、イスラエル・ハマス間の紛争に対する声明発表

  • エルサレムの教会指導者ら、イスラエル大統領と会談 即時かつ恒久的な人道的停戦訴える

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 主は生きておられる(241)カレンダーあと1枚 平林けい子

  • ワールドミッションレポート(11月8日):ブラジル 世界最大のカトリック国で起きている劇的な地殻変動(1)

  • ひと足ひと足、主にすがりて 菅野直基

  • 都合の悪いお言葉(その2) マルコ福音書10章1~12節

  • ワールドミッションレポート(11月7日):スーダンのマディ族のために祈ろう

  • 地球環境の守り人 穂森幸一

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(251)聖書と考える「良いこと悪いこと」

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 新総主事が就任、国際理事会が新体制に WEA第14回総会「ソウル宣言」採択し閉幕

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.