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異邦人の奥義 穂森幸一

2024年5月18日18時29分 コラムニスト : 穂森幸一
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これは、多くの世代にわたって隠されていて、いま神の聖徒たちに現された奥義なのです。神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。(コロサイ1:26、27)

今から12年前に仏教、神道、キリスト教、諸教の有志が集まり、鹿児島で宗教者懇和会が立ち上げられ、私もメンバーの一人に名を連ねました。最初は東日本大震災の支援のために、募金活動などを共同で行っていました。また、お互いの宗教施設を訪問して勉強会をし、さらに協力して鹿児島大学での宗教講座も1年間、受け持ちました。最近はミャンマーのための平和の祈り集会、ウクライナのための募金活動、平和の祈り行進などを行っています。

宗教者懇和会の活動を通して、仏教の和尚さん、神道の宮司さんたちと知り合うことができ、仏教や神道のことを学ぶ機会があります。日本語の中に浸透している仏教用語や神道の習慣など多々あることが分かります。大変興味深い経験をさせていただいていますが、だからといって自分のキリストへの信仰が揺らぐことなどいささかもありません。むしろ深まっていると思います。

私のことをボーダレス牧師などと皮肉られる方もいらっしゃいますが、他の宗教のことを学べば学ぶほど、自分に与えられた信仰への愛着が深まります。外国で生活した経験のある人が、逆に母国への思いが強くなり、愛国者になるのと似ているように思います。

ある時、曹洞宗の高僧たちの集まりに顔を出させていただいたことがありました。「仏教の葬式より、キリスト教の葬式の方が明るくていいですね。自分が死んだときはハレルヤコーラスで送り出してもらいたいと思っているんです」という方もいました。聖書をよく読み、キリスト教史も学んでいて、鋭い質問をしてこられてタジタジになることもありました。

ある宮司さんと神道の起源について語り合ったことがあります。「古来の日本の宗教は、奇石や大木などを信仰の対象とする自然信仰でした。渡来人がやって来て、体系的な宗教を作り上げました」と宮司さんは語られました。この渡来人というのは、中国や朝鮮半島から来た人だと長い間、考えられていました。

しかし、ある国史学者によると、9千キロ離れた中東辺りから来た渡来人と考えた方がよく、神道の原形や神話を作ったのは、ユダヤ教の背景を持つ人だと考えた方がいいというのです。聖書に「私の足は神の歩みにつき従い、神の道を守って、それなかった」(ヨブ23:11)とあります。この「神の道」が「神道」になったというのは考え過ぎでしょうか。

神道がユダヤ教由来であったために、神社の中には動物の犠牲をささげる所もあったようです。「キリストが身代わりの犠牲として十字架にかかってくださったので、もう犠牲をささげなくてもいいよ」ということを、AD70年のエルサレム陥落以降に脱出してきたユダヤ系原始キリスト教徒が伝えて、動物の犠牲はやめるようになったという説もあります。そのために、京都の下賀茂神社を拠点にして全国に禰宜(ネギ)を派遣したので、「鴨が葱(ネギ)を背負って来る」という表現が生まれたという人もいます(禰宜とは宮司さんの職位を表す言葉。他の神主さんは権禰宜[ゴンネギ]という呼び方になります)。

ほとんどの神社は、神話の世界とつながっています。そして、神話の中には縄文人や弥生人の人間性や生きざまが反映されていますので、とても興味深いです。兵庫県に西宮蛭子(えびす)神社がありますが、恵比寿ではなく、蛭子と書きます。蛭子とは、障がいを持って生まれてきた子どものことです。なぜ、西宮の神社では「商売繫盛、笹持って来い」なんて言うのか不思議に思っていました(笹でお金をかき集めなければならないほどもうかるという意味ではないかと思います)。

日本の縄文時代は1万年続きましたが、環境を守り、持続可能な平和な時代だったようです。水稲栽培の痕跡もあるのですが、むやみに田んぼを広げず、植林にも力を入れていた様子が見られるのです。障がいを持って生まれてきた子どもを大切にすると大きな祝福が得られると思っていたようなのです。それが蛭子神社の商売繫盛につながっているのです。発達障がいなどの子どもを抱えている方々は、古代人の精神を学ぶことで励まされるかもしれません。

和の精神を持っている古代人とユダヤ教のバックグラウンドを持つ渡来人が出会い、日本の文化と精神を作り上げてきたのだと想像すると、わくわくしてしまうのは私だけでしょうか。

この日本の地には神の隠された壮大なご計画が秘められているような気がします。宗教は世界各地で対立し、衝突を繰り返し、紛争の元になっています。日本の地で和合することができるなら、神の奥義と結び付いていきます。先人たちの生活の知恵と穏やかな和の精神、環境を大切にする気持ちが、キリストの愛と結び付くとき、世界への大きな発信力になると思います。

それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか。異邦人にとっても神ではないのでしょうか。確かに神は、異邦人にとっても、神です。(ローマ3:29)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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