Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
  3. 全般

紛争地域の宗教者ら招き東京で「平和円卓会議」 16カ国・地域から約100人が参加

2024年2月22日22時17分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ウクライナロシア東方正教会イスラエルパレスチナ世界宗教者平和会議(WCRP)ムニブ・ユナン
紛争地の16カ国・地域から宗教指導者ら約100人が参加 第2回東京平和円卓会議+
閉会式後に開かれた記者会見で話す世界宗教者平和会議(WCRP)国際委員会のエマニュエル・アダマキス共同議長(中央)ら=21日、ハイアット・リージェンシー東京(東京都新宿区)で

紛争当事国・地域の宗教指導者や政治指導者らを招いて話し合う「諸宗教平和円卓会議」の2回目の会議として、「第2回東京平和円卓会議」が19日から21日にかけて、ハイアット・リージェンシー東京(東京都新宿区)で開かれた。ウクライナやロシア、イスラエル、パレスチナを含めた16カ国・地域から約100人が参加。キリスト教や仏教、ヒンズー教、イスラム教、ユダヤ教など、さまざまな宗教から代表者が集まり、「戦争を超え、和解へ」をテーマに3日間にわたって対話を重ねた。

「第2回東京平和円卓会議」が開幕、岡田克也元外相らが出席>>

21日午後に行われた閉会式では、3日間の成果をまとめた声明文を発表。現在進行中の全ての紛争の停止や、積極的平和の推進に向けた宗教界と各界の協力などを呼びかけるとともに、紛争被害者への人道支援、宗教間協力の推進、諸宗教平和円卓会議の継続的な開催など、今後の取り組みについて示した。

1回目の諸宗教平和円卓会議は、ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始してから約半年後の2022年9月、両国の正教会指導者を含め14カ国から約50人が参加して、同じく東京で「第1回東京平和円卓会議」として開かれた。前回に続き再び参加した両国の正教会指導者は今回、隣り合った席に座って会議に臨んだ。

このことについて、主催団体の一つである世界宗教者平和会議(WCRP)国際委員会のエマニュエル・アダマキス共同議長(コンスタンティノープル総主教庁カルケドン府主教)は、「ポジティブなステップ」と評価。「いかなる会議でも同じテーブルに着いて話し合うこと自体がポジティブであり、付加価値を与えるもの」と話した。

その一方で、「奇跡が起こることを期待していたわけではない」とも述べ、紛争における最終的な解決は、宗教指導者ではなく政治指導者の手に委ねられている問題だとする考えを示した。また、「われわれは、全ての問いに対して答えを出すという期待を持って(会議に)来たのではない。危機に瀕している地域で、その状況を平和的に解決するために貢献したいという思いで来たのだ」と話した。

紛争地の16カ国・地域から宗教指導者ら約100人が参加 第2回東京平和円卓会議
閉会式で発表された声明文の内容を確認する参加者ら=同上

1回目の会議が開かれた後のこの1年半の間には、パレスチナのガザ地区で新たな戦争が勃発。ガザ地区を実効支配するハマスの襲撃により、イスラエルでは建国以来最大とされる死者が出たが、ガザ地区における死者はさらに多く、3万人に近づいている。今回の会議には、新たにイスラエル、パレスチナ双方の宗教指導者も参加し対話が行われた。

ユダヤ教のラビ(指導者)らによるイスラエルの人権団体「ラバイズ・フォー・ヒューマンライツ」(RHR)のアビ・ダブシュ最高責任者(CEO)は、昨年10月7日のハマスによる襲撃で友人が殺され、自身も自宅を失ったことを明かした。その上で、「私たちの地域、また世界をより良い場所にするためには、多くの祈りが必要ですが、それにも増して、さらに多くの良い行動と行いが必要です」と話した。

パレスチナ難民としてエルサレムで生まれたWCRP国際委員会のムニブ・ユナン名誉会長(ヨルダン聖地福音ルーテル教会名誉監督)は、ダブシュ氏との対話の中で、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」は現在においても実現可能だということで一致できたことを強調。そのためには米国や欧州各国の支援が必要だとし、また日本に対してもその実現のために尽力してほしいと求めた。

1
2日目に行われた日本の国会議員らとの会合=20日(写真:WCRP日本委員会)

この他、WCRP国際委員会のケゼビノ・アラム共同議長(シャンティ・アシュラム会長)は、紛争地域では対話すること自体が困難であるとし、今回の会議が対話のための「安全な場」となったことを話した。

また、WCRP国際委員会のフランシス・クーリア・カゲマ事務総長(アフリカ宗教指導者評議会事務総長)は、対立的な関係を友好的な関係に変えていくことこそが「宗教の力であり、言葉の力」だと指摘。「友好的な関係をさらに強化していくことが重要。そうすることによって、憎悪、分断、苦々しい思いを克服していくことができる」と話した。

関連タグ:ウクライナロシア東方正教会イスラエルパレスチナ世界宗教者平和会議(WCRP)ムニブ・ユナン
  • ツイート

関連記事

  • 「戦争を超え、和解へ」 紛争当事国・地域の宗教指導者らが東京で「平和円卓会議」

  • ウクライナ、ロシアなど紛争当事国の宗教指導者らが参加 東京で「諸宗教平和円卓会議」

  • 国連人権担当者、ウクライナの信教の自由に懸念表明 ロシア占領地域の宗教抑圧も指摘

  • 「喪失考えるのではなく、他者助けることに集中したい」 ウクライナで支援続ける司教

  • 岩村義雄牧師、ウクライナのザポリージャなど訪問 キーウ神学校の神学教育責任者と対談

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.