Skip to main content
2025年8月31日08時25分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
聖書的終活のススメ

聖書的終活のススメ(5)命より大切なもの 田中啓介

2024年1月23日11時26分 コラムニスト : 田中啓介
  • ツイート
印刷
関連タグ:田中啓介
聖書的終活のススメ(5)命より大切なもの 田中啓介+

あなたが人生で、一番大切にしているものは何でしょうか。健康、家族、お金、仕事、友人、若さなど、人によって答えはさまざまでしょう。確かにこれらのものは、人生を構築するためのとても重要な要素ではあるのですが、人生の最優先にすべきものではありません。

なぜなら、お金が人生の目的だとすると、預金通帳の残高によって、幸せになったり、不幸になったりしてしまうわけですが、預金残高には、これで十分だという基準はありませんから、それは結局、周囲との比較でしかありません。また、お金を第一とする人生には道徳感が欠如し、長期的展望に立った人生設計や、世のため、人のためといった人生観が持てなくなります。お金のために自分の身を売る行為は、結果的に自分の人生を破滅させてしまうのです。

仕事のために自分の家族や健康を犠牲にしている人は大勢います。仕事が順調なときは、それこそ生きがいの頂点にいるような思いになるのですが、いったん行き詰まると急に人生に対して懐疑的になり、仕事に対する熱意も喪失してしまいます。特に日本社会では、自分が所属する会社を通しての人生観しか持つことができないという環境があるせいか、人生に対する視野が非常に狭くなります。会社における人間関係は勤めを終えればほとんど切れてしまうように、仕事はあくまで人生の手段であり、目的にはならないのです。

自分の子どもを人生の中心に置いてしまうと、子どもの出来不出来によって幸せになったり、不幸になったりしますが、これも結局、周囲との比較でしかありません。また、子どもを通してでしか人生を経験・選択することができなくなると、親子の依存度が高くなり、子どもが親の代償行為になってしまいますと、結果的に、子どもは親を憎んで離れて行くか、親子カプセルのような不健全な関係に陥ってしまいます。子どもの人生と自分の人生とは、分けて考えなければなりません。子どもは親の所有物ではなく、神からの預かりものだからです。

日本の社会は、スポーツ選手にしても、芸能人にしても、特出した才能を持つ人をすぐに神格化させてしまう傾向があります。こうした人間至上主義は、常に周囲の意見や評価に過剰反応してしまい、自分の存在を維持するために、過度に嫉妬深くなり、支配的、または従属的になったりします。また、間違った自己犠牲をしたり、それを相手に強要するということも出てきます。

自分が理想とする政治思想やイデオロギーを人生の中心に据えてしまうと、自分の主義主張に合わない人たちを見下し、高慢で独りよがりの人間になってしまいます。世の中を自分側の善と、自分に対立する側の悪とに二分し、自分が正義であるという前提でしか、物事を捉えられなくなるからです。独裁主義国家による粛清やジェノサイドは、自分たちと同じ人種や、同じ主義主張に従う者だけが大切な存在であり、それ以外の者は敵であるという、人間の価値を人間が勝手に判断し、それを実行した結果による惨劇です。しかし、聖書はこう語ります。

「あなたは私の目に貴く、重んじられる。私はあなたを愛する」(イザヤ書43章4節)と。あなたとは、地球上にいる全ての人のことで、人種や能力、思想とは一切関係ありません。つまり、私たち一人一人は神にとって貴い存在なのです。人を創造された神が貴いと言っているから、人の存在は貴いのであり、人が人に対して、誰が貴くて誰が貴くないなどと勝手に決め付けること自体、間違っており、そんな権利はどこにもないのです。

では、人生で最も大切なものは命でしょうか。もしそうだとすると、聖書に登場する殉教者たちの人生は間違っていたことになります。命より大切なもの。それは、神がその人に与えられた「使命」です。「命」とは、あなたに与えられた使命をこの地上で果たすために与えられた「時間」のことであり、「幸せ」とは、あなたがその使命に準じて生きているときに、おのずと湧き上がってくる「充足感」のことなのです。

あなたがいて、目的があるのではありません。最初に目的があり、そのためにあなたがデザインされ、創造されたのです。ですから、神があなたに与えられた使命をあなたが遂行するまであなたの命(時間)は継続し、そしてあなたの死は、あなたの生の完了を意味します。つまり、死は挫折でも、損失でも、悲劇でもありません。この世の人生が一度限りという現実が、あなたの人生に素晴らしくも、深刻な責任と意味を生じさせているのです。

それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残ります。その中で最も大いなるものは、愛です。(コリントの信徒への手紙一13章13節)

<<前回へ     次回へ>>

◇

田中啓介

田中啓介

(たなか・けいすけ)

米南部バプテスト連盟所属 GoodNewsStaion 牧師。1958年、岐阜県高山市生まれ。実家は浄土真宗のお寺。20歳の時に渡米。コック、バーテンダー、テレビ局、ラジオ局、新聞社など、さまざまな職を転々とした後、キリスト教の牧師となる。以後、米国、日本、中国の教会を巡りつつ、聖書が本物であることを解き続けている。2010年帰国。日本の家の教会構築に尽力する。「聖書解釈は芸術だ!牧師と芸術家は貧しくないと本気になれない」がモットー。JTJ宣教神学校卒。カリフォルニア神学大学院修士課程修了。現在『君たちはどう生きているか—聖書的終活のススメ—』(仮題)を2024年4月、一般書店販売に向けて企画執筆中。

■ GoodNewsStaion ユーチューブ
■ GoodNewsStaion フェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:田中啓介
  • ツイート

関連記事

  • 聖書的終活のススメ(4)望みはかなえられる 田中啓介

  • 聖書的終活のススメ(3)情報の取捨選択は急務 田中啓介

  • 聖書的終活のススメ(2)死ぬことは生きること 田中啓介

  • 聖書的終活のススメ(1)死の恐れからの解放 田中啓介

  • 中国宣教レポート(1)田中啓介牧師 「あっという間に大きく広がっていく地下教会」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(8月31日):ガーナのリグビ族のために祈ろう

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(10)抗黙示思想 臼田宣弘

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.