Skip to main content
2025年8月27日19時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

中国宣教レポート(1)田中啓介牧師 「あっという間に大きく広がっていく地下教会」

2014年5月28日16時15分 執筆者 : 田中啓介
  • ツイート
印刷
関連タグ:中国Good News Station田中啓介地下教会家の教会
中国宣教レポート(1)田中啓介牧師 「あっという間に大きく広がっていく地下教会」+
宣教訓練所で教える田中牧師(左)と、通訳を務める地下教会のリーダー

各地で「家の教会」を支援している「Good News Station」の田中啓介牧師から、中国宣教レポートを寄稿いただきました。田中牧師は大連、杭州、北京、天津、郭州などの地下教会においてメッセージを語り、人々の心の渇望とキリスト教信仰の広がりに触れてきました。以下、田中牧師の報告を掲載します。

20年ほど前、私が通っていた教会(WLAホーリネス)に、日本から中国へ聖書を運ぶ活動をされていたM宣教師が来られました。その時のお証しは、次のようなものでした。

中国の「家の教会」を訪ねた時、土間を掃除している一人の男性がいた。献身的な働きぶりに、M師はてっきりその家の使用人だと思った。ところが集会が始まると、その男性が前に立って話し始めた。その人は何百万人という信徒を抱える「家の教会」グループのリーダーで、河南省のクリスチャンで彼を知らない人はいないということで、とても驚かされた。

この話が私にはとても印象的で、いつかこのリーダーにお会いしたいという思いを持ったのが、中国宣教を始めたきっかけです。

私が献身した後、M師と家族ぐるみの交流が始まり、教会の礼拝や「家の教会」などに彼をお招きしたり、彼らが私のメッセージを聴きに来てくださったり、公私ともども交流を深めていました。

私が米国から日本に帰国した2011年からは、東北の被災地伝道を中心に働いていました。しかし、「中国におけるリバイバルの現実をこの目と身で実際に体験しておかなければ日本のリバイバルの働きに携わることはできない」という強い思いが当時からあり、それが実際に中国に赴いた理由です。

M師は30年以上前から中国全土で宣教活動をし続けている日本語と中国語のバイリンガルで、地下教会の状況に精通し、現地では、中国人で通っている人です。彼という存在を通してでなければ、日本人が中国宣教に行くことなどは不可能でした。

■ 逮捕収監され、釈放されるとまた伝道を

2012年と2013年に私はM師とともに中国を訪ね、各年10日間かけて、大連、杭州、北京、天津、郭州などの地域を回りました。約3400キロを移動するという超絶スケジュールで、その間は教会でメッセージを話しているか、食事や睡眠をとっているか、車で運転しているかという忙しさでした。

一口に「家の教会」と言っても様々な形態があり、北京などの都会では政府職員やビジネスマン、大学生などのインテリが集まっている教会や、10代後半から20代前半の若者たちが集まっている宣教訓練所などがあります。地方では農村に点在して農民たちが集まっている「家の教会」です。前述した「家の教会」のリーダーがおられる河南省が中国リバイバルの中心地と言えます。その多くが農民です。

中国の「家の教会」はほとんどが無牧ですので、リードするのは信徒リーダー。牧師も食事もない場所に、毎週必ず新しい人が数人来ています。数カ月もすると30人以上になるので、枝分かれして別の場所で集会が持たれるようになる。そうやって中国の「家の教会」は、あっという間に大きくなり広がっています。

北京の教会では、事務所の10畳ぐらいの部屋にびっしり人と詰まっている状態。賛美、聖書朗読、証し、その週に学んだことをシェアし合う。それだけで3時間。北京の教会には、英語を話せて世界や日本の情報をよく知っている、かなりインターナショナルな感覚を持った人が何人もおられました。

前述した「家の教会」のリーダーの方は、車で20分かかるところを歩いて迎えに来てくださリ、私たちの荷物を両手に持って、スタスタと先を歩いて行かれるような、私たちが日本から来たことを、涙を流しながら感謝して祈り、実に色々と気を使っくださり、私が20年前に想像した通りの人でした。

彼はこれまで何度も公安に捕まり、牢獄に入れられ、外に出るとまた伝道を繰り返すという生活をしています。一見すると農家のオジサンですが、本当に天使のような顔をされています。日本から牧師が来るということで、50人近い人たちが泊まり込みで集まって来ていましたが、公安に目をつけられるため、人数はなるべく制限しているということでした。

「家の教会」では、朝3時間、午後4時間、食事をしてまた夜に4時間というように、一日中しゃべりっぱなしの状態です。しかし、ダレルような人は一人もおらず、目を爛々とさせて、ずっとメッセージに聴き入っています。それだけ、彼らは御言葉に飢え渇いているのです。

最終日に私たちが帰る時には、皆、大きな声で賛美をして送ってくださいました。その時の別れの賛美と、朝、私がまだ部屋にいる時、彼らが先に集まって、賛美している声が聞こえてきたのですが、それはまさに天国の歌声のようでした。私が最も中国で印象的だったのは、この賛美の美しさと強さでした。(続く:迫害や収監さえも“福音を伝える好機”と考える人々)

■ 中国宣教レポート:(1)(2)(3)

※ この宣教レポートは、日米中3カ国の「家の教会」を巡るミッションを続けている「Good News Station」の創設者で巡回伝道師の田中啓介牧師による寄稿レポートです。

関連タグ:中国Good News Station田中啓介地下教会家の教会
  • ツイート

関連記事

  • 「家の教会」を3カ国で支援 Good News Station 田中啓介牧師「初代教会の姿に戻り、聖書の原点に帰る」

  • 中国政府によるキリスト教会弾圧、国民の多くが知らされず

  • 家の教会運動規制強化か ベトナム

  • 家の教会運動指導者に禁固8年 イラン

  • 中国で「家の教会」抑圧本格化か カルト指定などで弾圧

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.