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同性愛・LGBTQ

教皇、同性カップルの祝福を許可 ただし結婚に類似するものはNG 結婚の教理も堅持

2023年12月20日23時33分
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関連タグ:フランシスコ(ローマ教皇)同性愛結婚LGBTQバチカンカトリック教会
ローマ教皇フランシスコ+
ローマ教皇フランシスコ=2013年10月4日(写真:GIACOMO MORINI / Shutterstock)

ローマ教皇フランシスコは18日、カトリック教会の司祭が同性カップルを祝福することを許可する宣言を承認した。ただし、同性カップルの祝福は、結婚やそれに類似したものとみなされるべきではないとしている。また、結婚は一組の男女間のものだとする教理に反したり、それに混乱を生じさせたりする可能性のある儀式や祈りは許されないとした。

バチカン教理省、同性カップル祝福許可への反発受け声明発表 祝福の具体例も明示>>

この日発表されたのは、祝福の司牧的意味に関する「フィドゥチァ・スプリカンス」(英語他)と題された宣言。宣言は、バチカン(教皇庁)教理省が省内の教理部門や専門家、教皇とも討議した上で起草し、最終的に教皇が承認した。

教理省長官のビクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿は、宣言冒頭の説明で、この宣言は結婚に関するカトリック教会の伝統的教理を堅持するとともに、混乱を生じさせるようないかなる種類の典礼儀式、または典礼儀式に類似した祝福も認めるものではないと強調している。しかしその一方で、「祝福の司牧的意味に対して具体的かつ革新的な貢献を提供し、典礼的観点と密接に結び付いている祝福の古典的な理解の幅を広げ、豊かにすることを可能にする」ものだとしている。

また、宣言は教皇の司牧的ビジョンに基づくものであり、「これまで教導権や教会の公式文書の中において、祝福について語られてきたことからの真の発展を意味する」とし、次のように述べている。

「まさにこの文脈の中でこそ、通常とは異なる状況にあるカップルや同性カップルを、その地位を公式に認めたり、結婚に関する教会の永遠の教えをいかなる形においても変えたりすることなく、祝福する可能性を理解し得るのです。また、この宣言には、神の憐(あわ)れみへの深い信頼を示す多くの意思表示をもって主を礼拝し、その確信をもって絶えず母なる教会に祝福を求めに来る忠実な神の民への敬意の印という意図もあります」

宣言は、1)結婚の秘跡における祝福、2)多様な祝福が持つ意味、3)通常とは異なる状況にあるカップルと同性カップルの祝福、4)神の無限の愛の秘跡である教会――の4項目で構成されている。

このうち、2つ目の項目である「多様な祝福が持つ意味」では、「人々が祝福を求めるとき、徹底的な道徳的分析が祝福を与える前提条件とされるべきではありません」とし、「祝福を求める人々は、事前の道徳的完全性を要求されるべきではありません」としている。

そして、3つ目の「通常とは異なる状況にあるカップルと同性カップルの祝福」の項目では、次のように述べている。

「祝福は、上昇的な価値を持つだけでなく、自分たちが貧しく、神の助けを必要としていることを認識し、自分たちの地位の正当性を主張するのではなく、自分たちの生活とその関係において、真実であり、善であり、人間的に妥当なもの全てが、聖霊の臨在によって豊かにされ、癒やされ、高められるよう懇願する人々に、神から注がれる祝福があるようにと願う祈りも含め、与えられるでしょう」

「人は、通常とは異なる状況にあるカップルの祝福のための儀式を提供したり、促進したりすべきではありませんが、同時に、単純な祝福を通して神の助けを求めるようなあらゆる状況において、教会が人々に寄り添うことを妨げたり、禁止したりすべきではありません」

その上で、「この自発的な祝福に先立つ短い祈りの中で、叙階された聖職者は、人々が平和、健康、忍耐の精神、対話、相互扶助を得られるように、また、神の御心を完全に果たすことができるように、神の光と力が与えられるように祈ることができます」としている。

宣言は、世界中の司教から出された「疑問」に対して、教理省がカトリックの教理に関して示している一連の指針の一つ。教理省はこの前の週には、罪を告白したシングルマザーが「非常に複雑な生活を送っている」場合でも、聖体を受けることができることを明確にする指針を発表している。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:フランシスコ(ローマ教皇)同性愛結婚LGBTQバチカンカトリック教会
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