Skip to main content
2025年10月29日14時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般
同性愛・LGBTQ

バチカン教理省、同性カップル祝福許可への反発受け声明発表 祝福の具体例も明示

2024年1月16日17時34分
  • ツイート
印刷
関連タグ:バチカンカトリック教会同性愛LGBTQ
ローマ教皇フランシスコ+
ローマ教皇フランシスコ=2023年(写真:Riccardo De Luca - Update / Shutterstock)

バチカン(ローマ教皇庁)教理省は4日、昨年12月に発表した宣言「フィドゥチァ・スプリカンス」について、その意図を明確にする声明(英語)を発表した。宣言は、カトリック教会の司祭が同性カップルを祝福することを許可するもので、世界中のカトリック教会の保守派から反発を受けていた。

教皇、同性カップルの祝福を許可 ただし結婚に類似するものはNG 結婚の教理も堅持>>

教理省長官のビクトル・マヌエル・フェルナンデス枢機卿の署名入りで出された声明は、声明の意図について、「フィドゥチァ・スプリカンス」に対する理解を明確にするとともに、「その意味と目的をよりよく理解するために、その全文を十分かつ冷静に読むよう」促すものだとしている。

「フィドゥチァ・スプリカンス」は教理省が起草し、昨年12月18日に教皇フランシスコが承認し、発表された。

宣言は、司祭らに「通常とは異なる状況にあるカップルや同性カップルを、その地位を公式に認めたり、結婚に関する教会の永遠の教えをいかなる形においても変えたりすることなく、祝福する」ことを許可するとしていた。その一方で、「通常とは異なる状況にあるカップルの祝福のための儀式を準備したり、促進したりすべきではありません」ともしていた。

この宣言は、主に東欧とアフリカの司教らの反発を招いた。

カザフスタンの首都アスタナのトマシュ・ペタ大司教は、宣言を承認した教皇を公然と戒め、自身の大司教区内の教会では同性カップルのいかなる形の祝福も禁止するとした。

ケニアでは、ケニアカトリック司教協議会が声明(英語)を発表し、宣言は「キリスト教徒、神の民全般に不安と混乱さえも引き起こしている」とした。

一方、米国カトリック司教協議会は、宣言が「典礼的(秘跡的)祝福と、神の愛に満ちた恵みを人生に望む人に与えられる司牧的祝福とを区別している」点を強調。声明(英語)で次のように述べていた。

「結婚に関する教会の教えは変わっておらず、この宣言は、私たち一人一人が人生において神の癒やしの愛と慈悲を必要としているため、司牧的祝福を与えることを通じて人々に寄り添う努力をしていることを確認するものです」

フランスでは、大司教や司教ら9人が、それぞれが管轄する教区に向け、宣言に関する共同指針(フランス語)を発表。同性愛者個人を祝福することは許されるが、同性カップルを祝福することは許されないとした。

これらの動きに対し、フェルナンデス枢機卿は、世界中の司教らからの反発は「教理に関する抗議とは解釈することはできません。なぜなら、この宣言は結婚とセクシュアリティーについて明確かつ決定的であるからです」とし、次のように述べた。

「教理的に見て、この宣言から距離を置いたり、この宣言が異端的であるとか、教会の伝統に反しているとか、冒瀆(ぼうとく)的であると考えたりする余地はありません」

フェルナンデス枢機卿はさらに、同性カップルなどに対して認められるという「儀式化されていない祝福の形式」の「具体的な例」を示し、それは10秒から15秒程度であるべきだとした。そして、「道徳的に受け入れられないものを正当化するつもりはありません」と強調。これらの祝福は、結婚や特定の何かの「承認」ではなく、単に「神の助けを求める2人への司牧者の応答」であると強調した。

また、このような非典礼的な祝福は、「地域の状況や、各教区の司教が自身の教区をどのように認識しているかによって」適用にさらに時間を要する可能性があると説明。「すぐに適用するのに問題がない地域もあれば、その読み込みと解釈に時間がかかり、すぐには導入しないことが適当な地域もあるでしょう」とした。

カトリック系のCNA通信(英語)によると、教皇の神学顧問も務めるフェルナンデス枢機卿は最近、ドイツのカトリック新聞「ディー・ターゲスポスト」に対し、この宣言は同性カップルに対し典礼的祝福を施したいと考えているドイツのリベラル派の司教らに対する「明確な回答」を意図したものだと話したという。

「これは、2、3の国の人々が望む答えではないのです。むしろ困難ではありますが、誰もが受け入れることができる司牧的回答なのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:バチカンカトリック教会同性愛LGBTQ
  • ツイート

関連記事

  • グラハム氏「神が罪と呼ぶものを祝福する権利ない」 教皇の同性カップル祝福容認受け

  • 英国国教会、礼拝で同性カップルを「祝福」する祈りが使用可能に

  • 聖書を引用し同性愛を罪と表現 起訴されたフィンランド元内相ら、控訴審でも無罪

  • 21世紀の神学(17)旧約聖書は同性愛に死刑を宣告!? 山崎純二

  • 元同性愛者のイスラム教徒、イエス・キリストを信じるようになった経緯語る

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(6)恐れずに主の導きに従う 加治太郎

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • ワールドミッションレポート(10月29日):アンゴラとザンビアのルヤナ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.