Skip to main content
2025年9月4日19時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

真理による覚醒 穂森幸一

2023年11月2日15時32分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

神よ。あなたの御思いを知るのはなんとむずかしいことでしょう。その総計は、なんと多いことでしょう。それを数えようとしても、それは砂よりも数多いのです。私が目ざめるとき、私はなおも、あなたともにいます。(詩篇139:17、18)

今の時代に生きる私たちは、情報の洪水の中に立たされていると言っても過言ではないと思います。知らないうちに偽情報を吹き込まれ、ある特定の勢力に引っ張られているかもしれないと警戒する必要があるかもしれません。

最近、マスコミの偏向報道がひどくなっているように感じるのは私だけでしょうか。イスラエルの空爆によってガザの病院が爆撃され、500人が亡くなったらしいということが大手メディアで報じられると、世界中でイスラエル非難の声が上がりました。

イスラエル当局が爆撃を否定し、イスラム過激派のロケット砲の打ち上げ失敗により、残骸が病院の駐車場に落下して起こった爆発だと発表しました。証拠の映像や打ち上げに失敗したという無線の音声を示しても、ほとんどメディアが注目しませんでした。その中でもニューヨークタイムズは誤報を認め、訂正しています。

激しい情報合戦の中に立たされていますので、決してテレビの報じることをうのみにしたり、新聞に書いてあるからといって全てを信じたりしてはいけないと思います。複数の情報元を照合してみることが必要ではないでしょうか。どんな時にも霊の目を開いて吟味したほうがいいと思います。本当に信じられるのは聖書の言葉だけです。学問は大切ですが、信じ過ぎるのはよくないといわれます。

実は、情報合戦は古代から行われています。書物として残されていても、全て本当のことが記されているとは限りません。日本では、江戸時代から邪馬台国論争が続いています。魏志倭人伝の中に記されている邪馬台国がどこにあったのかを調べようとして一生をささげた人もいます。日本史を学ぶときに、空白の2世紀とか4世紀という表現がなされ、不安定な日本史とやゆする人もいます。

中華思想では、自分たちの国だけ文明が進んでおり、周りの国は野蛮という考えがありました。だから、日本のことも邪悪な馬の国、邪馬台国となっています。これを「ヤマタイコク」と読んだのが間違いの元だと思います。

中国では、日本語の音を聞いて当て字を記したといわれています。「ヤマトコク」と聞いて、「邪馬台国」と書いたのではないでしょうか。日本語の「ト」の音に「台」という当て字を用いることもあるそうです。そうすれば邪馬台国は大和国となり、近畿地方にあったということで問題は解決します。

それでは、卑弥呼は誰かということになります。魏の国を訪れた使者が「われわれは大和国に住んでいて、天照大神に仕えています」と報告したのではないでしょうか。天照大神は日神子とも表現されますので、ヒミコと言ったのかもしれません。中華風の貶める表現にすれば、卑弥呼になります。

最近では、魏志倭人伝には偽情報があると認めている歴史学者が増えています。邪馬台国が海路をどのくらい航行し、陸路をどのくらい進んだ所にあると詳しく書いてあっても、うその情報であればたどり着くはずはありません。

魏志倭人伝の著者は、なぜ偽りの文書を残したのでしょうか。これは私の個人的な意見ですが、王様に対して仕事の成果を報告しなければならなかった宮廷の書記官が、苦し紛れにまとめたものではないかと思います。伝聞を基にして想像を膨らませて書いたのに王様がえらく気に入り、公式の文書になったのかもしれません。

福岡の志賀島の田んぼで江戸時代に発見された漢委奴国王という金印が、1931年に国宝に指定され、教科書に登場していますが、どうやら本物ではないという説を唱える国史学者もいるようです。殿様の気を引こうとした家臣が中国に発注して作らせたというのが真相ではないかといわれています。

人の世では、絶対大丈夫と思われていたものが、一夜にして崩れたということは多々あります。これは間違いないと信じられていたものが、覆ってしまうことも珍しくありません。

高名な学者の意見が全部、正しいわけではありません。有名なジャーナリストの発言でも、うのみにするのはおかしいです。また、A新聞だから、Nテレビだからといって信じてしまうのは愚かだと思います。報道各社の経営陣の思惑、製作現場のスタッフの思想信条も番組に反映されることがあります。

天地宇宙を支配しておられる神と心が通じるしか、真理を探る道はありません。天の神を認めたくない科学者は「something great」とか「宇宙の支配者」などという表現をしますが、同じことです。神の言葉が記されている聖書をよりどころとして、ひたすら祈ることで、霊的覚醒を得ることができるのではないでしょうか。

どんな時にも、自分の中に聖書を基準として判断し、そしゃくして受け止める心構えが必要なのではないかと思います。今の時代、情報は混乱の度合いを深めますので気を付けなければなりません。

そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」(ヨハネ8:31、32)

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート

関連記事

  • 真実の証明 穂森幸一

  • 言葉の壁を越えて 穂森幸一

  • 空耳の奇跡 穂森幸一

  • 負債免除の特典 穂森幸一

  • 数字の12に秘められた謎 穂森幸一

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(27)希望のかけらも残らずに

  • チャイルド・ファンド、アフガニスタン東部地震の緊急支援実施へ 寄付の受け付け開始

  • ヨハネの黙示録(7)ペルガモ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • ワールドミッションレポート(9月4日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(7)

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(2)心が人生を決める 加治太郎

  • 聖書のイエス(16)青銅の蛇 さとうまさこ

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.