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数字の12に秘められた謎 穂森幸一

2023年8月24日08時57分 コラムニスト : 穂森幸一
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都には神の栄光があった。その輝きは高価な宝石に似ており、透き通った碧玉のようであった。都には大きな高い城壁と十二の門があって、それらの門には十二人の御使いがおり、イスラエルの子らの十二部族の名が書いてあった。東に三つの門、北に三つの門、南に三つ門、西に三つの門があった。また、都の城壁には十二の土台石があり、それには、小羊の十二使徒の十二の名が書いてあった。(黙示録21:11〜14)

初めて米国を訪ね、スーパーマーケットに入って卵のパックを手にしたとき、何かが違うという違和感がありました。卵が10個入っていると思ったら、12個なのです。ジュースの箱も10本ではなく12本入りで、全ての商品がダース単位になっていました。日本は十進法の国で、米国はダース単位の国ですから当たり前のことなのですが、いろいろと思い巡らしていました。

人間の指は10本ですから、全てのことを10単位で数えるのは当たり前のことだと思うのですが、聖書の世界では12が基本です。ユダの2部族とイスラエルの10部族で12部族です。キリストの弟子は12使徒です。カレンダーは1年が12カ月であり、時計も12時間単位で1日は24時間です。12という単位は、宇宙の法則に従っているということでしょうか。

もし人間の指が10本ではなく12本あったら、宇宙の法則に合致するなあと突拍子もないことを考えたことがありました。ところがDNAを研究している学者が、人間は本来、DNA上6本指のはずなのに5本指になっていると話しているのを聞いたことがあります。

あるスポーツ選手が、自分は生まれたとき6本指だったが、手術して5本指になったという話をマスコミの前に告白して、物議を醸したことがあります。指が1本多く生まれた子どもは、生まれてすぐに手術して除去するので、痕跡は残らないようです。医学的には多指症となるようです。

私は鹿児島県の加治木の出身なのですが、生家の近くに隈姫神社というのがあります。江戸時代に島津のお姫様が、指が6本あるのを苦にして悩み、滝に身を投げてしまい、お殿様が建立された神社だという話を子どもの頃、聞いていました。

歴史上の人物としては豊臣秀吉も6本指だったと聞いています。昔は容易に手術できませんでしたので、多指症の方は結構存在していたのかもしれません。

人体に大きな変化をもたらしたのは、ノアの洪水ではないかと思います。ノアの洪水は、単なる大雨が引き起こしたものではありません。以前の地球は、水蒸気の層に包まれた状態で、全体的に温暖でオゾンが豊富にあり、酸素濃度も今の倍以上あったといわれます。

また、地球の重力も今より弱く、水蒸気の層とオゾンによって放射線や紫外線から人体が守られていたようです。酸素濃度が濃い状態になると、信じられないくらい長寿になり、巨人が誕生することもあるようです。

先史時代の地層から巨木の残骸や巨大生物の化石が発見されるのは、温室状態の地球の名残だと思います。酸素濃度が高くなれば脳細胞の働きが活発になりますので、知的レベルが上がります。さらに寿命が延びれば、とんでもない危険な文明に到達するかもしれません。

だから、神は「人の齢(よわい)は120年にしよう」と決められ、「地上に人の悪が増大する」ことに心を痛め、この地球をリセットしようとしてノアの洪水を引き起こされました(創世記6章)。

この時、地軸は傾き、水蒸気の層は大雨となって地上に降り注ぎます。また南極と北極は瞬間に冷凍状態になったのではないかと思います。地殻変動が起こり、地底の水も地表に吹き出したのではないでしょうか。大地震のために、海底に沈んだ大陸や島々もあったのではないかと思います。

先史時代と思われる巨石文化の跡が発見され、どうやって巨石を動かしたのか、細工したのか不思議に思われていました。しかし、ノア以前の地球環境のこと、重力のこと、巨人の存在などを考え合わせれば納得がいきます。

私たちは、もう少し地球環境が良くなればとか、人類の寿命は伸びないのか、重力から解放されれば体が軽くなるのに、などと欲張っていますが、今が一番いいのだということが分かります。何よりも神の前にへりくだり、誠実に生きることが大事だと示されます。

聖書の中では、12は特別の意味があります。「それで、モーセは主のことばを、ことごとく書きしるした。そうしてモーセは、翌朝早く、山のふもとに祭壇を築き、またイスラエルの十二部族にしたがって十二の石の柱を立てた」(出エジプト24:4)とあります。

12部族が離反しても、地の果てに散らされて消滅したように見えても、神の愛は変わりません。最後の裁きの時に、キリストは12部族と共に立つと宣言しておられます。

「そのとき、人の子は、御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます」(マルコ13:27)。ここに示されていることは、どんなことがあっても変わらない神の愛です。

神と主イエス・キリストのしもべヤコブが、国外に散っている十二の部族へあいさつを送ります。私の兄弟たち。さまざまな試練に会うときは、それをこの上もない喜びと思いなさい。(ヤコブ1:1、2)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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