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隠された奥義 穂森幸一

2023年7月13日22時25分 コラムニスト : 穂森幸一
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私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです。(1コリント2:7)

今まで考古学的には、文書による確認がなければ、正当性が認められませんでした。しかし最近では、遺物や遺跡による証明が認められ、遺伝子解析や言語の変遷に関する研究なども取り入れられ、大変興味深い発表もなされているようです。

縄文時代というと、私たちからかけ離れたはるか昔のことのように感じていましたが、地方で話される方言の中には、縄文時代の名残が見られるものもあるようです。例えば沖縄の石垣島では、東のことを「あがり」、西のことを「さがり」と言います。太陽が「あがる」方向、太陽が「さがる」方向ということになりますが、昔は、日本全国で同じように表現していたようです。

また、鹿児島弁で豆腐のことを「おかべ」と言いますが、古代の宮廷に仕えていた女官の言葉だそうです。豆腐が壁に塗ったしっくいのように白いので「お壁」と表現したようです。

縄文時代、弥生時代、古墳時代にかけて、一説には大量のユダヤ系の渡来人が日本にやって来たとされます。彼らは機織り、治水工事、田畑の整備、稲作の改善、畜産、酒造などの産業革命をもたらし、大和政権の国造りにも貢献しました。

当然、日本語の中にもヘブライ語が入り込んできました。帝(みかど)はミガドル(高貴なお方)、尊(みこと)はマクト(王)、飛鳥(あすか)はハスカ(ご住所)、ありがとうはアリ・ガド(私にとって幸福です)というように、挙げればきりがないようです。特に、神道の儀式で分からない言葉は、ヘブル書に照らし合わせてみれば分かったという事例があるようです。

神話の中に登場する神々は、外国の神話とは決定的な違いがあるようです。それは、神々がそれぞれ仕事を持って働いているということです。天照大御神の仕事は、養蚕、機織り、田植えです。現在でも、皇后陛下が養蚕の儀式をされ、天皇陛下は田植えをなさいます。神社にとっても、お田植祭は神聖な行事です。

これで、神話の中に登場する神々は人であるということが分かるのではないでしょうか。大海原を越え、はるか彼方からやって来て、しかも特別な技術を携えてくれば、古代人にとって、彼らは天から降りてくる神々に思えたのかもしれません。

大勢のユダヤ系の人々や原始キリスト教の影響を受けている人々が日本を訪れている確かな痕跡があり、日本国史学会でも最近、注目されています。そこで疑問に思うのは、なぜユダヤ教やキリスト教が残っていないのだろうかということです。

離散ユダヤ人たちは、世界のどの地域に行っても安住の場所を見つけることはできませんでした。ところが日本に来てみると、天皇から土地が付与され、苗字まで与えられました。技術を持っている人は官職に就くこともできました。中には、天皇の側近になる人もいました。必然的に、日本に同化吸収されていったと考えられます。

ユダヤ教のかなりの部分は、神道に取り込まれています。仏教にも少なからず影響を与えています。また、仏教は中国でキリスト教とゾロアスター教の影響を受けて、大乗仏教になっています。聖書の教えは、デフォルメされた形で日本の人々に伝えられたのではないでしょうか。そのままの形ではなくても、聖書の精神は生きていると思います。

虎の巻という言葉がありますが、トーラースクロールからきています。中世の戦乱の頃までは、聖書の巻物が残っていたかもしれないと想像しています。勧善懲悪という思想が日本にあります。善事を勧め、悪事を裁くというのは聖書の思想です。また、悪いことをしたら、お天道様が見ているとか、天の神様が見ているというような考えも、聖書からきていると思います。

子どもたちに道徳的な教えをするときに、昔から童話や昔話が用いられていますが、そのネタ元は聖書だと思います。桃から生まれた桃太郎は、モーセからきていると思います。赤ちゃんが入るほどのアシの籠を2つ重ね、水が入らないように油紙で巻いてナイル川に浮かべれば、桃に見えます。

力持ちの金太郎は、怪力サムソンからきているのではないでしょうか。花咲かじじいの物語は、キリストの十字架と復活のデフォルメにしか見えないのは私だけでしょうか。

今の時代、リベラル左派が勢力を持ち、世界のマスコミも極端な差別主義者に振り回されています。聖書の精神を否定するような同性婚や性自認が認められるようなことがあってはならないと思います。彼らが狙っているのは家庭の破壊であり、社会秩序の崩壊です。

英国やフランスでは、イスラム教の勢力に押されてキリスト教会が撤退している所もあるようです。今こそ聖書の言葉に立ち、声を大にして叫ぶ時だと思います。

神様は今まで、東の果ての日いずる国を隠しておられました。日本の国の刈り入れの時は来ています。「権力によらず、能力によらず、神の霊によって」(ゼカリヤ4:6)立ち上がらなければなりません。

神は聖徒たちに、この奥義が異邦人の間にあってどのように栄光に富んだものであるかを、知らせたいと思われたのです。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。(コロサイ1:27)

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◇

穂森幸一

穂森幸一

(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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