Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

苦手意識を克服するために 菅野直基

2023年9月22日08時03分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

ある夏の日、バイクで三浦半島に行きました。獲れたてのまぐろ丼を食べて、じっと海を見ながら、砂浜や岩場に座って、祈ったり、いろいろなことを考える時間を持ちました。

波の音、カモメの鳴き声、潮風を感じながら心癒やされ、有意義な時間でした。

一つのことを思い出しました。10代の頃、サーフィンをするために、しょっちゅう海に行きました。泳ぎに自信があったので、浮き輪を持たずに泳ぐこともありました。

ある時、急に風が吹き始め、波が荒くなり、浜辺からどんどん遠くに流されてしまいました。心を落ち着かせながら、必死で2時間近く泳ぎ続けて、やっとの思いで浜辺にたどり着くことができました。

この経験から海が怖くなり、長い時間海から遠ざかっていました。

22才の頃、クルーザーヨットに乗りたくて、小型船舶一級の免許を取得しました。しかし、海恐怖症はなくならず、湖でモーターボートに乗ったくらいで、免許を生かしていません。

久しぶりに海に来て、両手を広げて潮風や水しぶきを全身で感じながら「神様〜」とお祈りしていると、海に対する恐怖が少しずつ消えていきました。

18歳の頃、冬になるとスキーがはやっていました。ドラマの「私をスキーに連れてって」、広瀬香美の「ロマンスの神様」などの影響もあって、誰も彼もがゲレンデに足を運び、スキーが大ブレイクしました。私も、友人たちとスキーに行きました。

ある日、苗場スキー場に行きました。うまい人が多く、ゲレンデの斜度がきつく、尻込みして、ついに滑れないまま帰ってしまいました。その日以来、苗場が私の前で巨大な岩山のようにそびえ立ち、苗場コンプレックスになりました。

今は、どんなスキー場でも普通に滑れますが、長いこと苗場コンプレックスから抜けられませんでした。

ある時、「今なら滑れるかもしれない。そうだ、苗場にもう一度行こう!」と思いました。隣のかぐらスキー場から滑り始め、「ドラゴンドラ」に乗って苗場に行きました。

普通に滑れました。「何~だ!?」と思いました。うれしかったですね。その日以来、苗場コンプレックスは消えました。

人生の中で、失敗をしたり、痛い目に遭ったりすると、「再び傷つきたくない」と考え、同じようなシチュエーションを避けることがあるのではないでしょうか。なかなか立ち直れないものです。

夫婦、友人や恋人、学校、職場、地域などの人間関係で、何らかのトラウマやコンプレックスを持っていないでしょうか。かつては失敗しても、今ならできるかもしれません。

聖書に出てくる「モーセ」は、かつてエジプトでけんかの仲裁を買って出て、一方の人を殺してしまいました。結果、荒野に40年間逃亡しました。しかし、もう一度エジプトに戻って来て「出エジプト」を導きました。

モーセは一度大失敗をしています。どのツラ下げてエジプトに戻れるでしょうか。モーセは、目には見えませんが、神と一緒にエジプトに戻りました。「もし神がご一緒でないなら、私たちを上らせないでください」と神に祈りました。

傷が深ければ深いほど、戻るのに時間はかかります。しかし、神と一緒なら、コンプレックスと苦手意識を払拭することができ、過去の傷から解放され、前に向かって前進することができます。

もし、あなたにコンプレックスがあるならば、神と共に、そのコンプレックスになったきっかけの場所に行ってみませんか。

今日も素敵な一日でありますように。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • 「カラスの勝手でしょう」は正しいか 菅野直基

  • キリストの故に受ける苦しみ 菅野直基

  • あなたは命を宿す器 菅野直基

  • 人生の修羅場の中で 菅野直基

  • ひと時に一つずつ 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.