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「今後10年で10万人の牧師養成を」 スイスで大宣教命令の実現目指すサミット

2023年9月15日16時33分
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関連タグ:世界教会ネットワーク(GCN)スイス
「今後10年で10万人の牧師養成を」 スイスで大宣教命令の実現目指すサミット+
スイス・チューリッヒで4日から6日にかけて開催された「フィニッシュ欧州サミット」(写真:ジェームズ・O・デイビス氏)

スイス最大の都市チューリッヒで4日から6日にかけて、世界宣教について話し合う「フィニッシュ欧州サミット」が開催され、宣教指導者や牧師ら400人近くが参加した。サミットでは大宣教命令の実現に向け、今後10年で10万人以上の牧師を新たに養成する目標を掲げた。

サミットを主催したのは、世界のさまざまな教派の教会70万以上と20年以上にわたって協力し、活動している「世界教会ネットワーク」(GCN、英語)。

GCNは2017年、ドイツのヴィッテンブルク城教会にあるマルティン・ルターの墓前で「フィニッシュ2030」を掲げた。フィニッシュ2030は、2030年の終わりまでに大宣教命令を実現することを目指す取り組み。世界各地のあらゆる教派から600人以上の指導者が集い、大宣教命令を共に完遂することを誓った。

フィニッシュ(FINISH)とは、Find(見つける)、Intercede(とりなす)、Network(ネットワークする)、Invest(投資する)、Send(派遣する)、Harvest(収穫する)の頭文字を取ったもの。

GCNの創設者ジェームズ・О・デイビス氏はサミットで、ビジョンを実現するための期限を設定することの重要性を強調した。

「大宣教命令がいまだに成就していない理由の一つは、私たちが期限を定めなかったからです。フィニッシュ2030は、新しい包括的な戦略を提供します。それは相乗的で世界的な広がりを持ち、私たちが夢見たよりも早く大宣教命令の達成を可能にするものです」

GCNは世界159カ所に「ハブ」(拠点)を持ち、関係の構築や訓練、伝道に焦点を当てた活動を行っている。欧州では来年中に、新たに39のハブを設置する予定だ。

デイビス氏はサミットの中で、今後9年以内に欧州のハブを640カ所まで拡大し、10万人以上の牧師を養成する計画を提案した。

「欧州諸国は、教会を開拓し、指導者の横のつながりを広げ、牧師を養成するのが最も難しい場所です。一方、長年かけて確立された(現在の)フルタイムの働き人の訓練と準備のモデルは、世界のキリスト教会の前例のない成長に追い付くことができず、訓練された牧師や伝道師の著しい不足を招いています」

サミットでは、19人の指導者が6回にわたってセッションを行い、それぞれがフィニッシュの頭文字となっている各テーマについて語った。

参加者は、世界各地にあるハブと、「世界教会神学校」(GCDS、英語)によるオンライン講座を用いて、11万人の牧師を新たに養成することを目標とし、そのための装備を整えるという集団的な目標を設定した。

米ドルー神学校の教授で著作家のレナード・スウィート氏は、教会の福音を広める義務について語った。

「何万もの教会が、主イエス・キリストが与えてくださった宣教命令が気に入らないため、宣教命令を更新してしまったようです。私たちは世界に出て行き、福音を宣(の)べ伝えるよう召されています」

「今日、非常に多くのキリスト教指導者が自分の信仰を疑い、自分の疑いを信じています。今こそ、私たちが自分の疑いを疑い、自分の信仰を信じる時です。私たちはエベレスト山、すなわち大宣教命令を自分のものとし、登って征服するのです」

デイビス氏は、最初のペンテコステの出来事によって誕生した教会の「2千回目の誕生日」を祝うため、2030年6月9日から11日にかけて「エルサレム2030サミット」を開催することを明らかにした。GCNは、最初のペンテコステで救われた3千人に敬意を表し、世界中から3千人のキリスト教指導者をこのサミットに招待する予定だ。

米デイブ・ローバー伝道協会の創設者デーブ・ローバー氏は、「痛みに対する耐性のレベルによって、どこまで大宣教命令に踏み込めるかが決まります」と語った。「あなたを傷つける人々や、あなたを押しつぶそうとする人生の状況があるでしょう。しかし、私たちは救い主イエス・キリストのために、苦しみの傷痕を喜んで負わなければなりません」

福音がまだ伝えられていない「未伝民族」への宣教状況を追跡している「ジョシュア・プロジェクト」(英語)によると、世界には現在、7400近くの未伝民族グループが存在する。その一方で、米キリスト教世論調査会社「バーナグループ」の18年の報告書(英語)によると、米国の教会出席者の51パーセントが「大宣教命令」という言葉を知らないという。同様に、米国文化信仰研究所(ACFI)による17年の調査(英語)でも、米国の教会が伝道を重視していないことが示唆されている。

ナイジェリアの首都アブジャに拠点を置く「アフリカ人宣教伝道ネットワーク」(英語)のオスカー・アマエチナ会長は、米キリスト教メディア「クリスチャンポスト」に寄稿した論説(英語)で、世界宣教は全てのクリスチャンが連帯責任を負うべきものだと強調している。

「伝道は、教会内の活動的なクリスチャンだけのために計画されたものではなく、教会の目的そのものなのです」

「キリストは、この命令を与える以前に、私たちがそれを達成することが可能であることを知っておられました。また、私たちを見捨てないと断言されました(マタイ28:20)。遅れて従うことは、絶対的な不従順にはるかに優るものです。私たちは、まだ何かをすることができます。全てのクリスチャンがほんの少し努力をするだけで、全ての人にイエスのことが伝わるようになるのです」

「世界は、クリスチャンにとって日々困難になりつつあります。キリストの到来と神の国は、福音が世界に広まることによってもたらされます。であるならば、私たちはどうして黙っていることができるでしょうか」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:世界教会ネットワーク(GCN)スイス
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