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万物の終わりが近づき 岡田昌弘

2022年12月1日11時06分 コラムニスト : 岡田昌弘
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何事にも始まりがあれば、終わりがあります。人間の立てる計画はたいていの場合、始まりには希望があり、勢いもありますが、終わりが近づきますと先細りして、勢いがなくなってしまいます。できることなら物事の終わりには、計画全体の良い仕上げとして、完成に向けた最後の努力をしたいものです。

聖書でいう終末時代の完成とは、私たちが信仰生涯の良い仕上げを目指して、神の国とその義を第一に求め、努力することです。「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」(マタイ6:33)

1. 万物の終わり

ペテロ先生は、キリストが愛によって十字架の苦しみを受けられたのと同じ心構えで武装しなさいと教えています(1ペテロ4:1)。

万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。(1ペテロ4:7〜9)

「ある人たちがつぶやいたのにならってつぶやいてはいけません。彼らは滅ぼす者に滅ぼされました。・・・それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです」(1コリント10:10、11)

「万物の終わりが近づきました」とは、2千年前にイエス・キリストが十字架刑で死んだ日に、神による万物の審判における有罪無罪の条件が確定し、キリストが天に上げられて裁きの座に着いているので、今の時代は神のご計画における最終段階にあるということです。

「ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい」を、ギリシャ語原典を参考に解くと、「キリストの十字架刑から万物の審判が始まったのですから、神につぶやいて滅ぼす者に滅ぼされないために、悔い改めて心を整え、身を慎み『欲望のためではなく、神のみこころのために過ごすように』(4:2)して祈りなさい」となります。敵である悪魔に滅ぼされないために、心身を聖別して祈る生活をしなさいという教えです。

心身を聖別して祈る生活の具体的な内容として「熱心に愛し合いなさい。(赦す)愛は多くの罪をおおうからです」「つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい」と勧めています。

キリストの十字架により、今の時代は万物の終わり間近ですから、地上での短い生涯を有効に過ごすため、キリストの苦しみと同じ心構えで悪魔に対抗して武装し、心身ともに聖別して祈る生活をすべきです。

心身の聖別とは、互いに赦し、愛し合うこと、欲望のままにつぶやかないで御心に従い、親切にもてなし合うことです。

2. 賜物の管理者

それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。(1ペテロ4:10)

「働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です」(1コリント12:6)

「同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです」(同12:11)

ギリシャ語原典を用いて解くと、「あなたがたは、それぞれが聖霊の賜物を受けて、神のさまざまな働きをする能力があるのですから、恵みの良い管理者として、互いに賜物を用い、仕え合いなさい」となります。互いに仕え合うために与えられている聖霊の賜物について教えています。

教会の中で、それぞれに聖霊の賜物が与えられています。賜物の良き管理者として、その霊的能力を用いて互いに仕え合うのです。

3. ふさわしい奉仕

語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。(1ペテロ4:11)

ギリシャ語原典を参考に解くと、「語る人は皆、賜物によりみことばにふさわしく語り、奉仕する人は皆、神が備えてくださるそれぞれの賜物の力によって、ふさわしく奉仕しなさい。なぜなら、すべての神に関する働きにおいて、神からの賜物によるふさわしい奉仕であることが証しされ、キリストにより神の栄光と支配があがめられるためです」となります。

神の働きをする人は皆、いろいろな種類の働きに必要な賜物を与えられています。ですから、キリストの栄光が証しされるように、ふさわしい態度で奉仕する必要があります。

まとめ

世界では今、世の終わりの時代と言われています。聖書は今の時代について「万物の終わりが近づいた」と言います。

今自分と大切な人たちのために、最低限しなければならないことがあるはずです。世の終わりに臨んでしなければならないことを明確に語っているのは、聖書だけです。聖書は、御言葉に忠実であること、神の御心のために過ごすことが、世の終わりにあって私たちのすべきことだと教えています。

第1に、互いに熱心に愛し合うこと。赦す愛は、多くの罪をおおうからです。

第2に、つぶやかないで、互いに親切にもてなし合い、それぞれに与えられた聖霊の賜物をよく用いて互いに仕え合い、キリストにあって心を一つにして交わりを保つこと。

第3に、与えられた賜物にふさわしく奉仕すること。それにより、主キリストにあって神の栄光と支配が褒めたたえられるためです。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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