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自分の信仰を押し付けることなく、神の愛を伝えるにはどうしたらよいか

2022年10月22日20時06分 執筆者 : アーサー・マガヒー
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関連タグ:オペレーション・モビライゼーション(OM)ローザンヌ運動イギリス
雑踏/人+
※ 写真はイメージです。(写真:mauro mora)

国連によると、2050年までに世界の3人に2人以上が都市部に住むようになると予測されている。

都市は、世界中でその規模と数を急速に拡大しており、さまざまな文化、世代、信仰が混在するユニークなメルティングポット(人種のるつぼ)となっている。都市は、飛行機に乗らなくても、国境を越えなくとも、世界と出会う機会を私たちに与えてくれる。

ローザンヌ世界宣教会議は、「ケープタウン決意表明」(2010年)で次のように述べている。

都市は人類の未来と世界宣教にとって、極めて重要である。世界人口の半数は、現在都市に住んでいる。都市は、主に次の4つのカテゴリーに当てはまる人々がいる可能性が最も高い場所である。すなわち、1)次世代を担う若者、2)移住してきてまもない、福音がいちばん伝えられていない人々、3)文化形成の担い手、4)貧しさの極みにある人々である。

都市は、限られた地域に多くの人々が住むため、多くの社会的窮乏ももたらす。これは、クリスチャンが神の愛を住民に示し、分かち合うことがより必要となることを意味する。

1950年以降、世界は大きく変化した。今日のクリスチャンが直面する最大の課題の一つは、自分の信仰を他人に押し付けることなく、いかにして信仰を分かち合うかである。

変化する社会

(筆者が住む英国では)過去において、クリスチャンはクリスチャンでない人々と、多くの共通基盤から利益を得ることができた。例えば、権威、セクシュアリティー、真実、聖書の位置付けと妥当性、外的存在が私たちに生き方を示す権利など、ほんの一例にすぎないが、このような共通基盤を持つことができた。しかし、このような基盤は今日、もはや共有されていない。

かつて人々は、誰に責任があるのか、何がルールなのか、そしてどんなときにそれを破ったといえるのかを理解しながら成長してきた。今日、これは「キャンセル文化」「フェイクニュース」「個人の真実」に取って代わられている。

今日、英国の多くの人々は、全国的に合意されたルールの根拠、そして恐らくはルールの必要性にさえ疑問を抱いており、一歩踏み出して自分の考えを共有することを恐れたり、またはそうすることを非難したりする人が多くいる。これが、神がその愛を分かち合うために私たちを召された文化の現状である。

グループ間の違いが大きくなり、グループ間の会話の数が減っていることは、私たちに委ねられている「大宣教命令」に不安の影を落とす。しかしこれは、神の愛を全ての国民と共有するという、私たちに与えられた明示的かつ刺激的な任務である。では、どのようにすれば、不快な思いをさせる危険を冒すことなく、他の人々にイエスについて話すことができるのだろうか。

リーチ・ザ・シティー

バーミンガムは、人口構成において欧州で最も若く、最も多様性のある都市の一つであり、難民や移民を快く受け入れていることもあって、この現代文化が最も顕著に現れている場所といえる。この都市に(筆者が責任者を務める)「リーチ・ザ・シティー」(英語、以下リーチ)は拠点を置いている。

リーチは、国際宣教団体「オペレーション・モビライゼーション」(OM)によるイニシアチブで、クリスチャンが異文化のコミュニティーと宣教を経験できるようにすることを目的としている。リーチは、神の愛を聞いたことのない地域の人々に神の愛を伝え、各国に信じる者たちの活気ある共同体を築くことができるよう、クリスチャンたちを備える手助けをする働きである。

私はリーチを通して、効果的な宣教やキリスト教の伝道活動は長期的なものでなければならず、自分たちの言葉や行動を通して、友人や周りの人々にイエスの愛を持続的に示す必要があることを学んだ。慈悲深く、愛情深いことで誰かを不快にさせることはまずあり得ず、世界と人々の人生に真の変化をもたらそうとするクリスチャンにとって、忍耐はかつてないほど重要な美徳となっている。私たちは種をまくことはできるが、それを成長させてくださるのは神なのである。

誰でも信仰を分かち合うことができる

だからこそ、誰もが自分の信仰を伝えることができる。特定の方向感覚を持っている必要も、最高の神学を持っている必要も、特定の年齢である必要も、エキゾチックな外国に行く必要もない。神は私たちにスキルと個性を与えてくださっており、神は私たちを通してそれらを用いてくださる。リーチは、地域社会であろうと海外であろうと、全ての信仰者が自身のスキルを発見し、神と共にいる場所を見つけることができるよう手助けする働きである。

初めてアフリカに行ったとき、恐怖心があったが、すぐに他の文化に溶け込み、新しい言語を学ぶ喜びを知った。ギニアの聖書学校で、イスラム教徒が多数を占める国での異文化宣教のために訓練を受ける学生たちと共に働いたとき、私は、異なる文化規範に効果的に対応するためには、福音を再構築する必要があることに気付かされた。イエスは社会的、宗教的な規範を超えて、当時ユダヤ人の多くから敵と見なされていたサマリア人の女性と時間を過ごしたのだから、私たちはイエスの例に倣わなければならない。

リーチで過ごした時間によって、私の人生は変わった。地域社会や海外でさらに多くの宣教を行い、イエスについてもっと人々と会話し続けたいという渇望を抱くようになった。文化を超えた新しい友情を築き、私にとってイエスに従う者であるとはどういうことなのかを安全に探求し、経験豊かな宣教師から訓練を受けることができた。ボランティア活動を通して、イエスについて積極的に会話をするような形で神の愛を人々に伝える方法を学んだ。そして今、私は新しい世代の学生たちに、私がこれまでに得た知識を共有することを楽しみにしている。

◇

アーサー・マガヒー(Arthur Magahy)

リーチ・ザ・シティーのプログラムリーダー。バプテスト派の牧師で、14年間地域教会に奉仕した後、妻のニッキー(Nicky)と共に英国バプテスト伝道会(BMS)世界宣教会に参加。15年にわたり、ギニア、ウガンダ、英国で、世界で最も伝道の遅れている国々で奉仕する牧師を訓練してきた。その後、イスラム教に対する理解が深いアーサーとニッキーは、オペレーション・モビライゼーション(OM)に加わり、リーチ・ザ・シティーの責任者となった。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:オペレーション・モビライゼーション(OM)ローザンヌ運動イギリス
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