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TikTok の「失神チャレンジ」で少女2人死亡 「SNSは命取りになり得る」 キリスト教団体が警鐘

2022年7月28日22時43分
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関連タグ:TikTokソーシャルメディアフォーカス・オン・ザ・ファミリー(FOTF)アメリカ
TikTok/ティックトック+
※ 写真はイメージです。(写真:Solen Feyissa)

人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で流行していた「失神チャレンジ」と呼ばれるゲームに参加した米国の少女2人が死亡した事故をめぐり、娘を亡くした保護者らが、アプリを運営するティックトック社と親会社のバイトダンス社を相手取り提訴した。この事故をめぐり、米国のキリスト教団体は、幼い子どもたちが適切な監督なしにソーシャルメディアを利用することによって生じ得る弊害について警鐘を鳴らしている。

米ワシントン州シアトルの法律事務所「ソーシャルメディア被害者法律センター」(SMVLC)は6月30日、TikTok で流行していた「失神チャレンジ」に参加して死亡したララニ・エリカ・ウォルトンさん(当時8)とアリアーニ・ジェイリーン・アロヨさん(同9)の家族の代理人として、カリフォルニア州のロサンゼルス郡高等裁に民事訴訟を起こした。

「失神チャレンジ」は、ユーザーが意識を失うまで自身の首を絞め付け、その様子を映した動画を投稿するゲーム。ララニさんとアリアーニさんは昨年、このゲームに参加して死亡した。

SMVLC側は、子どもたちが TikTok の中毒になった上、ティックトック社が、子どもたちが自らを傷つけるようなコンテンツを推奨していたと主張している。

米保守系キリスト教団体「フォーカス・オン・ザ・ファミリー」が運営するメディア「プラグドイン」(英語)のポール・アセイ上級副編集長は、この問題に目を留め、ソーシャルメディアには「皮肉」が内在していると強調する。

アセイ氏は、米キリスト教メディア「クリスチャンポスト」(英語)に対し、こうしたアプリは、ユーザー同士の友情を深めることを目的としているのと同時に、「ビジネス」でもあると指摘。ビジネスの目的は、「ユーザーを可能な限り巻き込み、関与させ続けること」だと語った。

こうした目的は、アプリを利用する子どもや若者にとって問題となり得るとアセイ氏は言う。また、一般論として、子どもたちは「賢明かつ健全な判断ができる能力」をまだ持ち合わせていないものだと話す。

「ソーシャルメディアは、ある意味で中毒性を持つように作られています。ユーザーをできるだけ長くつなぎ留めるように作られているのです。そして、この悲劇的な事故が示しているように、そのような場で見られるコンテンツは有害であり、危険で死に至る可能性があるのです。特に子どもにとっては」

SMVLC側は訴状(英語)で、TikTok のアルゴリズムが「各ユーザーに対して、そのユーザーが興味を持ちそうなコンテンツを配信する推奨システム」として機能しており、「各人のフィード(コンテンツが表示される場所)は、特定の個人向けにあつらえた独特なもの」になっていると指摘。TikTok のアルゴリズムが、「失神チャレンジ」の動画が若いユーザーに向いていると判断し、子どもたちに参加を促すようにしたとしている。

また、若いユーザーを抑止する適切な警告を行わず、サービスの中毒性や危険なゲームの存在について保護者に知らせていないとも主張。TikTok の製品設計が、少女たちが見ていたような動画に子どもたちを誘導しているとし、損害賠償を求めている。

SMVLCは声明(英語)で、次のように主張している。

「この訴訟は、ソーシャルメディア製品としての欠陥的な設計により、TikTok がユーザーにとって安全ではない中毒性のある製品となってしまったこと、また、TikTok には中毒性があり、ユーザーの健康を危険にさらす可能性のある有害コンテンツを『おすすめ』のページに押し付けてくることを、未成年者や保護者に警告していないことを訴えるものです」

ティックトック社の広報担当者は米ニューヨーク・タイムズ紙(英語)に対し、「係争中の訴訟についてはコメントしかねます」と回答し、同じく「失神チャレンジ」を試みて死亡した10歳の少女について報じる米ピープル誌の昨年12月の記事(英語)で示した過去の見解について触れた。

ティックトック社はその際、「失神チャレンジ」が同社のサービス提供以前からあったもので、TikTok の「トレンド」(流行コンテンツを表示させる場)に入ったことは一度もないと主張。遺族に対しては、「深い哀悼の意」を示し、「ユーザーの安全に対する決意を固く保ち続け」「(「失神チャレンジ」などに)関連するコンテンツを発見したら直ちに削除する」と誓っていた。

TikTok は利用規約上、13歳以上でないと使えないが、少女2人の事件に見られるように、対象年齢よりも幼い子どもたちも利用している状況があることをアセイ氏は指摘する。そして、保護者が子どもたちとこうした問題について話し合い、オンライン上の活動を監督する必要があると話す。

「子どもたちがソーシャルメディアに参加するようになったら、あなた(保護者)も一緒に参加するよう心がけてください。また、ソーシャルメディアに費やす時間(また一緒にやる相手)についても、適切な指標を設定してください」

「その危険性について子どもたちと話し合ってください。そして何より、対話のチャンネルをオープンにすることです。ソーシャルメディアは確かに巨大で強力なインフルエンサーですが、母親や父親はそれ以上に影響力があるのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:TikTokソーシャルメディアフォーカス・オン・ザ・ファミリー(FOTF)アメリカ
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