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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(4月6日):ウクライナ

2022年4月6日13時20分 執筆者 : 奥山実
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関連タグ:ウクライナロシア
英国の1800以上の教会、ウクライナ難民受け入れを表明+
ウクライナ南部と国境を接するモルドバ北部のパランカ村に到着したウクライナ難民たち ©UNICEF/Siegfried Modola

ロシアによるウクライナ侵攻からすでに40日以上がたつ。専門家や米英政府の分析においてすら、当初予測を大きく上回り、ウクライナ軍がロシアの猛攻を凌ぐばかりか、今では逆に攻勢をかけ、首都キエフ周辺など、ロシア軍から奪還する地域もあるほどだ。

現に米英は侵攻直後、キエフは長く持たないと予測しており、ゼレンスキー大統領の海外脱出および亡命政府樹立の呼び掛けまでしていたのだが、ゼレンスキー大統領はその申し出を断り、首都に残り続けたのだ。今考えると、これは無謀というよりも、勝算があっての選択だったのだろう。

目下のような戦局となった要因の一つは、2014年のクリミア併合の体験が今回の紛争において両国に異なる影響を及ぼしたからだと言える。わずか数日でクリミアを掌握した14年の成功体験は、ロシアにとっては慢心となり、ウクライナにとっては国防の意識を高める失敗体験となったのだ。現にウクライナはこの8年で、NATOや米軍の指導のもと、兵士や装備の強化を図っていた。また、東部親露派地域でウクライナ軍は実戦経験を積んでおり、もはやナマクラではなく精強な軍隊となっていたのだ。

加えて14年のクリミア併合は「ハイブリッド戦争」と呼ばれるように、ロシアは、実戦とサイバーの両面攻撃で戦果を上げた。このときのサイバー攻撃によって、クリミアでは電力や通信が遮断され、ロシアの作戦遂行を大きく後押しした。この失敗体験から、ウクライナ側は抜かりなくサイバー対策を実施しており、今回は通信の70パーセント以上が遮断されずに確保されている。

一方、ウクライナの反転攻勢によって明らかになったのが、ロシアによる民間人殺傷のジェノサイド疑惑だ。この惨劇は、キエフ近郊のブチャをウクライナ側が奪還して明らかになった。報道によれば280人の民間人が虐殺されたようだ。このような非道は決して容認できない。速やかな平和の訪れを祈らずにはおれない。

また、国境を超えて近隣諸国に難を逃れる避難民が、すでに国連の最大想定数の400万人を上回り増え続けている。西側のEU圏に脱出するウクライナ難民のことは大きく報じられているが、その一方で、ウクライナにはロシア語話者が数多くいるため、ロシア側に脱出する者も少なくない。これらの難民の受け入れに尽力しているのが、ロシアのキリスト者たちだ。

プーチン大統領は、ウクライナの占領をもくろんでいるが、すべてのロシア国民が同じ考えだというわけではない。ロシア国内にコンタクトを持つあるミニストリーによれば、ロシア内の信者グループは、ウクライナの状況を案じて、共に集まって祈りをささげているという。

またウクライナ軍は、首都キエフ西部のイルピン市をロシア軍から奪還したと発表したが、現在街は戦闘によって引き裂かれてしまっている。イルピンには、多くのキリスト教のミニストリーが活動しており、その一つのスラヴ福音協会は、830人の神学生が在籍する同団体の神学校を持つ。この神学校の建物を、家を追われた人々の避難所として開いていたが、神学校は2度にわたる迫撃砲の攻撃によって完全に破壊されてしまったという。建物は破壊されたが、人々は地下に避難していたため、感謝なことに人身の被害は免れた。

彼らは今も、助けを必要としているウクライナ人に食料を提供するなど、働きを続けている。彼らは「侵略が終わり、多くの人がイエスに希望を見いだすことができるようにお祈りください」と祈りを呼び掛けている。

各国首脳が正しい判断を下すことができるように祈るのは、他でもないわれわれキリスト者の務めだ(1テモテ2:1、2)。敵味方関係なく、首脳たちが正しい判断を下し、速やかに停戦に至るよう祈ろう。紛争地の人々と兄姉たちが守られ「やみの中にこそ輝く福音の力」を、さらに多くの人々に指し示すことができるように祈っていただきたい。

■ ウクライナの宗教人口
正教 61・2%
新教 5・8%
旧教 10・1%
イスラム 1・1%
ユダヤ教 0・2%
無神論 19・5%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ウクライナロシア
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