Skip to main content
2025年10月29日14時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

命を懸けてもよいほどの使命 菅野直基

2022年4月1日19時15分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基

数年前、小学5年生の男の子が自転車で踏切を渡ったところ、電車と衝突し、はねられて死亡する事故が起こりました。その踏切は、警報機と遮断機のない「第4種踏切」でした。

亡くなられた男児の親御さんや親族、友人知人の方々に神様の慰めをお祈りいたします。私が小学校3年生のとき、生まれ育った東京都品川区中延の東急池上線で、警報器はあるけれど似ている「第3種踏切」があり、この事故とほとんど同じシチュエーションに直面しました。私の場合、渡ったのが1~2秒早かったので、間一髪で電車と衝突せず、はねられることがありませんでした。

偶然だったのか。それとも、神が守ってくださったのか。何十年も苦悶(くもん)し、悩み、考え続けてきました。私の出した結論は、「神が私を守ってくださった」との確信です。すぐに「神が守ってくださった」と確信できなかったのは、「神が私を特別扱いするだろうか!?」という疑問と、世の中には、きっと私と同じようなシチュエーションで、間一髪で事故に遭って亡くなった人がいるという現実があるからです。

生と死は紙一重です。1~2秒の違いで今、私がここに存在しているというのは、とても重い現実です。私の命が間一髪で守られた出来事は、これだけではありません。幾つもありますが、特に印象深い出来事があります。

18歳のとき、バイクで東京の環状8号線を直進していました。急に目の前で右折車が曲がってきました。すぐ隣を走っていたバイクは、その右折車と激突して即死しました。私は間一髪避けて、事故に遭いませんでした。

この事故を目の前で目撃し、大きな爆発のような衝突音を聞いたことは、心に焼き付けられて人生の深い傷となり、一人になると苦しみ悶え、悩み続けました。しかし最後は、「神様が私を守ってくださった」という確信に変わり、感謝の祈りをしました。

神様は私にもう一度、さらにもう一度、命を下さった。その与えられた命に、大きな重みを感じます。

聖書には「私はあなたがたのたましいのためには、大いに喜んで財を費やし、また私自身をさえ使い尽くしましょう」(2コリント12:15)と書かれています。「この命を使って、神様と人々のために貢献していかなければならない!」思い出すたびに、心で決意します。

20歳のとき、街で声を掛けられて芸能界にスカウトされたことがありました。神様にお祈りすると「牧師になって、多くの人に神の言葉を語りなさい」という明確な導きを感じました。私は、芸能界への道を諦め、神学校に入学して牧師になる道を選びました。今でも「この決断ができて良かった!」と思います。

今日もこのように皆さんと、文章を通して心を通わしながら神様の言葉を伝えることができて、本当に幸せを感じます。神様は生きておられて、今でも働いておられます。あなたにも、私が経験したような間一髪で守られた経験はありますか。何十年も生きていたら、1度や2度はそのようなことがあってもおかしくはありません。

すぐに思い出せなくても、大なり小なり、危機一髪の経験をされているのではないでしょうか。それを、偶然と考えるか。神の守りと考えるか。その答えは、あなた自身が出さなくてはいけません。

ある無神論の人が、神社仏閣に行ってこう祈ったそうです。「もし神様がいるならば、私に分かるように教えてください」。そのとき、心の中に不思議な安らぎと懐かしい気持ちが湧き上がってきて、子どもの頃、クリスマスに教会に行って賛美歌を歌ったことを思い出したそうです。この方は後日クリスチャンになりました。

この文章を読まれる方の中には、無神論の人も、クリスチャンではない人もいると思います。「そんなことがあるのだろうか?」「偶然じゃないの?」と思われたでしょうか。聖書は、「神は今も生きておられる」と教えます。

あなたも、今日祈ってみませんか。「神様、もし神がおられるなら、私に分かるように教えてください」と。そして、与えられた命を大切にし、命を、与えられた使命のために使い尽くしたいと思います。

「使命」は「命を使う」と書きます。生活のために仕事をするとか、野心を抱いて「見返してやるぞ!」とガンバルような小さなことではなく、「このことのためには命を懸けても惜しくない!」と思えるほどのことを使命と言うのではないでしょうか。

人の真の幸せは、このことのために命を懸けても惜しくないほどの使命を発見し、その使命のために命を懸けることだと思います。あなたには、あなたが考えるよりもはるかに重く大きな使命が与えられているのです。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • 愛の人になれますように 菅野直基

  • 孤独の中での祈り 菅野直基

  • 人を大切にするために 菅野直基

  • 神を見て、神を恐れよ 菅野直基

  • いつも喜ぼう 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(6)恐れずに主の導きに従う 加治太郎

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.