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人を大切にするために 菅野直基

2022年3月11日11時54分 コラムニスト : 菅野直基
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関連タグ:菅野直基

人を大切にするあまり、人を大切にできない現実があるものです。けんかをしたり、裁判をしている人たちを調べてみると、かつては仲が良かった者同士です。戦争している国々を見ると、隣国同士、もしくは内々での内戦です。

かつては仲が良かった者同士が一番の敵になっているケースがほとんどです。なぜそうなってしまうのでしょうか。人を第一にし、人を大切にし過ぎてしまうからです。人を大切にするあまり、見返りがなかったり、失望したときの落差が大きいので、愛が憎しみに変わるのです。

聖書は「何にもまさって神を愛し、神を第一にしなさい」と教えます。神を愛し、神を第一に生きている人につまずきはありません。イエス様は「あなた方は世界の光です」と語られましたが、同時に「光となろうとするな」と語ります。

人は神より少し低い者として造られました。自ら発光して輝く存在ではなく、神の光を反映して輝く光のような存在なのです。自ら発光すると、人はその人にほれ込み、アイドル視し、特別視するようになります。その人と距離があり、その人の光の部分だけを見ているうちは特別な存在ですが、光があるということは影もあるものです。影の部分を見た途端、その落差が大きい分つまずき、失望し、怒りに変わり、関係が壊れます。

人が神の光を反映して生きているなら、その光が神のものであることが分かるので、その人を特別視することはありません。人は皆オンリーワンの存在ですが、それぞれに優劣はなく、その意味で特別な存在はいません。みんな弱く、罪深い存在であると認識するなら、最初から分かっているのでつまずくことはありません。むしろ、弱い存在なので助け合う必要がありますし、罪深い存在なので許し合い、大目に見て受け入れ合うようになります。

人を大切にするためには、神を神と認め、受け入れ、神を中心に人間関係を築くことが必要です。神を信じない人が良い人間関係を築き、神を信じる人が良い人間関係を築けない現実を見ることもありますが、そこには個体差があるので、惑わされないでください。神抜きで成功し、うまくやっている人を見て、うらやましがったり、それに倣らわないでください。

聖書は次のように語ります。

詩篇37編

悪を行う者に対して腹を立てるな。
不正を行う者に対してねたみを起こすな。
彼らは草のようにたちまちしおれ、
青草のように枯れるのだ。

主に信頼して善を行え。
地に住み、誠実を養え。
主をおのれの喜びとせよ。
主はあなたの心の願いをかなえてくださる。

あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。
主は、あなたの義を光のように、
あなたのさばきを真昼のように輝かされる。

主の前に静まり、耐え忍んで主を待て。
おのれの道の栄える者に対して、
悪意を遂げようとする人に対して、
腹を立てるな。

怒ることをやめ、憤りを捨てよ。
腹を立てるな。それはただ悪への道だ。
悪を行う者は断ち切られる。
しかし主を待ち望む者、彼らは地を受け継ごう。

ただしばらくの間だけで、悪者はいなくなる。
あなたが彼の居所を調べても、
彼はそこにはいないだろう。
しかし、貧しい人は地を受け継ごう。
また、豊かな繁栄をおのれの喜びとしよう。

悪者は正しい者に敵対して事を図り、
歯ぎしりして彼に向かう。
主は彼を笑われる。
彼の日が迫っているのをご覧になるから。

悪者どもは剣を抜き、弓を張った。
悩む者、貧しい者を打ち倒し、
行いの正しい者を切り殺すために。
彼らの剣はおのれの心臓を貫き、
彼らの弓は折られよう。

ひとりの正しい者の持つわずかなものは、
多くの悪者の豊かさにまさる。
なぜなら、悪者の腕は折られるが、
主は正しい者をささえられるからだ。

主は全き人の日々を知っておられ、
彼らのゆずりは永遠に残る。
彼らはわざわいのときにも恥を見ず、
ききんのときにも満ち足りよう。

しかし悪者は滅びる。
主の敵は牧場の青草のようだ。
彼らは消えうせる。煙となって消えうせる。

悪者は、借りるが返さない。
正しい者は、情け深くて人に施す。
主に祝福された者は地を受け継ごう。
しかし主にのろわれた者は断ち切られる。

人の歩みは主によって確かにされる。
主はその人の道を喜ばれる。
その人は倒れてもまっさかさまに倒されはしない。
主がその手をささえておられるからだ。

私が若かったときも、また年老いた今も、
正しい者が見捨てられたり、
その子孫が食べ物を請うのを見たことがない。
その人はいつも情け深く人に貸す。
その子孫は祝福を得る。

悪を離れて善を行い、
いつまでも住みつくようにせよ。
まことに、主は公義を愛し、
ご自身の聖徒を見捨てられない。

彼らは永遠に保たれるが、
悪者どもの子孫は断ち切られる。
正しい者は地を受け継ごう。
そして、そこにいつまでも住みつこう。

正しい者の口は知恵を語り、
その舌は公義を告げる。
心に神のみおしえがあり、
彼の歩みはよろけない。

悪者は正しい者を待ち伏せ、
彼を殺そうとする。
主は、彼をその者の手の中に捨ておかず、
彼がさばかれるとき、彼を罪に定められない。

主を待ち望め。その道を守れ。
そうすれば、主はあなたを高く上げて、
地を受け継がせてくださる。
あなたは悪者が断ち切られるのを見よう。

私は悪者の横暴を見た。
彼は、おい茂る野生の木のようにはびこっていた。
だが、彼は過ぎ去った。見よ。彼はもういない。
私は彼を捜し求めたが見つからなかった。

全き人に目を留め、直ぐな人を見よ。
平和の人には子孫ができる。
しかし、そむく者は、相ともに滅ぼされる。
悪者どもの子孫は断ち切られる。

正しい者の救いは、主から来る。
苦難のときの彼らのとりでは主である。
主は彼らを助け、彼らを解き放たれる。
主は、悪者どもから彼らを解き放ち、
彼らを救われる。
彼らが主に身を避けるからだ。

人を特別視することをやめて、神を特別視し、神を何にもまさって愛し、第一にしていきましょう。神は変わることがなく、愛であられ、正義のお方です。この方を中心に生きて間違いはありません。本当の意味で人を大切にする人になるでしょう。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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