Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

人々に好かれるリーダーが、神の喜ばれるリーダーか 加治太郎

2022年2月4日17時18分 コラムニスト : 加治太郎
  • ツイート
印刷
関連タグ:加治太郎

「それゆえ、民の耳に触れ示して、『だれでも恐れおののく者は帰れ』と言いなさい」。こうしてギデオンは彼らを試みたので、民のうち帰った者は二万二千人あり、残った者は一万人であった。(士師記7:3)

聖書に登場するギデオンに関するお話はあまりにも有名で、クリスチャンの方々の多くは既にご存じだと思います。有名な士師記7章2節で神様は、ギデオンの率いる軍隊の数が多いのは、イスラエルの民が自らの力で成し遂げたと誇ることになるからよくないとギデオンに伝えます。神様に信頼して歩み、肉眼で見れば私たち以上の存在に勝利するのは、神様のご栄光を現すことであり、素晴らしいことです。しかし今回は、冒頭で挙げた次の7章3節に注目します。実はそこに、私たちがこの世の中で直面するさまざまな問題に勝利するための知恵が隠されているのです。チームメイトの選択に関する知恵です。

私は信仰を持ち始めてから複数回にわたり、教会のミニストリーやビジネスにおいてリーダーというポジションに導かれたことがあります(今回は、2人が1つになる結婚や家庭に関しては触れません)。私の信仰的な未熟さから来ている欠点も多かったと思いますが、特に人々をチームに迎え入れる知恵が私に欠けていたのは間違いなかったでしょう。つまり、チームメイトをリクルートする際に必要な知恵が欠けていたのです。

では、私たちはどのようなチームメイトを探し求めればよいでしょうか。経験豊かな人でしょうか。才能にあふれた人でしょうか。人気のある人でしょうか。従順な人でしょうか。ここでも、御言葉に知恵を求めることが不可欠です。これを怠ると、後で痛い目に遭うことになります。私は何度もそのような経験をしました。リクルートするための知恵は聖書に満ちあふれるほどありますが、今回はその中の1つに絞りたいと思います。それは、目指す目標に対して恐れるのではなく、勝利を信じて共に歩める人を選ぶことです。

私たちが目標を掲げると、それに対して肯定的な姿勢で協力する人がいれば、反対に否定的な姿勢で非協力的な人もいます。私は後者の人がチームにいたとき、その人を何とかして説得し、引き込もうとたくさん努力しました。また、その人に好かれようと頑張りました。しかし、それらの努力は失敗に終わりました。それは聖書の教える知恵ではないのです。

私たちのすべきことは、勝利を信じて共に励まし合い、前進することのできる仲間を求めることです。このように言うと、この社会、いや教会からも冷たい対応ではないかと批判の声が聞こえてきそうですが、聖書は何と教えているでしょうか。神様はギデオンに「だれでも恐れおののく者は帰れ」と言うように命じました。信仰を持つあなたは、この神様の真実なる忠告にどのように応答しますか。

私たちの導く組織が前進できていない、成長できていない、繫栄できていない理由は何でしょうか。人間関係にあると既に気付かされていても、何をしたらよいか分からないのであれば、まずはあなたのチームメイトの考え方や姿勢を見直すことをお勧めします。

あなたが信仰をもって歩み続け、最善を尽くしているにもかかわらず、あなたの足を引っ張り、あなたを見下し、あなたの代わりにリーダーになるんだと必死に頑張り、あなたを裏切ろうとしている人はいないでしょうか。あなたの成功をねたんで協力を拒むようになった人はいませんか。特に理由もなくあなたのことが嫌いで協力を拒む人はいないでしょうか。あなたのことを信頼できずにあなたの言う一つ一つのことに文句を言い、誠実に努力するあなたを邪魔する人はいないでしょうか。あなたのことを信頼せずに、あなたがリーダーのポジションから外れることを願い、ただただすべての責任を取るようにあなたに迫る人はいないでしょうか。

私はこのような人々の期待に応えるために、頑張りました。しかし、この姿勢は神様の教えられている知恵ではないのです。むしろ、あなたと共に成功や勝利を信じることができない人々は、それぞれの場に帰るように促すことが、神様の教えられている知恵なのです。リーダーとしては厳しい選択ですが、神様が私たちに備えられた豊かで満ちあふれるご計画(参照・ヨハネ10:10)を全うするためには必要な決断でしょう。

神様があなたのために立てておられる素晴らしい豊かなご計画は、あなた一人で成し遂げられるものではありません。今もう一度、神様の知恵により、チームメイトを見直すことが必要かもしれません。たとえ少人数の組織であっても、共に勝利と成功を信じて歩むなら、大きな壁や難題にも勝利することができるのです。

GOD BLESS YOU!!!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:加治太郎
  • ツイート

関連記事

  • イスラエルの民の荒野の40年は、クリスチャンの歩むべき道として正当化できるのか 加治太郎

  • 敵を愛することで、本当にすべての問題は解決されるのか 加治太郎

  • クリスチャンたちを通して豊かに働かれる神様の愛 加治太郎

  • 私たちが直面する試練は、神の主権によるものか 加治太郎

  • 厳しい状況に直面したとき、まずどこに行くか 加治太郎

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.