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イスラエルの民の荒野の40年は、クリスチャンの歩むべき道として正当化できるのか 加治太郎

2022年1月21日20時59分 コラムニスト : 加治太郎
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「主よ、あなたの敵はみなこのように滅び、あなたを愛する者を太陽の勢いよく上るようにしてください」。こうして後、国は四十年のあいだ太平であった。(士師記5:31)

私たち信徒が歩む日々は、次のステージへの準備期間です。神様が私たちにご計画された満ちあふれるほどに豊かな人生(参照・ヨハネ10:10)への次のステップが、あらかじめ備えられています(参照・エペソ2:10)。キリストもこの地上でのミニストリーを開始する前に荒野で40日間悪魔に誘惑され、権威をもって勝利しました(参照・マタイ4:1~11)。

イスラエルの民は40年の時を荒野で過ごしましたが、なぜ40年間も荒野で過ごす必要があったのでしょうか。それはイスラエルの民の不信仰が原因でした(参照・民数記14:33)。12人のスパイが派遣されたとき、約束の地は目の前にあったにもかかわらず(参照・民数記13:1)、入るまでには40年もの時間が必要だったのです。物理的には、エジプトからカナンまでわずか11日間の道のりでした(参照・申命記1:2)。もし11日÷(40年×365日)=1/1327・27の短期間で、私たちのためにご計画された豊かな人生を受け取ることのできる信仰の道があるとすれば、皆さんはどちらを選択しますか。信仰のない人が40年かかることを、私たちは信仰によって2週間以内で成し遂げることができるのです。

しかし残念ながら、ほとんどのクリスチャンが無意識にも、意識的にも不信仰の道を今も選択しています。その原因の一つは、日本の多くの教会でこの40年の歩みについて、クリスチャンの準備期間として必要なものであるとのメッセージが語られていることです。そのようにして、実際にほとんどの信徒たちが約束の地を得られないままでいます。それでは、私たちはどうすればブレイクスルーまでの時間を短縮することができるのでしょうか。

正直なところ、私も皆さんと同じように成長のプロセスを経ている者ですので、すべてを完全に理解したとは言えません。しかし、私の信仰の体験から確かに言えるのは、キリストが体験したように、与えられた権威を用いて悪魔に勝利し続ける知恵を自分のものとし、日々の信仰生活で適用し続けることが何よりも大切だということです(参照・ルカ10:19)。悪魔はどこでその姿を見せるのでしょうか。その一つは、私たちの恐怖の感情です。悪魔が根底である恐怖の感情に勝利して、前進し続けることが、ブレイクスルーまでの道のりを縮める鍵なのです。実際に、恐怖の感情の根底にある悪魔を信仰により足元に置いて、悪魔が破壊された(参照・ローマ16:20)幻を見ることが大切です。つまり、知るだけでは不十分だということです。

ここで大きなポイントがあります。それは、恐怖の感情には大きく分けて2つあるということです。一つは、意識できるもの、もう一つは、無意識のうちに繰り返し、幼少期を含め長い間習慣化されているものです。前者は気付きやすいので比較的取り組みやすいのですが、後者は見つけるのにも一苦労します。

しかし、後者の恐怖についても、その覆いを取り剥がす知恵があります。この恐怖の正体を知るためには、神様と、聖霊様との親しい交わりの中で、その御声を聞くことが大切です(参照・ヨハネ10:27)。ある日突然、神様に「教えてください!」と言っても分かることではありません。聖霊様の御声を聞けるように日々御言葉に親しみ、祈りを通じて神様とコミュニケーションを取り、実生活で御言葉を適用するなどの訓練が必要です。見たことのない番号から電話がかかってきたとしても、よく知っている相手であれば誰であるかすぐに分かるのと同じように、神様の御声を聞く訓練が必要です。

この無意識の恐怖については、仕方のないこととして諦めてしまっている場合が多くあります。例えば、幼少期に親から不当に叱咤(しった)され続け、目上の人に意見を伝えることに過度な恐れを感じている場合があります。これは、放っておいてよいことでしょうか。問題を正しく解決する知恵を得ることができれば、道は開かれます。エジプトの内閣総理大臣に昇進したヨセフは、ファラオ王の前で夢を解き明かし、当時のエジプトが直面した問題を解決する知恵を示しました(参照・創世記41章)。

神様が与えてくださった夢やビジョンがいつまでたっても成就されずに平安を失い、何かが変わらないといけないと示されているでしょうか。そうであれば、まずは無意識のうちに習慣化している、恐怖に対する対処方法を見直すことをお勧めします。キリストがそうであったように、私たちがブレイクスルーを体験するためには、悪魔に勝利して歩み続けるための知恵とその適用が不可欠です。神があなたにご計画された夢やビジョンの成就の恵みを、信仰生活で受け取りましょう!

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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