沖縄県名護市辺野古沖で研修旅行中の生徒らを乗せた船2隻が転覆し、船長1人と女子生徒1人が死亡した事故で、第11管区海上保安本部は25日、生徒らが通う同志社国際高校(京都府京田辺市)を家宅捜索した。同校を運営する学校法人同志社が28日、ホームページで発表した。
同志社は、「本事態を厳粛に受け止め、当局による要請に全面的に協力してまいります」とコメント。「関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。
共同通信によると、死亡した女子生徒の遺族が、業務上過失致死傷などの容疑で、同校の校長ら4人と、船を運航していたヘリ基地反対協議会の共同代表ら7人の計11人を刑事告訴した。学校側は校長、学年主任、引率教員2人が、協議会側は共同代表や海上行動の責任者らが告訴された。
事故は3月16日に発生。日本基督教団佐敷教会(沖縄県南城市)牧師の金井創(はじめ)氏が船長を務めていた「不屈」が初めに転覆し、その後、救助に向かった「平和丸」が約2分後に転覆。金井氏と平和丸に乗船していた女子生徒が死亡し、生徒12人と乗組員2人の計14人が負傷した。
第11管区海上保安本部は3月、ヘリ基地反対協議会の活動拠点だったテントや事務所のほか、佐敷教会を家宅捜索。5月には内閣府沖縄総合事務局が、海上運送法に基づく事業登録をせずに生徒らを運送していたとして、金井氏を同法違反容疑で刑事告発している。

















