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榮義之牧師「希望の声」(28)・・・さあ、目を上げて

2009年1月8日12時43分
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榮義之牧師+
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さあ、目を上げて、あなたがいるところから北と南、東と西を見渡しなさい。(創世記13:14)



 大きな期待に、喜びに、心躍る毎日をお過ごしでしょうか。



信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。(ヘブル11:1)



 信仰とは、望んでいることがらを、目に見えないものを、目標として設定することです。ビジョンをもつとは、信仰の目を上げて見ることです。



 私たちは自分を見つめ、周りを見、横を見、下を見ます。そして、つぶやいたり、不平を言ったり、つまずいたりするのです。しかし、聖書は、「さあ、目を上げて、見渡しなさい」と勧めています。そうです!目を上げて、父なる神を見るのです。イエス・キリストを見ることが大切です。



 ある時、キリストの弟子たちが船に乗って、ガリラヤ湖をこぎ渡ろうとしました。ところが途中で大風になり、船は波にのまれて、沈みそうになりました。その時、キリストは波の上を歩いて、弟子たちの船へと近づいてきました。弟子たちは幽霊だとおじ惑いましたが、キリストが「わたしだ。恐れることはない」と語りかけられました。



 それを聞いた弟子の一人ペテロは、「主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください」と言ったのです。「来なさい」と言われたペテロは、波の上に足を下ろし、歩きだしました。ところが、彼はすぐキリストから目を離し、波を見てしまいました。その瞬間、ペテロは沈みかけ、「主よ。助けてください」と叫んだのです。



 ペテロが主を見つめた時、嵐の海をさえ、歩くことができました。しかし、キリストから目を離した瞬間、沈みかけたのです。



 今日、あなたは何を見つめて生きておられますか?自分の弱さや人の欠点、問題や悩みだけを見つめているのなら、沈んでしまいます。



 さあ、目を上げて、神を信じなさい!



 困難があり、悩みや戦いがあっても、その中から見上げる時、勝利は輝くのです。ペテロがキリストを見つめた時、嵐の海を歩くことができたように、あなたが今いる所で目を上げて信仰をもつなら、あなたも勝利者になれるのです。



 もう一つは、北と南、東と西を見ることです。つまり、狭く見るのではなく、広く見ることです。大きく見ることが祝福をもたらすのです。今日、人のあら探しばかりしてはいませんか?自分の欠点ばかり見つめていませんか?



 信仰なしに、ビジョンはありません。信仰なしに、祝福も成長もありません。信仰は「未来を先取りする」ことです。できると信じる心、できると考えることです。イエス・キリストは死にさえ勝利してよみがえられました。このイエス・キリストを信じる信仰こそ、世界で最も大きな力です。



 ある種のハチは、羽の面積や空気の振動数などを調べると、力学的には飛行不可能のはずなのに、現実には平気で飛んでいるそうです。飛べないはずのハチが、現実には飛んでいるのです。面白いことですね。



 あなたが、自分の現実や弱さを嘆いている間は、何も起こりません。しかし、イエス・キリストを信じて、できると信じるなら、何かが始まるのです。それが、神によって与えられた幻であれば、達成不可能と思える目標にも、信じることによって、到達できるのです。



 イエス・キリストは、今日も生きておられる神です。信じる者に、大きな希望と目的を与えてくださる救い主です。あなたの心と体に、救いと解放を与え、あなたの人生を成功に導いてくださる勝利の主です。



 いかがでしょうか。今日、あなたもイエス・キリストに、あなたの人生をゆだねてみませんか?そして、大きな希望をもって、人生を生きてください。



 あなたの人生は変わります。無限の可能性があなたの前に広がり、開かれていくことでしょう。今の状態がどんなに惨めであっても、行き詰まっていても、必ず大きな祝福の門が開かれていくことでしょう。



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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