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英国の教会、4割以上がオンライン化で礼拝出席者増 規制解除後も対面式と併用

2021年7月26日17時19分
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※ 写真はイメージです。(写真:Unsplash / Maxime)

コロナ禍で礼拝をオンライン化したことにより、英国では多くの教会で出席者の増加が見られたことが最近の調査で分かった。

英保険会社「エクレシアスティカル・インシュアランス」(EI)の調査報告によると、調査対象となった教会のほとんどは新型コロナウイルスの感染拡大後、信者と連絡を取り合うために新しい媒体を使うようになった。それによると、大多数(93%)の教会は昨年3月以降、インターネットのテレビ会議サービス「Zoom(ズーム)」を用いて公開イベントやオンライン会議を開催。60%はフェイスブックを利用し、5%はユーチューブを利用したという。

このうち43%の教会指導者は、これらのオンラインプラットフォームを利用した結果、礼拝の出席者が増加したと報告した。また、約3分の2(62%)は、コロナ禍による規制が解除された後もストリーミング配信を継続する予定だとしている。

調査はEI社の委託を受け、英国聖書協会が5月に実施し、英国国教会やバプテスト、メソジスト、カトリックなどの教会指導者約1100人からの回答に基づいている。EI社の教会部門責任者を務めるマイケル・アンゲル氏は次のように述べている。

「教会は多くの国民にとって非常に大切な存在で、共同体意識とそれに伴う一体感を維持することがコロナ禍において生命線となっています。さまざまな感染防止策のため物理的に集まることができず、多くの人が在宅生活や都市封鎖で孤立を経験する中、信者たちと連絡を取る上でこれらの媒体の人気が極めて高いことが浮き彫りになっています。今は多くの教会が再開していますが、教会が新しい媒体を用いて、新しい来会者と以前からいる方々の双方を迎えようとしていることに励まされています」

調査報告によると、オンラインへの移行には多くの教会が経済的な投資を必要としており、半数以上(56%)の教会がオンライン化のために新たな機材を購入したと回答した。そのうちの55%が、機材購入のために500ポンド(約7万5千円)以上を投資しており、費用の約半分は音響機材に、残りはカメラに投資したという。また、3分の2近く(62%)の教会が礼拝のストリーミング配信をサポートする機材を購入したとしている。こうした機材購入のための財源は、7割近く(69%)の教会が貯蓄を使用したとする一方、3割(30%)は寄付金でまかなったとしている。

オンラインへの移行は多くの教会指導者にとって技術的な飛躍でもあった。半数以上(57%)の指導者が機材のセットアップに助けが必要だったと答えた一方で、指導者の4分の3近く(73%)は信者からサポートを受けたと答えている。

英国の国指定建造物に指定されているセントエドマンズ教会(ノーフォーク州タバラム、英国国教会)は感染拡大後、礼拝と聖餐式のストリーミング配信を始めた。同教会のポール・シーブルック牧師は、この変化が信者とのつながりを保つ助けになったと言う。

「今回の都市封鎖は多くの人々にとって非常に困難なもので、教会に出席できないことはこの地域の人々に大きな影響を与えました。感染拡大前から行っていたように神を礼拝し、共に学ぶことができるようにしたかったのですが、ストリーミング配信はそれを可能にしてくれました」

同教会では、礼拝をストリーミング配信するだけでなく、コーヒーモーニングや聖書研究会を毎週、ズームを使って行ったという。また、フェイスブックを活用して、信者たちによる祈祷文の朗読や幼児向けの音楽とダンスのクラスも開くなどした。同教会にとってオンラインへの移行はポジティブな変化で、遠方からの視聴者も歓迎できるようになったとし、シーブルック牧師は次のように話す。

「パンデミックが最もひどかった時期には、教会のフェイスブックページに1日100件以上のアクセスがありました。以前の10倍です。英国内はもちろん、遠くは米国のアリゾナ州からもアクセスがありました。ソーシャルメディアを利用することで、毎週、実際の教会のドアから入ってくる人よりも多くの人にメッセージを届けることができましたので、今後も続けていきたいと思っています」

「私たちはオンライン礼拝の効果を実感し、より質の高いものを提供するために新たな設備を導入しました。しかし、私たちの教会はすべての人のためにあるという事実を見失ってはいません。また、すべての人がインターネットにアクセスできるわけではないということも事実です」

コロナ禍により大きな困難と変化を経験したにもかかわらず、シーブルック牧師は将来を楽観視している。

「私たちは何よりもまず地域社会のための教会です。パンデミックの間も私たちの牧会の働きが止まったわけではありません。私たちはフードバンクなどの支援を必要としている人たちが増えていることを目の当たりにしてきましたし、もっと困っている人たちに寄り添うよう地域社会に働き掛けてきました。昨年の今頃に比べれば、確かに希望はあります。主がこの困難な時期から私たちを自由と新たな始まりへと導いてくださることを期待しています」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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