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東日本大震災(3・11)

祈り続けて10年、鎌倉で3宗教合同の「東日本大震災追悼・復興祈願祭」

2021年3月12日15時09分
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関連タグ:東日本大震災鎌倉宗教者会議神道仏教カトリック教会日本聖公会日本基督教団
祈り続けて10年、鎌倉で3宗教合同の「東日本大震災追悼・復興祈願祭」+
鶴岡八幡宮の舞殿でキリスト教の祈りをささげるキリスト教の司祭・牧師ら=11日

神奈川県鎌倉市内の神道、仏教、キリスト教の3宗教合同による「東日本大震災追悼・復興祈願祭」が11日、同市の鶴岡八幡宮で行われた。震災発生の翌月に第1回を開催して以降、3宗教が持ち回りで会場を提供し合い、毎年3月11日に行ってきた。震災から10年となった今年は11回目の開催で、キリスト教関係者を含め宗教者約70人が参加。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参加は関係者や報道陣のみに限定したが、模様をインターネットで生配信するなどした。

地震発生時刻の午後2時46分には参加者全員で1分間黙祷。その後、3宗教がそれぞれの祈りをささげた。「キリスト教の祈り」には、カトリック教会、日本聖公会、日本基督教団から4人の司祭・牧師が参加。カトリック雪ノ下教会の古川勉主任司祭による進行のもと、旧約聖書のヨブ記19章25~27節、新約聖書のコリントの信徒への手紙二4章10~14節を朗読し、日本基督教団大船教会の松下道成牧師が震災10年を迎えての祈りをささげた。

松下牧師は祈りの中で、死者1万5899人、行方不明者2529人、関連死者3739人、避難者4万1241人など、震災の犠牲者・被災者を示す具体的な数字に言及。「この10年を分かったように語ることはできません。『傷を癒やすには十分な年月です』、そのように誰が言えるでしょうか」と、10年たった今も多くの人々が苦しみ続けていることに心を向けた。

祈り続けて10年、鎌倉で3宗教合同の「東日本大震災追悼・復興祈願祭」
震災10年を迎えての祈りをささげる日本基督教団大船教会の松下道成牧師

その一方で、さまざまな試練、困難が実存する世界であっても、神がその初めから愛し、肯定し続けている世界でもあると指摘。人間の望みや思いを超えた、深く慈しみにあふれた世界があることを知らされると語った。その上で、死からよみがえったイエス・キリストの復活の希望を強調。「悲しみは悲しみで終わらない」「死は確かに主のいのちにのみ込まれた」とし、「共に祈ることが、私たちを一つに結び合わせてくれる」「希望を失ってしまった人々の心に、祈りを通してあなたの愛と希望が確かに注がれる」と伝えた。

その後、古川司祭が「主の祈り」を唱え、日本聖公会鎌倉聖ミカエル教会の北澤洋(ひろし)司祭が「結びの祈り」をささげた。北澤司祭は、被災者らに神の励ましと導きがあるよう願うとともに、「私たちが常に、これらの人々のことを心に留め、主が示された愛の御姿を持って、彼らと共に歩んでいくことができますように」と祈った。

例年は「アメイジング・グレイス」や「いつくしみふかき」などの賛美歌を、他の宗教者も含め参加者全員で斉唱するが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため歌われなかった。

祈り続けて10年、鎌倉で3宗教合同の「東日本大震災追悼・復興祈願祭」
祈願祭の始めに神道や仏教の宗教者と共に列を成し、鶴岡八幡宮の舞殿に向かうキリスト教の司祭・牧師ら

今年の会場となった鶴岡八幡宮は、震災発生1カ月後の2011年4月11日に開催された第1回以降、会場となるのはこれが5回目。キリスト教では、カトリック雪ノ下教会が過去3回、会場として用いられている。

主催する鎌倉宗教者会議によると、東日本大震災の追悼・復興を祈り求める祈願祭は、震災10年となった今年の開催で「一つの区切り」にするという。しかし、東日本大震災以外にも自然災害や新型コロナウイルスなど、さまざまな状況により苦しむ人々が多くいるとし、今後は3月11日を被災地だけでなく、その他の自然災害に苦しむ人々にも心を寄せ、祈る日としていく計画だという。

関連タグ:東日本大震災鎌倉宗教者会議神道仏教カトリック教会日本聖公会日本基督教団
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