Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化
  3. 全般

こんな時代だからこそ、福音落語でみんな笑顔に ライブ配信にも挑戦

2020年11月15日19時01分
  • ツイート
印刷
関連タグ:露のききょう(新居由樹)福音落語落語
こんな時代だからこそ、福音落語でみんな笑顔に ライブ配信にも挑戦+
福音落語を披露する祝福亭一麦さん=7日、大阪クリスチャンセンターOCCホール(大阪市)で

上方落語の大御所といわれた故・二代目露の五郎兵衛の長女で、福音落語家として活躍する露のききょうさんらが出演する「ミニ・ゴスペル落語会」が7日、大阪クリスチャンセンターOCCホール(大阪市)で開催された。新型コロナウイルスの影響で例年6月ごろの開催時期をずらし、定員も本来の300席から100席に減らして「ミニ」としたが、初の試みとしてオンラインでのライブ配信に挑戦。露のききょうさんは芸能生活40年と落語生活20年の記念の会でもあり、古典落語と福音落語の2席を披露し、会場は笑いに包まれた。

福音落語は、露のききょうさんの父で師匠でもある露の五郎兵衛が、教会の敷居を下げ、一人でも多くの人にキリスト教のことを知ってもらおうと開拓した分野。父の召天後、露のききょうさんは日本で唯一のプロの福音落語家として演目を増やし、大阪クリスチャンセンターとの協力により、落語好きの牧師や信徒を集めて2014年からこの会を始めた。すでに初夏恒例の会として定着しており、ファンからの熱い要望に応えて東京でも4年前から度々開催している。

この日は、露のききょうさんのほか、常連メンバーの中から、ききょうさんの双子の妹で「おしゃべり賛美家」として活躍する菅原早樹さん(単立西宮北口聖書集会教師)、祝福亭一麦さん(活けるキリスト一麦西宮教会牧師、本名・坂口将人)、太神楽(だいかぐら)曲芸師でクリスチャンの豊来家(ほうらいや)大治朗さんの4人が出演した。

こんな時代だからこそ、福音落語でみんな笑顔に ライブ配信にも挑戦
福音落語家の露のききょうさん

露のききょうさんの1席目は、物知りのご隠居さんから聞いた「鶴の名の由来」を、自分をばかにする仲間に話して驚かせようとする古典落語の「つる」。「首長鳥の雄(おん)が『つー』と飛んできて、浜辺の松へ『る』と止まったんや。その次に雌(めん)が・・・」。冗談を間に受けて仲間に意気揚々と話し始めたものの、最後まで話が続かずに果ては泣き出してしまうというおっちょこちょいぶりとききょうさんの絶妙な掛け合いに、マスクを着けた客から何度も笑いが漏れた。

菅原早樹さんは「こんな時代だからこそ」と、賛美歌「主イエスのみそばに」を賛美。続いてオリジナル賛美「主イエスの愛と恵みによって」と、賛美歌「歌いつつ歩まん」の歌詞を若い人にも歌いやすいように再翻訳した「歌いながら行こう」の3曲を歌い上げた。

こんな時代だからこそ、福音落語でみんな笑顔に ライブ配信にも挑戦
「おしゃべり賛美家」の菅原早樹さん

祝福亭一麦さんは、現役牧師らしく信徒からの人生相談を牧師が受ける場面から噺(はなし)を始めた。自分の条件に合った職が見つからずに悩む若い男性信徒に、牧師はなぜか動物園の檻(おり)の中で一日中トラのふりをするという奇妙な職を紹介する。男性はしぶしぶ紹介状を受け取って動物園へと向かい、とりあえずトラの皮をかぶって檻に入るが・・・。ぎこちない「トラ」と、それでも本物と信じ込む来園者とのやりとりを面白おかしく演じると、会場は笑いに包まれた。

次に、軽快な囃子(はやし)の音と共に舞台に登場したのは、太神楽曲芸師の豊来家大治朗さん。片手に和傘を持ち、まりを上に放り投げると、傘の上でまりが勢いよく回り始めた。金輪や四角いマスの傘回しや、顎と額にそれぞれバチを立て、顎の上のバチに乗ったまりを、手を使わずに額の上のバチに移動させるバランス芸など、難易度の高い曲芸を次々と披露した。最後は、日本で唯一、大治朗さんしかできないという軽業「剣の輪くぐり」を披露。8本の剣の刺さった輪の中を見事くぐり抜けると、一際大きな拍手が上がった。

こんな時代だからこそ、福音落語でみんな笑顔に ライブ配信にも挑戦
太神楽曲芸師の豊来家大治朗さん

トリの福音落語で露のききょうさんは、お伊勢参りに行く若者2人が悪いキツネに何度もだまされるという演目「七度狐(ぎつね)」に福音のメッセージを取り入れた。2人が夜道で山寺を見つけ、尼さんに一夜の宿を求める場面では、代わりに教会とシスターが登場。下の村でその日亡くなった高利貸しの老婆が化けて出るという設定だが、シスターはその老婆も死ぬ直前に熱心なクリスチャンの息子の影響で信仰を持ったと話し、「私たちクリスチャンというのは、死んですべて物事が終わりというのではなくて、死んだら天国、神様のみもとに帰るということになっておりまして」と2人に説明し出す。幽霊に化けたキツネに2人が伊勢音頭を歌わされる場面では、「ここは教会やさかいにな、賛美歌歌え〜」。若者2人のとぼけた掛け合いが、会場の笑いを何度も誘っていた。

露のききょうさんは、「やっていいものかどうか悩みましたが、結果的に言うと、やってよかったかな、と思います。ご覧いただいた方も、演じる方もいろいろな思いが交錯する中、みんなが楽しめた会だったと思います」と話す。「特にライブ配信は、東北からご覧くださった方もあり、普段ご覧いただけない方にも見ていただける良い機会だったと思います。来年も、どういう形になるか分かりませんが、ぜひまた開催して、クリスチャン以外の方や若い方にも、もっともっと見ていただきたいですね」と意気込みを語った。

関連タグ:露のききょう(新居由樹)福音落語落語
  • ツイート

関連記事

  • 古典芸能で魅せる聖書の世界 ゴスペル落語会 in 東京

  • ついに、東京でも実現 「ゴスペル落語会in東京」 露の五郎兵衛の次女・菅原早樹さん

  • 「神様、えらいすんまへん」「ほな、助けたろか」 大阪でプロの落語家と牧師らによるゴスペル落語会

  • 本職は「西洋坊主」 素人落語家・濱の家真砂

  • キリスト教をテーマにした幻の落語「禁酒運動」とは? クリスチャン落語家・露のききょうさんに聞く

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.