キリストの“福音”に立ち帰ろう 万代栄嗣

2020年11月9日10時56分 コラムニスト : 万代栄嗣 印刷

私は今、あなたがたに福音を知らせましょう。…私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは…次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。その後…使徒たち全部に現れました。そして、最後に、月足らずで生まれた者と同様な私にも、現れてくださいました。(1コリント15:1~8)

2020年は、コロナウイルスがすべてであってはいけません。イエス様に目を向けてまいりましょう。救い主イエス・キリストが備えてくださっている恵みをしっかり頂き、2020年を締めくくりたいと思います。

脳科学や心理学において、人間の無意識な潜在意識が、人生に大きな影響を与えるということが分かっています。さらに最近の研究では、他人に対するネガティブな思いが心の中に入ると、主語が他人ではなく自分になってしまい、その結果、自分を苦しめるようになることが分かりました。冷静に考えているつもりでも、悪い考えによって毒されるのは自分の心であり、深刻な影響を受けるのは自分の命なのです。コロナに振り回され大変な1年だったと、事実を表現しているだけのつもりでも、心の中ではいつの間にか私の人生はつまらない、何もかもうまくいかないと、本当に自分の人生を台無しにしかねません。

クリスチャンとして感謝して喜ぶことが幸せの秘訣であることは明らかです。聖書の中には「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました」(ローマ5:20)と約束されています。闇の力が増し加わるように感じるときは、それ以上の神の恵みやイエス・キリストの救いの力、聖霊の助けが鮮やかに働くのです。福音(Good News / よき知らせ)を頂いていることを感謝しましょう。

コリント人への手紙の著者パウロは、手紙の終わりが近づいた15章の中で、絶対に忘れてはならない「福音」に立ち帰ろうと書いています。

1. 福音に目を向ける

私たちは普段の生活で、豊かさに目が行きがちですが、ひとたびコロナウイルス感染症のような疫病や問題に取り込まれると、命の源泉を見失ってしまいます。神様から命を与えられ、日々元気に歩んでいくという基本に立ち返り、イエス・キリストの福音を絶対に忘れてはなりません。

2. 福音は幸せと救いの土台

神を信じない人は、幸せになる根拠、土台を持たず、ただ幸せになりたいという願望だけを言っています。しかし、私たち自身がイエスを信じて祈り、クリスチャンとして立っているならば、必ず救いは完成します。福音とは、イエスの救いの約束であり、私たちの幸せの土台なのです。

3. 福音の中身はイエス・キリスト

福音の語っている中身は何でしょうか。それは、イエス・キリストのことです。自分の力では到底清めることのできない罪を、イエス・キリストが身代わりとなって清めてくださいました。イエス様が十字架上で死に、死の力を打ち破ってよみがえられたことにより、私たちは永遠の命につながる者となったのです。

4. 私たちに出会ってくださる救い主

パウロが、かつて教会を迫害していた自分を恥じて「月足らずで生まれた者と同様な私にも、現れてくださいました」と語ったことは、私たちにも当てはまります。いい加減なこの私でさえも救ってくださるという福音のお言葉に感謝します。

私たちは、不平不満や欠乏感で悲しむよりも、今与えられている神の豊かな恵みを数えましょう。私たちには、福音が与えられています。

万代栄嗣

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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