世界宣教祈祷課題(10月22日):スーダン

2020年10月22日10時06分 執筆者 : 奥山実 印刷
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スーダンの首都ハルツームの様子=2006年4月(写真:ニュージーランド国防軍)

過激なイスラム主義のバシル独裁政権失脚後、政治的空白状態にあるスーダンの平和と信教の自由のための祈りを、2月の祈祷課題でお願いしたが、喜ばしい祈りの答えをご報告したい。

8月31日、新政府と反政府グループとの間で和平協定が調印されたのだ。これで、2003年以降、30万〜50万人の死者を出した内戦が事実上終結した形となる。

調印には「国家は国教を定めてはならない」との文言が盛り込まれ、明確な政教分離原則がうたわれた。これにより、過去30年にわたって、独裁者バシルのもと国民を苦しめた厳格なシャリア法の影響は、法制上は完全に排除されることになる。

また31日の調印の4日後、スーダン政府は、南部の反政府勢力「北部スーダン人民解放運動(SPLM-N)」とも、仲介国エチオピアの首都アディスアべバで、和平合意の調印に達した。これには昨年ノーベル平和賞を受賞した、聖霊派の熱心な信者、エチオピアのアハメド大統領の尽力もあったのだろう。

今後、スーダンがアフリカ諸国の自由と民主主義を標榜する国々のモデルとなることを願ってやまない。

これでスーダンのキリスト者が法的に不条理を被ることはなくなったかもしれないが、彼らは、ムスリムからキリスト教に改宗しようとするとき、家族や身内から厳しい迫害を受ける。

スーダンの伝道と救霊のために、特に大きなリスクを取って改宗する兄姉らが守られ、イスラム世界に力強く証しをする伝道者に変えられるよう祈っていただきたい。

■ スーダンの宗教人口
イスラム 61・4%
カトリック 16・9%
プロテスタント 14・8%
土着宗教 11・1%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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