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新型コロナウイルス

教会における新型コロナ対策ガイド、日本キリスト者医科連盟が作成

2020年6月5日19時02分
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関連タグ:新型コロナウイルス日本キリスト者医科連盟
教会における新型コロナ対策ガイド、日本キリスト者医科連盟が作成+
新型コロナウイルスの感染予防では、石けんを使った手洗いやアルコール消毒液による手指消毒が重要とされ、日本キリスト者医科連盟の「教会における新型コロナウイルス感染症対策ガイド」では、それぞれ20秒以上かけて行うことを推奨している。(写真:zukunftssicherer)

日本キリスト者医科連盟は、新型コロナウイルスと教会での感染予防に関する正しい知識を理解し、福音宣教につなげてもらおうと、「教会における新型コロナウイルス感染症対策ガイド」をまとめ、2日までに同連盟のホームページで発表した。発表したのは第1版で、今後さらに最新の感染症情報や各教派の実情に合わせた改訂版も作る予定だという。

対策ガイドには、新型コロナウイルス感染症についての解説と、礼拝出席を控えるべき症状の目安、礼拝準備・礼拝時・礼拝後の対策、集会や食事会を行う際の対策、礼拝に来られない人などへの配慮などが盛り込まれている。また、新型コロナウイルスに関する祈祷課題や、丁寧な手洗い・手指消毒を習慣付けられるように、20秒程度で歌える賛美歌も紹介している。

新型コロナウイルス感染症の特徴については、「症状が明らかになる前から、感染が広がるおそれがあるとの専門家の指摘や研究結果も示されています」とし、無症状であっても人と人との距離を取ること(社会的距離の確保)が大切だと指摘。外出時のマスク着用やせきエチケット、石けんによる手洗い、アルコール消毒液(70〜80パーセント)による手指消毒、換気などの対策が重要だとした。また、「高齢者が特に重症化しやすく、高齢化してきている日本の教会は特にクラスターが発生しない対策が必要」と注意を促した。

礼拝出席の可否については、信徒・教役者とも教会に来る前に自宅で体温を測り、1)体調がすぐれない、2)37・5度以上の発熱がある、3)せき・喉の痛み・呼吸困難感・倦怠(けんたい)感などの風邪の症状がある場合は、礼拝には出席しないよう求めた。また、礼拝中に同じ症状が出た場合も退席するようにし、教役者に症状が出た場合は、信徒のみで礼拝を守ることとした。持病を持っていたり、高齢だったりして礼拝出席が不安な場合は、自宅で各自祈りの時を持つようにし、教会はこうした人々への配慮をするように求めた。

礼拝の準備については、▽礼拝(聖餐式)を準備する係(オルターギルドなど)は手洗い・手指消毒を徹底する、▽礼拝の回数をできる限り多くし、分散して教会に来るよう信徒に促す(例えば日曜日の礼拝を1日3〜4回行うなど)、▽幼稚園や保育園がある場合はできる限り利用しない、▽礼拝堂に入る前に手洗いまたは手指消毒をできるように準備するとした。

実際に礼拝を行う際の対策については、▽信徒は自分の祈祷書、聖書、賛美歌集・聖歌集などを各自持参し、教会の備品を使用しない、使う場合は使用後消毒を行う、▽献金は礼拝前に集めて礼拝中に献金袋を回さない、▽礼拝当番(アッシャー)が教会に来た信徒に手洗いまたは手指消毒を促す、▽信徒は礼拝堂に入る際、石けんと水道水による手洗い、またはアルコール消毒液による手指消毒を20秒以上かけて行う、▽礼拝前後、教会の入り口のドアノブは何回かアルコール消毒液などで消毒するとした。

手洗い・手指消毒の目安となる20秒については、「キリストの平和」「わたしはなりたい キリストを生きる人」「恐れるな煩うな」「主こそまことの救い」の4曲を紹介。これらの賛美歌は約20秒で歌えることから、「歌いながら手指消毒または手洗いしてもよい」と勧めている。

座席については、できる限り互いに2メートル空けるようにし、空けられない場合は、あらかじめ座席に印を付けるなどして互い違いに座るようにするとした。また、教役者や司式、聖書朗読者などが立って話し、前に座っている信徒がいる場合、飛沫(ひまつ)が2〜5メートル飛ぶ可能性があり、司式台や説教台が信徒席よりも高い場合、さらに飛沫が遠くまで飛ぶ可能性もあると指摘。5メートル以上空いている場合はマスクを着ける必要はないが、5メートル未満の場合はマスクを着用するか、司式台や説教台にアクリル板などを取り付けることを示した。

他にも、▽礼拝中、信徒はマスクを着用する、▽信徒と教役者はせきエチケットを行う、▽体の接触は控える、握手はしない、▽教役者または司式は信徒席と2メートル以上離れる、▽2メートル以上互いの距離を空けることができない場合は、礼拝で聖歌や賛美歌は歌わず、オルガン演奏のみとすることを検討する、▽陪餐などで祭壇に向かって1列に並ぶときは前の人と1メートルほど距離を空ける、間隔の目安として礼拝堂の中央通路に印を付けるのもよい、▽陪餐は共通の杯(チャリス)から口を付けて飲まない、▽礼拝中は可能であれば1〜2時間ごとに5〜10分換気を行い、空気を入れ替えるようにするとした。

礼拝後の対策については、礼拝堂の椅子、手すり、ドアノブなど人が手を触れるところ、また礼拝中に使用した祈祷書、聖書、賛美歌集・聖歌集を、アルコール消毒液などで消毒することを挙げた。

教会の諸集会や食事会については、可能な限り控えるとした上で、やむを得ず開く場合は、▽互いに2メートル以上離れて時間を短くし換気を行う、▽食品や食器を扱う人は手洗いまたは手指消毒を徹底し、マスク、エプロン、ビニール手袋を使用する、▽教会委員会や集会を開く場合にはマスクを着け、2メートル以上離れて話をするか、真正面ではなく90度あるいは並んで話をするとした。

礼拝に来られない人や来にくい人への配慮については、▽公共交通機関を使うことが難しかったり、不安を感じたりする人は自家用車を乗り合わせたり、信徒で手分けしてピストン送迎したりする、▽教役者ができる限り信徒訪問を行う、▽説教などを原稿にするか録音して礼拝に来られない信徒で希望する人に渡す、▽信徒が献金をささげることができるような工夫を考えるとした。

最後に、「新型コロナウイルス感染症のため困難にある方を覚えて祈りましょう」とし、具体的な祈祷課題として、▽新型コロナウイルス感染症にかかった人とその家族のため、▽感染症対策をしている行政、医療者などさまざまな職種の人のため、▽仕事を失った人のため、▽経済的に困難にある人のため、▽家庭内暴力の被害にある人のため、▽さまざまな偏見や誤解の中にある人のため、▽情報が少なく困難を感じている在日外国人のため、▽家族に会うことが難しい人のため、を挙げた。

関連タグ:新型コロナウイルス日本キリスト者医科連盟
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