オリッサ州、破壊された教会の再建ガイドライン立案へ

2008年11月4日05時09分 印刷
+オリッサ州テンゲダパサーで焼き討ちにあった教会

 インドのオリッサ州などでヒンドゥー教過激派によるキリスト教徒に対する暴動が起きた問題で、オリッサ州政府が教会や祈祷院の再建を約束したにも関わらず、その実施が遅れていることが明らかになった。



 オリッサ州政府(ナヴィン・パトナイク州首相)は、再建のより効率的な実施のため、暴動で破壊された教会の再建と修繕を援助するための一連のガイドラインを策定する予定。



 カンダマル地区の当局は州首相に、牧師の訓練所、修道女の合宿所、祈祷院が宗教施設として該当するのかどうかを質問したという。また、森林地帯、国有地、部族所有の土地のそれぞれの場所に建設されていた教会の被害の算定についてのガイドラインに関しても問い合わせている。同地区にはキリスト教関係の施設が約1200個存在している。



 インド内務省のT.K.ミシュラ氏は、「州政府は当初から必然的に暴動の被害にあった宗教施設に経済的支援を行おうとしている。オリッサ州の救済に関する条例ではこのようなケースをまったく想定していなかった」「州政府はカンダマル地区当局に対して2週間以内に教会の受けた被害に関する報告書を提出するように要請している」と述べた。



 カッタック・ブバネシュワール教区のラファエル・チーナス大司教は以前から嘆願書で、暴動の被害にあった教会と祈祷院の再建のために3ラーク(30万ルピー=約71万円)の補償金を要請している。だが州政府は、この嘆願書の通りに教会を支援すればコンダー(Kandha)族の怒りを助長するとして反対しているという。



 この暴動で60人以上のキリスト教徒が殺害され、最低でも1万8000人以上が負傷、400以上の教会が焼き討ちにあった。カンダマル地区でのキリスト教徒に対する攻撃は依然として続いている。

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