29日に世界的な祈りと断食を パンデミックで世界福音同盟が呼び掛け

2020年3月25日12時39分 印刷
+29日に世界的な祈りと断食を パンデミックで世界福音同盟が呼び掛け
※ 写真はイメージです。(写真:jclk8888)

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、世界福音同盟(WEA)は、今週末の29日を世界的な祈りと断食の日にしようと呼び掛けている。状況に合わせた具体的な祈りのガイドも提示し、WEAのエフライム・テンデロ総主事は「祈りは依然として私たちができる最大の支援」だと述べ、広く参加を求めている。

祈りのガイド(英語)では、神がイスラエルの王ソロモンに語った言葉を紹介。神はソロモンに、干ばつや疫病などが起こっても、「わたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け、罪を赦(ゆる)し、彼らの大地をいやす」(歴代誌下7:14)と約束している。

ガイドでは、ソロモンに語られたこの約束は、イエス・キリストによる新しい契約の下にある現代のクリスチャンにも等しく適用されると強調。「新型コロナウイルスによる困難のただ中で、神の憐(あわ)れみと恵みに対する信仰と希望を持ち、この日を祈りと断食の日とし、神の前に私たちの心と焦点を合わせましょう」と呼び掛けている。

断食については可能な人に限るとしているが、スコットランドの牧師アンドルー・ボナーが、断食とは「祈りを妨げるすべてのことを控えること」だと語っていることを紹介。スマートフォンなどの情報電子機器を使わない「デジタル断食」を代わりに行うことも提案している。

具体的な祈りの流れとしては、罪の告白と赦しに関する黙想から始まり、▽ウイルスなどからの守り、▽家族、友人、隣人、▽ウイルスの封じ込め、▽感染者、▽重篤な感染者、▽感染による死者、▽感染からの回復、▽隔離され孤独な人々、▽貧困者・社会的弱者、▽政府関係者、▽保健専門家、▽経済、▽教会指導者、そして宣教のために祈りをささげるよう提案している。それぞれの項目には、関連聖句も提示されており、祈りと黙想だけでなく、参加者との分かち合いの時も持てるように工夫されている。

WEAはこの他、新型コロナウイルス対策のための特設サイト(英語)も開設し、教会指導者や家族向けの資料などを提供。フェイスブックには祈りのためのグループ(英語)を作成し、参加を呼び掛けている。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けての世界的な祈りは、ローマ教皇フランシスコも呼び掛けている。教皇は、イタリア時間25日正午(日本時間同日午後8時)に、全世界のクリスチャンが「主の祈り」を唱えることを提案している(関連記事:25日に全世界で「主の祈り」を 教皇、新型コロナ対応で呼び掛け)。この呼び掛けは世界教会協議会(WCC)も賛同しており、WCCのオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事は、「この挑戦の多い時に、私たちを一つにしてくれる祈りの活動は、私たちが一つの家族であることを思い起こさせてくれる」と述べている。

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