ヒルソングのワーシップリーダーがSNSに「信仰を失いつつある」と投稿 初期メンバーで作詞曲多数

2019年8月13日21時33分 印刷
+ヒルソングのワーシップリーダーがSNSに「信仰を失いつつある」と投稿 初期メンバーで作詞曲多数
マーティー・サンプソン氏(写真:ユーチューブのスクリーンショットより)

世界的なクリスチャンバンド「ヒルソング・ユナイテッド」の初期からのメンバーで、多くの楽曲を作詞してきたシンガーソングライターで、ヒルソング教会(シドニー)のワーシップリーダーでもあるマーティー・サンプソン氏(40)が10日、インスタグラムに「信仰を失いつつある」と投稿。自身にとってキリスト教は今、「単なる他の宗教のよう」などと語った。該当の投稿はすでに削除されている。

サンプソン氏は、1990年代後半からヒルソングで活動するようになり、ヒルソング教会の賛美チーム「ヒルソング・ワーシップ」や、ヒルソング教会発のバンド「ヒルソング・ユナイテッド」などで多くの楽曲を作詞し、自身も歌ってきた。代表的な作詞曲には、「Carry Me」「Better Than Life」「King of Majesty」「For Who You Are」「Take it All」「Came to My Rescue」などがある。

インスタグラムの投稿で「本当の話を始めるとき」と切り出したサンプソン氏は、「本当に自分の信仰を失いつつある。それで自分が困るようなことはない。まるで自分を困らせていたものが、今は何でもないように感じるようだ。私は今とても幸せで、この世にあってとても平安です」と述べ、次のように語った。

「木箱に立って演説するような時だと思うから話します。一体どれだけの説教者たちが倒れた? たくさんだ。誰もそれを語らない。どれだけの奇跡が起こった? そんなに多くはない。誰もそれを語らない。なぜ、聖書は矛盾で満ちている? 誰もそれを語らない。なぜ神は40億人もの人を一つの所に送るのに、依然として愛だといえるのか。それはすべて、彼らが信じないから? 誰もそれを語らない。

この惑星でクリスチャンは最も独善的な人々になり得るし、また最も美しく愛深い人々にもなり得る。でも、それは自分についてではない。私はもうその中にはいない。私は本当の真理がほしい。「ただそれを信じます」という類いの真理ではなく。科学はすべての宗教の真理を鋭く刺し続けている。一つの神だけではなく、多くの事柄が人々の生活に変化を与えることに役立っている。言うことはもっとたくさんあるが、私にとってこれがリアルだ。

もし望むのであれば、アンフォローしてください。他人のために自分の人生を生きようとしたことは一度もないですから。私の知っていることが、今この時の私にとって真理で、この時点においてキリスト教は私にとって単なる他の宗教のようだ。もっと話し続けることもできるけど、ここでやめておく。絶対的に愛して赦(ゆる)そう。絶対的に親切になろう。絶対的に他者に対して良いことをし、寛容であろう。あなたがどう思おうと、幾つかの事柄は良いことだ。雨が降れば、日は明日昇る」

サンプソン氏はこの文章を、イスラエルの士師サムソンが、巨大な柱2本を倒して神殿ごと倒壊させ、ペリシテ人たちを道連れにしようとする場面が描かれた画像と共に投稿した。

サンプソン氏のこの告白は、ベストセラー『聖書が教える恋愛講座』の著者で、米メガチャーチ「カベナント・ライフ教会」の元主任牧師であるジョシュア・ハリス氏(44)が、同じくインスタグラムで「棄教」を報告してから約2週間後のこと(関連記事:ベストセラー作家の米メガチャーチ元主任牧師が「棄教」 「私はクリスチャンではない」)。ハリス氏の告白は、キリスト教界内に大きな議論を巻き起こし、中にはハリス氏は以前から本当のクリスチャンではなかったと主張する人もいた。

南部バプテスト神学校(米ケンタッキー州)のアルバート・モーラー学長は、ハリス氏の「棄教」騒ぎを受け、次のようにコメントしている。

「キリスト教を拒絶する罪を犯す人もいるかもしれませんが、彼らが本当のクリスチャンであれば、ある時になれば悔い改めて戻ってくるでしょうし、それが福音の約束です。もし彼らがキリスト教を拒み続けるのであれば、われわれはヨハネの手紙一2章19節にある言葉『彼らはわたしたちから去って行きましたが、もともと仲間ではなかったのです』を思い出さなければいけません。これは、彼らが本当のクリスチャンではなかったと言っているのです。彼らは、信仰者のふりをしていたのです」

続報:ヒルソングのワーシップリーダー、棄教は否定 信仰が「大揺れ」と告白

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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