百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(18)バッハ 篠原元

2019年7月9日14時54分 コラムニスト : 篠原元 印刷
関連タグ:篠原元
+百人一読―偉人と聖書の出会いから(15)ヨハン・セバスチャン・バッハ 篠原元
ヨハン・セバスチャン・バッハ(1685~1750)

夏です! 皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 今日、お誕生日の方、おめでとうございます! 素晴らしい季節に生まれましたね。篠原も夏生まれです。同じですね!

さて、今日も質問から入りますね。どうぞ、よく考えてください。はい。皆さんは、父親です。2人の年頃の娘がいます。そして、美しい奥さんも・・・。それから、素敵な(ローンで購入した)マイホームに住んでいます。

はい。そんなある日、あなたの家に知り合いの男性2人が泊まりに来ました。あなたと家族、そして客人たちとの楽しい夕食の時間。しかし、幸せな時間は長く続かない。

急に玄関の扉をドンドンドンドンっと叩く音、そして怒声が・・・。村の荒くれ者たちだ!! やつらは叫んでいるわけですね、扉の外で。「おいっ!聞いてんのか!! お前の家に今日泊まりに来ている若い兄ちゃんたちをよこせ! ちょっと、遊んでやりたいんだヨ!」と。

はい。ここであなたはどうしますか?

1)シカトする? 鍵をかけているから大丈夫だろうと。だが、荒くれ男たちは簡単に諦めませんよ。扉をぶっ壊す勢いです!

2)110番する? でも、警官が駆けつける前に、扉がぶっ壊されるかもしれませんね。

3)「うるせぇやつらだ。久しぶりにひと暴れしてやるわ!」と、玄関に向かう? まぁ「あなた!ダメよ!無茶はやめて!!」と、奥さんが必死になって止めるでしょうけれどね。

4)「・・・家族のためだ。妻や娘を守るためだ」と、その2人の客人をつまみ出す? ま、あなたとあなたの家族は守れますけど・・・。でも、その客人たちがおとなしく外に出て行ってくれますかねぇ。

5)他の選択肢。何かありますか?

はい。皆さんなら、1から5のどれですか? 実は、ある男性がこのような感じのピンチに陥ったわけですよ、実際に!! でもね、私ではないですからね、安心してください。

彼は、客人2人を家に迎えたその日、家を取り囲まれるわけです。外からは、叫び声!! 客人たちを連れ出せ、って叫んでるわけですよ。で、このとき、その男性はどうしたと思います? さっきの1から5のどれだと思いますか?

答えを言うと、5なんですよ。彼は、スゴイことを言うわけですよ。そいつらが退散するような名文句を? そいつらの心を打つ名言を? そいつらが恥じ入ってコソコソ逃げ去るようになるセリフを?

そうじゃないんですよ! なんとね、こんな感じのことを言ったんですね(あの、もう一度言いますが、これは実話です)。「みんな!お願いだ!! 俺には、2人の生娘がいる! 娘たちを今からあんたらの前に連れて来るから、好きなようにしてくれ!! だけど、あの人たちには、何もしないでくれ!!」とね。

皆さんが、この父親の娘だったらどうします、正直に?「はい。分かりました。お父様の言われる通り、外の荒くれ男たちの所へ行ってまいります。お母様、さようなら。今まで、ありがとう・・・。さぁ、行くわよ」と、妹の手を取ってノコノコ2人で外に出て行く? そんなわけないでしょう!「はー?あり得ない!絶対出て行くもんか!」と、妹の手を取って自分の部屋に飛び込む?

実際に、あの父親があんな感じのことを言ってどうなっていったのか、ここではあえて書きません(わざと・・・)。本当に知りたい方は、旧約聖書の創世記19章というところを読んでみてください。

家の周りが、荒くれ野郎たちに取り囲まれ、今にも扉がぶち壊されようとしている。家族は怖がってキャーキャー叫んで、パニック状態。ちゃんとした判断ができなくなると思いませんか、自分も。

皆さんは、どういう判断、対処をするでしょうか? はい。今日は別に皆さんを怖がらせようとしているわけではありません。ただ、本当に苦しいとき、ピンチのとき、絶体絶命のときってありますよね。そんなときに、どう対処、どう判断するかが大事です。

間違った対処、判断をすると、一生後ろ指をさされるようなことになるかもしれないし、今までの信用全部を失うことになるかもしれない。だから、本当に大事です。ヤバいときに、どう対処するか、またどう判断するかが。

まぁ、電車の中には、猛獣はいないでしょう。痴漢はいてもね。職場には、害獣はいないでしょう。難しい先輩、後輩はいても。しかしです! 今後、どっかで猛獣と遭遇してしまうことがあるかもしれません、皆さんは。そんなときに、どうすればよいのか、今日はサービスでご紹介します。

まず、イノシシ。体重70キロくらいのヤツでも時速45キロくらいで走れるようで、皆さんが走っても逃げ切れないでしょう。で、イノシシと出会ってしまったら、静かにその場を離れ去るべきらしいです。間違っても急に走り出してはいけません! それから、絶対に自分から戦いに行ってもいけません、当然!

次に、クマね。クマのプーさんみたいなかわいいクマなんかそういないでしょう。そんなクマが目の前に座っているのが見えるとか、そんなクマに昨日話し掛けられたとか言うなら、ある意味それはあなたが今、非常に危険状態です。で、真面目に森でクマと遭遇!ねぇ、歌ってる場合じゃないですよ。クマの方が「お嬢さん。お逃げなさい!」なんか言うわけない!

逆に、逃げる獲物を追う習性のあるクマだからこそ、逃げない! 気付かれ目が合ってしまっているのなら、目を睨まずに、優しく(そんな余裕ないでしょうけどねぇ・・・)見ながら、ゆっくりと後ずさりして、離れ去る。

次に、ライオン。まぁ、ライオンと遭遇するなんて日本ではそうないでしょうけどね。気付かれていないなら、こっちも気付いていないふりをしながら、ゆっくりと静かに、安全な場所に(屋内とか)! で、仮に獲物としてあなたが認識されてしまったなら、もうリュックでも財布でも(金なんか、どうでもいいでしょ!)身代わりに放り出して、とにかく全力で逃げる! あとは、もう逃げ切れるか、逃げ切れないかは・・・。

(以上、ヤバいときの対処法。篠原が試して実証したわけではありませんよ。ネットで書かれていたことです! 篠原は、ライオンやクマやイノシシなどに遭遇したときにも絶対に身を守れる方法などを知っていますが、ここには書きません。教えてほしいって方は、ご連絡ください。無料で、個人的にお教えします。)

さて、話を戻しますが、日常生活の中での苦しいとき、絶体絶命のとき、仕事で大失敗してしまったとき、そんなときにどんな対処、対応、判断、行動をするか? これが、その後の人生、また昇進やら、結婚やらも決めるものになりますよね。苦しいとき、大ピンチのとき、大失敗したとき、どうしますか?

会社やめる? 戦う? 現実逃避しまくる? 酒に逃げる? 命を絶つ? 今、まさにそういう状態・状況の方もいるかもしれません。また、いつかそんな苦しいときがやってきますよ。人生は、楽もありゃ苦もあるんです。

苦のとき、そんなときは、世界のベストセラーであり、世界の歴史に名を遺した人たちが愛読してきた聖書に頼り、聖書を読むことに没頭してみませんか? バッハのように・・・。

両親が早くに亡くなる。子どものうち3人が夭折。演奏旅行中、妻が急死。晩年には視力を失い、脳卒中で半身不随・・・。誰だよ、これ? こんな不幸な人生、と思いますか? あの有名なバッハですよ、これ。すごい苦しみですね。

でも彼は、非常な苦難と痛みの中でもある1冊の本を読み続けたそうです。その本が何か? 皆さん。百人一読ですよ。そこらへんのマンガでしたとか、小説でしたって、言うわけないでしょ。

最近、「劇場版ファイナルファンタジーXIV光のお父さん」(6月公開。坂口健太郎さん、吉田鋼太郎さん主演作)を観ましたけどね、主人公アキオ(坂口さん演じる)の会社の上司吉井(佐藤隆太さん演じる)の父親が亡くなり、吉井が父親の遺品を見つけるんですよ。日記が出てきた? そうじゃない。官能小説だったってね。

まぁ、話がずれましたけど、まさか官能小説を読んでたんですよ、偉人たちがって、そんなこと言うわけないでしょ! そうです。あのバッハは、苦しみの中で、世界のベストセラーである聖書を読み続けていたのですねぇ。そして、そこから生きる勇気を得て音楽の活動を続けることができていたわけです。(『100人の聖書』33、34ページ参照)

皆さん。苦しみの中にいるならば、いや、苦しみの中にいるからこそ、バッハのように今日から、聖書という本を手に取りませんか? またね、今は苦しくなくても、順調でも、いつか人生、苦しくなります。そんなときが来ます。今から、バッハのように聖書を開いて、知恵と力を得ておきませんか?

聖書の言葉は、美しいのです。慰めや励まし、勇気や感動を与えてくれます。今日、聖書という本を手に取りませんか? 会社帰り、書店にGOです! 一冊の本、聖書と出会う日、その日はあなたの人生の記念日となります・・・。

(聖書をご自分で、ご自宅で読むのもいいのですが、難しいですよ。そのために、聖書のことを教え、解説するのが教会の私たちです。どうぞ、聖書を手に、一度私たちの教会へ来てみてくださいね。分かりやすく、疑問点や分からないところを説明します!)

次回の百人一読は、あの新島八重が登場します。質問です。皆さんは、自由な時間(つまり1日休暇)、自由に使えるお金(領収書いらない1万円)、どっちかをもらえるとしたら、どっちを選びます? 次回は7月30日です。それまで、この夏もお水をどんどん飲んで、百人一読バックナンバーを読んで、体に気を付けてお過ごしください!

<<前回へ     次回へ>>

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープ)がある。

炎リバイバル教会ホームページ

関連タグ:篠原元

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース