百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(16)アイザック・ニュートン 篠原元

2019年5月28日16時22分 コラムニスト : 篠原元 印刷
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まず、ご報告させていただきます! 第一子の女の子が、5月12日午前に生まれました。

小さいですねぇ。生まれたその日の夕方に会いに行きましたが、3800グラムを超えて誕生した元気な女の子です! 小さな手で篠原の指を力強く握ってました。足も小さい! 顔も小さい! 当然ですが・・・。

あ、ちなみに、第一子の女の子と書きましたけど、篠原の娘ではありません! こちらは独身ですから、まだ娘が生まれるなんて・・・。弟夫妻に生まれた赤ちゃんです。いやー、赤ちゃんってすごいですね! もう、弟夫妻が急に親ですよ、親! 篠原が部屋(産婦人科の)に入っていったら、2人でおむつの始末をしたり、新しいおむつをつけたり、苦闘していました。立派に親をしていましたよ!

まぁ、1人の存在って大きいですね! よく「人の命は地球より・・・」とか言いますよね。でも、確かに大きい。小さい赤ちゃんだけれども、その存在、存在感は大きい! 姪の存在ゆえに、私は「伯父」(「おじさん!」とは呼ばせませんがね!)になってしまいました。

で、弟夫妻が「両親」に! それから、両親は「祖父母」に、祖父母は「曽祖父母」に・・・。1人の人の存在で、立場も変わるし、その場の雰囲気も変わるもんですねぇ。まぁ、言っては悪いですけど、大人が1人入ってきても、部屋の雰囲気がパッと変わるってことはないですよね?

ごめんなさい。言わせてもらいますが、皆さんがどんなに美しい女性であるとしても、または、どんなにハンサムな男性であるとしても、皆さんがある空間に入っていったからといって、皆さんの周囲に人だかりが・・・ってことはないですよね? ま、芸能人とかプロ野球選手とかだったら別でしょうけど・・・。

でも、赤ちゃんが連れてこられたら・・・。みんな赤ちゃんの周りに群がりますよ。特に女性陣が。だって、姪の周りには人が群がりますもん! スゴイ集客力というか、人を集める力ですよ。赤ちゃんパワーっていうのは。皆さんも今ではそうでなくても(ごめんなさい!)、昔、つまり赤ちゃんだった頃は、その力があったんですねぇ。

はい、「篠原は、今日は姪自慢ばっかりだなぁ」と言われないうちに、本題に入ります。で、このあと、あの有名なニュートンの言葉をご紹介しますが、まず一言(一言では終わりませんが)・・・。今日の百人一読を読んでいて、泣きたくなったら、ぜひ、泣いてください。

職場や外で泣けないならば、ご自宅でもう一度読み直し、泣いてください。泣くのは良いことです。また、感動したなら(絶対に感動しますから!)、その感動を誰かにお裾分けしてくださいね。「百人一読シーズン2の16、読んでみて。感動するよ」と、そっと言ってお裾分けです!

百人一読―偉人と聖書の出会いから(13)アイザック・ニュートン 篠原元
アイザック・ニュートン(1643~1727)

はい、本題の本題に入ります。「万有引力の法則」を発見したイギリスの物理学者ニュートンが、こう述べています。「太陽、惑星、彗星の壮麗きわまりない体系は、至知至能の存在の深慮と支配とによって生ぜられたのでなければほかにありえようがありません。・・・この至高の存在はありとあらゆる事物を統治するのです。・・・この至高の神は、永遠の、無限の、絶対的に完全な存在です」(『100人の聖書』32ページ)

さて、「1人の存在」の大きさについては、冒頭部分にいろいろ書かせていただきましたが、「1人の〇〇」って、スゴイものです!「1人が努力したところで・・・」とか「あんた1人がやってもねぇ」って言われるかもしれませんが、そうじゃないです。1人の善行、1人の挑戦、1人の配慮でも、意外とかなりの結果を生じさせるものです。

徳川幕府の14代将軍徳川家茂の逸話です。ある日、家茂は戸川というおじいちゃん先生に習字を習っていました。で突然、家茂が白髪頭のおじいちゃん(戸川)に、水をぶっかけるわけですね。そして、笑いながらその部屋をスタスタ出ていったのです。

見ていた近臣たちは、将軍のらしからぬ行為に嘆くんですね。当然です。で、彼らが見ると、おじいちゃん(戸川)が泣いているんです。で、彼が涙ながらに真相を語るんですね。なんと、戸川は将軍様に教えている最中に、失禁してしまったんですよ。

当時、厳罰を免れないことです! 戸川は覚悟したことでしょうねぇ。で、その直後に将軍家茂が水を・・・。家茂は、意地悪をしたわけではなかったのです。おじいちゃん戸川の大失態を無いことにしてやる、失禁を隠してやるために、わざと水をぶっかけたわけですね。スゴイ将軍様ですね、徳川家茂。将軍の思いやりは、1人の老人を助けました。

また、もう1人。将軍家茂より前の人物ですが、加藤嘉明という大名がいました。伊予松山藩主、のちに陸奥会津藩主、つまり殿様ですね。で、彼には、宝物―外国伝来の小皿10枚―があったそうです。しかし、ある時家臣の1人が、あろうことか、その10枚のうちの1枚を誤って割ってしまうわけです。さあ大変です! 殿の宝物を割ってしまったその家来は、自宅で謹慎し、殿からの沙汰を待つわけですよ。

しかし、どんなにたっても何の沙汰もないのですね。「切腹せぇ」とかそういうのがないわけですよ。皆さん、加藤嘉明はどうしたと思います? 何してたと思います? 怒り狂った? 泣いた? 落ち込んでいた? 違うんですよ。事の次第を聞いた大名加藤嘉明は、「なにっ!あの皿を割っただと!」と言い、しばらく絶句してしまったそうです。まぁ、当然ですねぇ。

で、ここからがスゴイ! やがて静かに口を開き、「残りの9枚を持ってまいれ」と命じたそうです。で、側近が恐る恐る彼の前に残りの9枚を差し出すと、なんと彼は急に立ち上がり、家臣たちの前で9枚全部を叩き割るんですね! 大変な騒ぎになりますよね、当然。そのことを伝え聞いた例の家臣は、「もはやご沙汰を待つまでもない!」と、自ら切腹をと・・・。で、そのギリギリのところに、主君加藤嘉明からの使者が駆けつけるわけですよ。で、殿からの言葉を伝えるんですね。

「何を血迷っているのか!! 誰がお前に死ねと申したのか? わしは、貧しいところから身を立てた城主である。わしの頼みとするは、ただお前たち家臣のみである。1人の家臣を皿1枚などに代えられようか! わしが、あの残りの9枚の皿を割ったのは、10枚1組の1枚欠けているのを見、9枚あるならば、あの者が1枚を割ったのだと、お前のことを思い出しもしよう。だが、10枚とも全部なければ、お前がなしたことをもう思い出さずとも済む、こう考えたがゆえである。お前たち家臣は、わしの四肢であり、どんな逸品であろうともお前たちには代えられぬ!」

皆さん。どうですか? こんなに言われたら、感動ですよね。加藤嘉明の決断は、1人の家臣の命を助け、そして彼に、いや他の家臣たちにも深い感動を与えたはずですね。

それから、よく聞く話ですが、とある学校の教室でのストーリー。ある教室で、クラスみんなが勉強していると、1人の男の子がガバッと立ち上がって、廊下に出ていく。先生が呼び止めても振り返らず、そのまま廊下にダーッと・・・。教室のみんなはポカーンですね。

で、彼はバケツを持って戻ってきた。そして、一番後ろの席の女の子のところに突進、バケツいっぱいの水をザバーンッと! 当然、その女の子はびしょぬれ、そして、大泣き。クラス中は大騒ぎ!! その男子は先生に連れられてどっかに消える・・・。それから彼は、「とんでもないやつ」というレッテルを。水をぶっかけられた女の子は、「かわいそうな子。大変だったね」と。

卒業の頃になって、その男の子は先生にだけは、口を開くわけですよ。それまで、絶対に誰にも語らなかった真相を「聞かせてくれ」と頼む先生だけには語った・・・。あの日、「とんでもないやつ(男子)」に水をぶっかけられた「かわいそうな子(女子)」は、教室の中でおもらしをしてしまっていたのです。彼女のイスの周りに水たまりが・・・。

それに、「とんでもないやつ(男子)」がいち早く気付いた。彼は、「他の子は誰も気付いていない」と知り、すぐに廊下に出ていったのです。バケツいっぱいの水を汲みに。そして、女の子が「おもらし女」と今後言われ続けることにならないように、おもらしを隠してあげようと、彼は、バケツいっぱいの水をその女の子にぶっかけたのです。そして、彼は女の子のために真相をずっと語らずに、悪者のレッテルを貼られて過ごし続けたわけですねぇ。

1人の男子が、1人の女子の名誉、学校生活を守ったわけですね、自分を悪者にして。(篠原がよく聞く話で、ネット上でもいろいろ書かれています。諸説ありで、実話なのか実話でないのかも篠原は分かりませんが、感動的ですよね)

それから最後に、これは実話で、最近の話です。場所は、日本を代表する自殺名所であり、国の名勝に指定されてもいる和歌山県の某所。経済的な問題で追い詰められた男性が、死ぬことだけを考えて、そこに座り続けていたそうです。何かを買うお金もないから、何も食べずに、ただトイレの水だけを飲んで3日間・・・。

3日がたつと、唇はパンパンに腫れ、体中はやけどの状態、もう意識はもうろうとしてきて、水も飲みに行けない・・・。そして4日目の夜。観光客らしい若い女の子のグループが前を通り過ぎていったのです。

それで終わりと思うでしょう。普通なら。女性の皆さん、どうですか? 皆さんが、友人たちと旅行していて、明らかに普通でない人が座り込んでいる。夜、自殺名所・・・。声を掛けますか? そのまま行きますか?

でも、この夜、スゴイことが起こったそうですよ。あとで、そのグループの中の1人、しかも女子大生ですよ、女子大生の子が引き返してきた! で、その男性の前に立って、言ったそうです。「おっちゃん! アホなことしたらあかんで。バカなこと考えたらあかんよ。死んだらあかんよ!!」。そして、その女子大生は、2千円を手渡してくれたそうなんです。

翌朝、彼はその2千円を持って必死になって立ち上がり、近くの食堂に行き、食事をとって回復への道を進み出すことになるんですねぇ!

実話ですけど、本当スゴイですね、その若い女の子。女子大生ですよ! 1人で戻っていき、2千円握らせた彼女の勇気、愛は、多額の借金を背負わされ、野垂れ死にするしかなかったような男性を助けました、彼の人生を変えました。スゴイ! 感動しました。こういう女性と出会いたいものです!

1人の善行、1人の勇気ある行動、1人の一言、1人の配慮、1人の愛って、無意味ではないですね。時に、人に感動を与え、時に、人を助けます。だから今週は、「私だけがやっても意味ないでしょ」とか「俺1人が始めても、どうにもならんわ!」とか「誰かがやるでしょ。別にアタシがやらなくても」と最初から決めつけずに、何か行動をしてみませんか?

皆さんが、その1人になりませんか? 一言掛ける・・・。何かをあげる・・・。引き返していく・・・。わずかな額でも握らせてあげる・・・。皆さんの配慮、一言、親切、愛を必要としている人が、どこかにいるはずです。クラスメートかもしれませんし、同じ職場の誰かかもしれません・・・。

最後に・・・。キリストの神様がおられます。皆さん自身も葛藤し、苦しみ、そして生きているはず。人には言えない苦しみ。誰にも分かってもらえないような痛み。誰にも言えないようなどん底の状況・・・。だからこそ、キリストの神様がおられるのを知ってください、今日。キリストの神様は、ニュートンが言うように、まさに至高の存在であり、絶対的に完全なお方です。 唯一本物の神であり、すべてを創造されたお方です。あなたのことも創造されたのです。そして、キリストの神様は、今この瞬間、あなたを愛しておられ、あなたが本当に幸せになることを願っておられるのです。

「じゃあ、なんで今私はこんなに苦しいの? 篠原が言っていることなんか信じられない!」と思われるかもしれません。でも、人間として、なすべきことがあるのです。 つまり、このお方を唯一の神様として信じる。分かりやすく言えばクリスチャンになるということです。

キリストの神様を正しい信じ方で信じる人のことをクリスチャンと言います。「クリスチャン? 酒とか飲めなくなるんでしょ? いやだ!!」とか「クリスチャンって、窮屈そう」って思う人もいるはず。何か変なイメージがあるかもしれない。でも、今このままの窮屈な人生が続いていいんでしょうか? 酒を飲むしか逃げ場がないような人生が続いていいんでしょうか? 真っ暗闇や絶望の日々でいいんでしょうか?

実際、クリスチャンになったら窮屈になるとか、酒を飲めないとかはありませんから、安心してください。(お酒については、次回6月18日に詳しく書きます。)クリスチャンになると、ものすごいメリットがあるのです、あなたに! そのメリットなどについて、シーズン1の100で紹介していますから、今日読んでみてくださいね。

皆さん。至高なる存在、完全なる存在であるキリストの神様がおられます。そして、あなたを愛しています。このお方に助けてもらいませんか? このお方によって幸せになりませんか? 宗教の話ではありません。本当にいる、本物の唯一の神様を信じて、クリスチャンになって、このお方に助けてもらい、このお方と一緒に歩みませんかという、人生の歩み方の話です。

もう自分の力では無理でしょう。自分の努力、人脈、また医学やお金ではどうにもならないでしょう。でも、キリストの神様の完全な力と完全な愛は、あなたを救い、あなたを完全に助け、あなたを完全に癒やし、あなたを完全に慰めることができます。このお方に頼ってみませんか? クリスチャンになってみませんか? 今日、決めませんか? 宗教ではなく、人生の歩み方を!(クリスチャンになるための方法も、シーズン1の100で分かりやすく紹介中です。ご一読あれ。)

次回の百人一読は、体に悪いモノを紹介します! それでは、6月18日に。

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【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

篠原元

篠原元(しのはら・げん)

1991年7月、東京都千代田区生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。JTJ宣教神学校卒業、アンテオケ国際宣教神学校卒業、同神学院中退。現在、VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、またテレビ番組「ライフ・ライン」などに出演するなど多方面で活動中。2017年1月に有志のメンバーにより設立された社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』(発行:イーグレープ)がある。

炎リバイバル教会ホームページ

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