文理融合のリーダー養成プログラム 同志社大が「新島塾」開校

2019年1月29日21時24分 印刷
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同志社大学今出川キャンパス(写真:Felix F)
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同志社大学が、文理融合の知力を備えた次世代のリーダーを養成しようと、創設者・新島襄の名前を冠した「新島塾」を開校する。在学生を対象にした少人数制のプログラムで、2025年の創立150周年に向けて方針をまとめた「同志社大学ビジョン2025」に基づく新たな取り組みの一つだ。

第1期生の入塾期間は今年4月からの2年間で、同大全学部の新2年生が募集対象だ。「書を読み、友人や先生と語り、仲間と協働する価値を学ぶ」をコンセプトに、正課と課外活動を組み合わせた独自のプログラムを用意している。9月には、松岡敬学長や作家の佐藤優客員教授ら講師と共に3泊4日の合宿を行うほか、同大の卒業生でANA総合研究所代表取締役副社長を務める河本宏子氏を招いての公開ディスカッションも予定している。

課題図書の購入費や合宿の宿泊費・食事代を含めて費用は原則無料で、定員は25人。1月31日と2月1日に入塾説明会を開き、2月4日から14日まで願書を受け付ける。書類審査と面接審査を行い、3月22日に入塾者を発表する予定だ。

4月からの本格実施に先駆け、昨年9月には、11学部から選抜した学生24人が参加し、同志社びわこリトリートセンターで3泊4日の合宿を開催。松岡学長ら同大の専任教員3人と佐藤客員教授、元外交官の東郷和彦氏が講師を務め、日ロ外交やゲノム編集、人工知能(AI)などの学際的な課題について活発な議論を行った。

合宿終了後には、日産自動車会長(当時)のカルロス・ゴーン氏を招いてグローバル・リーダーシップをテーマにパネルディスカッションを開催。学生ら約750人が来場する中、合宿に参加した学生4人が登壇し、グローバル社会における理想のリーダー像や理念などについてゴーン氏と直接対話した。

設定テーマに関する課題図書を事前に読み、教員や外部講師と徹底的に議論するプログラムを通して、文系と理系の垣根を越えた幅広い知識や基礎学力を基に複合的視点で課題を考察し、物事の本質を見極める力を備えた人材の育成を目指す。「ビジョン2025」が大きな目標として掲げる大学院教育改革の推進にもつなげたい考えだ。

塾長を務める松岡学長は入塾案内のあいさつ文で、「時代が移り変わろうとも、人に寄り添って真摯(しんし)に意見を汲(く)み取り、他者や組織を最善の方向に導くことができる人物、そして全体を見渡すことができる優れた市民は、平和で豊かな社会を築く上で欠かせない存在です。新島塾のプログラムは、いずれも骨のある熱い取組になるはずです。塾生諸君が時間・空間を共有することにより、互いに切磋琢磨(せっさたくま)できるものと大いに期待しています」と述べている。

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