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なにゆえキリストの道なのか

なにゆえキリストの道なのか(168)死後に魂は絶滅する? 正木弥

2018年11月10日22時55分 コラムニスト : 正木弥
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関連タグ:正木弥

死後に魂は絶滅すると思う。そうでないと言うなら、その根拠を示してほしい。

「人がコペルニクスの意見を深く究めないのはまだしも・・・霊魂が可死であるか不死であるかを知るのは全生涯にかかわることである」(『パンセ』218)

どの国どの地域どの民族でも、死後に魂の何らかの活動を信じている人が、魂の絶滅を信じる人よりも多いようです。ほとんどの宗教は死後魂の存続を前提としており、葬儀その他の死後儀礼、家庭の祭祀、宗教墓制も同様です。無論これらは、科学的には何の論拠にもなりませんが、逆に死後魂の絶滅を証拠づけるものもありません。どちらもないということです。

あるのかないのか、どう考えるかによってその人の人生は大きく変わります。もし、死後に魂が絶滅し、何も残らない、無になると考えて生きるなら、人生は何のために存在するのか分からなくなります。欲望主義的な生き方になってしまいます。道徳が力を失います。

もう一つは、先行きに希望を持てません。苦難の時に忍耐することができません。苦しくなれば死んだらいい、ということになります。つまりは、雄々しく生きることができません。

死後も、少なくとも魂が残って活動し、いつかからだも与えられて良い死後生を生きることができる。これが、どんな時にも希望を持って、雄々しく生きる秘訣です。

新約聖書では、魂は死後も存在するとの前提で、天国や地獄、そのための裁きを多く述べています。それは、イエス・キリストの復活によって実例と保証を与えられました。キリストの復活を信じるなら、安らぎのパラダイスと喜びの天国を確信できます。

それはある意味で冒険でしょう。ちょうど、コロンブスの航海のようなもので、信仰をもってする冒険です。彼の計画は、証拠のない冒険でありました。しかし、地球が球であるなら海のかなたには必ず何かの陸地があるはずだ、という確信がありました。それゆえ、誰の反対も恐れず、あざけりにひるまず、困難に屈しなかったのです。そして、新大陸発見の端緒となる西インド諸島にたどり着くことができたのです。

死後の生命もまた、人間をお造りになった神を信じるなら、苦の多い、不条理・不平等・不合理に満ちたこの世の人生がそれだけで終わらないはずだと確信できます。その結果、死のかなたに上陸できる大地の存在を望み見ることができ、この冒険は成功裡に終わるでしょう。

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◇

正木弥

正木弥

(まさき・や)

1943年生まれ。香川県高松市出身。京都大学卒。17歳で信仰、40歳で召命を受け、48歳で公務員を辞め、単立恵みの森キリスト教会牧師となる。現在、アイオーンキリスト教会を開拓中。著書に『ザグロスの高原を行く』『創造論と進化論 〜覚え書〜 古い地球説から』『仏教に魂を託せるか』『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』(ビブリア書房)など。

【正木弥著書】
『仏教に魂を託せるか 〜その全体像から見た問題点〜 改訂版』
『ものみの塔の新世界訳聖書は改ざん聖書』
『ザグロスの高原を行く イザヤによるクル王の遺産』(イーグレープ)
『創造論と進化論 〜 覚え書 〜 古い地球説から』
『なにゆえキリストの道なのか』

【正木弥動画】
おとなのための創作紙芝居『アリエルさんから見せられたこと』特設ページ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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