Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

カメルーンで米国人宣教師殺害される、妻と子の目前で 派遣1カ月の惨事

2018年11月2日21時55分
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカカメルーン
カメルーンで米国人宣教師殺害される、妻と子の目前で 派遣1カ月の惨事+
昨年11月の感謝祭に撮影したチャールズ・ウェスコ氏の家族写真(写真:ウェスコ氏のフェイスブックより)

カメルーンに派遣されていた米国人宣教師が10月29日、妻と子どもの目の前で銃弾に倒れるという惨事が起きた。

殺害されたのは8人の子を持つチャールズ・ウェスコ氏(43)。米インディアナ州ウォーソーにあるビリーバーズ・バプテスト教会から、10月初めに派遣されたばかりだった。一家の派遣は2年前から計画されていたという。

同教会の協力牧師であるデイブ・ハルヤマン氏が米ワシントン・ポスト紙(英語)に語ったところによると、ウェスコ一家はカメルーン北西部の都市バメンダの郊外に滞在していた。この地域は主に英語話者が住んでおり、過去2年にわたる抗争で荒廃していたという。

ハルヤマン氏によると、ウェスコ氏と妻のステファニーさん、8人の子どものうちの息子1人が別の宣教師と買い物に出掛けていたときに、ウェスコ氏らが乗っていた車に向かって発砲されたという。

ウェスコ氏には少なくとも銃弾2発が命中し、現場近くの医療施設に運ばれた後、バメンダ病院に搬送された。ハルヤマン氏によると、医師はウェスコさんの蘇生を試みたが失敗に終わった。

一家の友人で宣教師仲間でもあるベッカ・シンクレアさんのフェイスブックの投稿によると、ベッカさんの夫が運転する車にウェスコ氏らを乗せて走っていた際に銃撃に遭い、ウェスコ氏は頭部を撃たれたという。

犯人のためにとりなすことがウェスコ氏の願いだと考えるベッカさんは、米NBC系テレビ局「WNDU」(英語)に次のように語った。

「夫は彼(ウェスコ氏)を殺害した者のためにすでに祈りました。チャールズも私たちがそうすることを願っていたはずです」

ウェスコ氏は、インディアナ州のティム・ウェスコ議員の兄弟でもある。同州のエリック・ホルコム知事は声明(英語)で次のように述べた。

「(妻の)ジャネットと私は、チャールズの死を悼むティム・ウェスコ議員とご家族を心配しています。インディアナ州民全員にお願いします。ウェスコ一家のために共にお祈りください」

AFP通信(英語)によると、カメルーンのジョゼフ・ベティ・アソモ国防相は10月31日、国営ラジオ放送で、犯行は4人の「テロリスト」によるものだと述べた。

アソモ氏によると、犯人らは軍の部隊とバメンダ大学を襲撃しに向かう途上、バメンダから約14キロ離れた場所で、ウェスコ氏らが乗る車を待ち伏せしたという。事件後、当局が追跡し、銃撃戦の末、犯人らは死亡した。

AFP通信によると、アソモ氏が犯人らを「テロリスト」と呼んでいるのは、カメルーン軍が事件の背後にあるとする、英語話者の分離主義者らの主張に応答したものだという。分離主義者らは、カメルーンの英語圏における紛争は、フランス語話者が大勢を占める中央政府が英語話者コミュニティーを疎外しているためだと主張している。

カメルーン現地のキリスト教指導者が8月に報告したところによると、同国の英語圏では過去1年半の間に暴力がエスカレートし、死者は2千人に上り、170の村が焼き討ちされた。暴力を逃れるため避難した人は数十万人に上るという。

国際人権団体「アムネスティー・インターナショナル」は9月の報告(英語)で、軍は村々を焼き払うだけでなく、「軍事作戦の中で数十人の人々を無差別に殺害したり、逮捕したり、拷問した」と指摘している。

民主党のカレン・バス米下院議員(カリフォルニア州)は、カメルーン政府と分離主義勢力を仲介する宗教指導者らの努力を支援するよう米国政府に求める決議案を下院に提出した。

アフリカの治安アナリストで信教の自由に関するコンサルタントでもあるスコット・モーガン氏は、クリスチャンポストに次のようにコメントした。

「現在、英語話者のキリスト教徒に対する暴行に対応できる、話し合いによる手立ては一切ありません」

「このような状況は解消されなければなりません。2人のカトリック司祭と神学生1人が殺され、今度は宣教師が殺されました。仲介者らに必要なのは紛争の被害者になることではなく、防御であり、正直に仲立ちする者として行動するための手段です。これは善良な意図によるものですが、こういった弱点もあるのです」

ウェスコ氏の母親であるレベッカ・ウェスコさんは、息子が天国にいることを確信しているとWNDUに語った。

「疑う余地はみじんもありません。息子には罪がありましたが、神に赦(ゆる)しを求めていたからです。息子は心の底から神を愛したいと願っていました。自分の命は二の次でした」

ウェスコ一家のウェブサイト(英語)よると、ウェスコ氏がステファニーさんと結婚したのは2004年。ウェスコ氏は結婚前も、宣教旅行で何度かアフリカを訪問しており、夫妻は14年ごろからアフリカで奉仕する召しを感じ始めたという。最終的に夫妻はカメルーンへの召しを感じるようになり、15年春に下見で訪れている。ウェブサイトには、この訪問により「主は、カメルーンの人々に対する愛と重荷を深めてくださった」とつづられている。

「神は私たちの家族を、かのテモテと同じ働きに召しておられます。福音を宣(の)べ伝え、洗礼を施し、忠実な人たちに教えを授け、今度はその人たちが教会を開拓し、教会を増やすために出て行くのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカカメルーン
  • ツイート

関連記事

  • ウィクリフの聖書翻訳者殺害される、翻訳事業に痛手 カメルーン

  • ISに殺害されたジャーナリストの母親、教皇に感謝 「信仰が支えに」

  • 親戚が「イスラム国」に殺害されバラバラ遺体に 怒りと闘い、赦しを祈るイラク人女性難民の証し

  • ブーゲンビリアに魅せられて(4)殺害を迫られ苦悩―部族の掟 福江等

  • ナイジェリアで殉教した宣教師の最期 「アメイジング・グレイス」を歌った後に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.