Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定

2018年4月14日23時27分 執筆者 : 青木保憲
  • ツイート
印刷
関連タグ:ヒズコールチャーチ大川従道エンジョイチャーチ
“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定+
3回目となる今年のテーマは「DREAM COME TRUE 夢を成し遂げる」

大集会が振るわなくなってきている。かつては、ビリー・グラハムなどが、後楽園球場や日生球場などを会場にして、数万人規模の集会を開催していた。しかしその規模は時代を経るごとに減少しつつある。

人々のニーズが多様化しつつあることに加え、教会の高齢化がさらにこの傾向に拍車を掛けている。しかしこの緩やかな衰退傾向に歯止めを掛けるべく、「キリスト教界のアンチエイジング」的な集会が今年も6月7日から9日にかけて開催される。「ヒズコール・デスティニー・カンファレンス2018」がそれである。

このカンファレンスは3年前に始まったばかりだが、年を追うごとに「進化」と「深化」を感じることができる。昨年は、北海道から沖縄まで31の教会から300人以上が参加した。メインホールを用いての集会はもちろん、「リーダーシップ」「クリエイティブ」「開拓」「弟子づくり」など、多岐にわたる分科会も盛況であった。48人の未信者が参加し、23人がカンファレンス中にイエス・キリストを受け入れる決心をした、という報告も届いている。

今年は「DREAM COME TRUE 夢を成し遂げる」をテーマとして掲げた。各教会が神から与えられたビジョン、夢が実現する姿を共に描き出したいという思いが込められている。そんなユニークかつダイナミックなカンファレンスの魅力と日本宣教における意義を、これから紹介していきたいと思う。

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定
昨年開催された「ヒズコール・デスティニー・カンファレンス2017」の様子(写真:ヒズコールチャーチ提供)

まずカンファレンスの表看板に目を留めてみよう。特徴として挙げられるのは、世界有数のメガチャーチからゲストスピーカーを呼び続けていることである。

冒頭でも述べたように、大集会が減少しつつある。それに対して、細分化された中小規模の集会を数多く開催することでいいのではないか、という声もある。しかしキリスト教の歴史を振り返ってみると、マクロ(大集会)とミクロ(ニーズに特化した中小規模の集会)の組み合わせこそ、福音宣教の歴史を紡ぐ必要条件であることに気付かされる。

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定
昨年は、カンファレンスを通して23人がイエス・キリストを信じる決心をした。(写真:同提供)

各々のニーズに応え、かゆいところに手が届くような分科会的なセミナーが活況になることはいいことだが、その一方で不特定多数の「大衆」に向き合うマクロの視点を決して忘れてはならないのだ。

そういった意味で、世界で活躍するメガチャーチの牧師たちを講師として招聘(しょうへい)するというやり方は、(ビリー・グラハムほどメジャーではないにせよ)キリスト教がダイナミズムを保持するためには、絶対必要なことである。本カンファレンスは、その要諦をきちんと押さえているといえよう。

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定
本カンファレンス初の日本人ゲストスピーカーである大和カルバリーチャペルの大川従道主任牧師

また、カンファレンスが3年目を迎え、今年はこれまでにない新たな展開もある。初めて日本人牧師がゲストピーカーとして登場することである(ヒズコールチャーチ主任牧師の細江政人氏はホスト教会であるため別枠とする)。大和カルバリーチャペル主任牧師の大川従道氏だ。日本で千人以上の信徒を牧会する数少ない牧師の1人である。

もう1人のゲストスピーカーは海外から。オーストラリアのエンジョイチャーチ主任牧師であるシェイン・バクスター氏が、昨年に引き続き来日することになっている。エンジョイチャーチは今年4月から大阪で開拓を開始しており(関連記事:日本の救いのため オーストラリアのエンジョイチャーチ、大阪で教会開拓へ)、日本に対して大きな期待を寄せている教会の1つだ。50代半ばとは思えないパワフルな語りは、きっと参加者の心と霊を打つことになるだろう。

この人選から、このカンファレンスが単に「外国から恵みを頂く」ということにとどまらないことが分かる。ゲストスピーカー共通のキーワードは「日本」である。このカンファレンスが「メガチャーチ体験」や「準・大集会体験」ではないことが分かる。各地域教会が活性化し、各々の地で宣教の働きが活発に行われることを期していることは、カンファレンスに一貫して流れるテーマである。最終的に日本人の手による宣教が推し進められることを目指しているのである。

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定
昨年に引き続き、ゲストスピーカーとしてオーストラリアから来日するエンジョイチャーチのシェイン・バクスター主任牧師夫妻

一方、ミクロの視点も忘れていない。本カンファレンスの「隠し味」は、ユニークな分科会にあるといっても過言ではない。しかも従来の枠を超えた具体的かつ実践的なカテゴリーが常に設定されている。そしてそこで語られるのは、実際にその働きに専念してきたヒズコールチャーチの牧師、スタッフたちである。

ゲストスピーカーを通して宣教の情熱を湧き立たせ、次に進むべき方向性を示されたとしたら、あとはこれを具体化する作業ということになる。ここで分科会が生かされる。「リーダーシップ」「弟子づくり」など、昔から繰り返し言われ続けてきたテーマがある。このような分野については、「古くて新しい」切り口で語られる。昨年、一昨年と分科会に参加したが、「分かりやすく、すぐに実行できる考え方」を具現化してくれたように感じた。

一方、「クリエイティブ」「開拓」というのは、あまり今まで特化して語られてこなかったテーマである。しかし、教会が真剣に福音宣教を考えるなら、常に新しい素材を求めるべきであるし、既存教会の成長と共に、あらたに「開拓教会」を形成することを目指すべきであろう。それらをいち早く実践し、その体験談や実例を示してくれるのだから、吸収したくなることは請け合いである。

“マクロ”と“ミクロ”の視点で宣教ニーズに応える ヒズコール・カンファレンス、今年も開催決定
昨年開催された「ヒズコール・デスティニー・カンファレンス2017」の参加者(写真:同提供)

マクロとミクロの視点を重ね合わせ、それを「日本」へ焦点化すること。これが本カンファレンスの特色であり、またカンファレンス自体が、その実践結果を目の当たりにする機会となるだろう。

■ ヒズコール・デスティニー・カンファレンス2018の特設サイト
■ ヒズコールチャーチのホームページ
■ ヒズコールチャーチのフェイスブック

◇

青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

関連タグ:ヒズコールチャーチ大川従道エンジョイチャーチ
  • ツイート

関連記事

  • 名古屋が熱い!今年も6月に「ヒズコール・デスティニー・カンファレンス2017」開催

  • 「イエスの“ガチ”な弟子をつくる」 ヒズコールチャーチ、豊田市の開拓スタート

  • 「次世代に福音をどう伝えるか」 エンジョイチャーチ・サミットに日本から20人以上が参加

  • 日本の救いのため オーストラリアのエンジョイチャーチ、大阪で教会開拓へ

  • 「裁き合わなくなったとき、日本宣教の門は開かれる」大川従道氏がメッセージ 第17回国家晩餐祈祷会(2)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 安らぎの中で体験する勝利 加治太郎

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.