Skip to main content
2022年5月21日08時18分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

ネット社会で問われる「信頼」の大切さ 「情報と福音」テーマに集会

2018年3月9日19時30分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インターネット宮村武夫マルティン・ルターヨハネス・グーテンベルク

「情報と福音」をテーマにした集会が2月9日、沖縄キリスト教学院シャローム会館(沖縄県西原町)で開催された。主催は日本福音キリスト教会連合(JECA)石川福音教会(同県うるま市)で、講師はクリスチャントデイ論説主幹の宮村武夫牧師。「ネット社会と私の福音伝道」を副題に、参加者は講演を聞きながら、インターネット社会における福音伝道の在り方についてあらためて考えを分かち合った。

集会は「インターネットを活用した伝道方法」を学ぶものではなく、「顔と顔とを合わせ、人格を通して福音を伝えること」と、「インターネットを駆使して『コピーされた福音』を伝えること」の本質的な違いを、講師の発題を元に共に考えていく内容だった。参加者8人の小さな集会だったが、石川福音教会の重元清牧師は「大切な一歩を踏み出す集会だったのではないでしょうか」と話す。

顔と顔とを合わせて行う福音伝道から、「コピーされた福音」を広く伝える伝道にシフトしたのは、500年余りも前のこと。マルティン・ルターは、新しく誕生したヨハネス・グーテンベルグによる印刷技術を用いて、ドイツ語訳聖書を民衆に普及させた。この時すでに、福音伝道の方法に大きな変化が起こっていた。しかし、ルターが印刷技術を積極的に用いた背後には、権威主義に傾いていた当時のカトリック教会との戦いがあった。では現在、インターネットの普及により起こっている爆発的な「コピーされた福音」を使った伝道は、どこに向かっているのか。何と戦っているのか。大きな時代変化のただ中に生きているわれわれは、まだ客観的に判断できないのではないのか。

重元牧師によると、沖縄県には現在300近い教会があるが、その中の無牧となっている教会では、コンピューターの映像を用いて「説教」を聞き、礼拝を守るところが増えてきているという。重元牧師はこうした現象について、「権威主義に傾く牧師の姿を解体しつつある一面があるかもしれない」と語った。

宮村牧師はまた、時と場所に応じてコミュニケーションの方法を使い分けていると語った。1つ目は、顔と顔とを合わせて直接語り合うこと。2つ目は、電話をかけて直接話すこと。3つ目は、自筆の手紙を書くこと。そして、パソコンとインターネットを利用してメールやブログなどで一斉に情報を発信すること。「どこに向かっているのかよく分からないインターネット時代の中で、私たちの取るべき態度は、宮村牧師のように時と場所に応じて適切な方法を用いるということに要約できるのではないでしょうか」と重元牧師は言う。

ルターの時代には、時と場所を越える普遍性を持つために、印刷物は細心の注意が払われて作成された。事実、グーテンベルグが印刷した聖書の文字の美しさは芸術的なほどに洗練されている。しかし現在、インターネットの中で行われている「コピー」は、あまりにも安易なコピーであり、信頼すべき情報なのか、うその情報なのか、分からない世界を生み出している。顔と顔とを合わせることもなく、電話で直接話すこともなく、また手紙を書くこともなく、インターネット上の情報が自由に切り貼りされ、それがまた大量に流されて行く。重元牧師は集会を終えて、次のように感想を語った。

「今回の集会では、このインターネット時代に『信頼』の大切さがあらためて確認されました。またその一方で、本当の『信頼』がどこから来るのか分からないまま、多くの情報に振り回されている私たちの姿についても確認する時となりました」

関連タグ:インターネット宮村武夫マルティン・ルターヨハネス・グーテンベルク
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 【寄稿】インターネット時代におけるメディア伝道の在り方 山下正雄

  • フェイスブック、福音宣教にどう生かす? SIGNIS JAPAN主催「教会とインターネットセミナー」

  • 八木谷涼子氏に聞く「新来者が行きたくなる教会HP」 SIGNIS JAPAN、インターネットセミナー開催

  • ネット時代に進むユダヤ人伝道と携挙のタイミング 第8回再臨待望聖会

  • 万代栄嗣牧師・・・信頼できることばにあって生きる

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • 小塩節・フェリス女学院元理事長死去 ドイツ文学者、キリスト教功労者

  • 「入管体制の抜本改革を」 日本キリスト教協議会が岸田首相に要請文

  • 主は生きておられる(197)私は主を喜びます 平林けい子

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 聖書協会世界連盟、新事務局長に初のアフリカ出身者を任命

  • 与えられた人生を生きよう 菅野直基

  • 労働者の母―ケーテ・コルヴィッツの生涯(7)人生の掃き溜め

  • イランのクリスチャン男性、「家の教会」運営で禁錮10年の判決

  • 「神はあなたを愛している」 フランクリン・グラハム氏、4都市巡る英国伝道ツアー開始

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • 「祈り」と私たちの距離を教えてくれる良書 『大学の祈り』

  • 「流浪の月」 人の「分かり合えなさ」を映画ならではの手法で描く傑作

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 神学書を読む(79)これぞ誰でも手にできる「組織神学」の本! 橋爪大三郎著『いまさら聞けないキリスト教のおバカ質問』

編集部のお勧め

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.