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【寄稿】インターネット時代におけるメディア伝道の在り方 山下正雄

2016年9月21日17時21分 執筆者 : 山下正雄
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関連タグ:CRCメディア・ミニストリー山下正雄

「メディア伝道」という言葉を使うかどうかは別として、キリスト教会は最初から媒体(メディア)を用いた伝道を行ってきた。パウロが残した手紙はその最たる例である。特に回覧を前提として書かれた手紙は、より多くの人たちに福音を届ける手段となった(コロサイ4:16)。もしパウロが現代に登場したら、間違いなく電子的な媒体を駆使して福音を伝えたであろう。

メディア伝道と聞くと、思い浮かべるのが「ラジオ伝道」や「テレビ伝道」である。ラジオ伝道は日本において既に65年の歴史を持つ。しかし、それらはどちらもコストが高く、1つの教会が行うには手が届かない。1995年まで、小さな教会でも可能なメディア伝道は、せいぜい電話を利用したテレフォンメッセージぐらいであった。

しかし、インターネット利用の一般開放に伴って、1995年以降、メディア伝道の在り方は一変した。CRCメディア・ミニストリーの責任者として、18年以上メディア伝道に関わってきたが、インターネットによるメディア伝道は、グーテンベルクの活版印刷術の発明に匹敵するくらい、教会の宣教にとって重大な意義を持つ。

インターネットの利用による伝道活動といえば、ほとんど常識的となっているのが、ホームページの作成である。私がホームページを利用した伝道に着手したのは、1997年の7月であった。その当時、検索サイトが不十分であったということもあるが、簡単に探し出すことのできるキリスト教のウェブサイトは国内に20にも満たない数であった。現在では「キリスト教会」と検索するだけで250万件以上がヒットする。こうなってくると、探したい情報を探し出すのが不便なくらいだ。

提供する側からいえば、この情報量の中に自分が提供した情報が埋もれてしまい、届かない状況があるということである。よく言われることは、検索サイトで検索した際に、1ページ目の上位3位ぐらいまでに入らなければ、それはこの世の中に存在しないのと同じだということだ。ホームページ伝道はそれくらいシビアな状況にある。まして、更新を怠れば、活動していない教会というレッテルが貼られてしまうくらいだ。いっそのことホームページを閉鎖したくなるかもしれない。しかし、今や求道者が情報を得る手段として、ホームページは欠かせない存在になっている。

ちなみに、CRCメディア・ミニストリーのウェブサイトである「ふくいんのなみ」には、学校関係からのアクセスだけで576機関もある。私がこれらの学校全部を訪ねて直接学生たちに福音を伝えるということは、ほとんど不可能である。しかし、ネットでは先方から訪ねてきてくれて、必要な情報を探し出してくれる。

どんな情報をどう伝えるかは、これからますます教会にとって重要な問題となることは間違いない。課題は多いが、もはやネットの存在は無視できない。

◇

山下正雄

山下正雄

(やました・まさお)

1957年、東京都中野区生まれ。81年上智大学法学部卒。84年神戸改革派神学校卒。85~87年米カルヴィン神学校留学(新約学専攻)。水戸、つくばでの宣教活動を経て、98年CRCメディア・ミニストリー日本語部の責任者となる。現在は日本キリスト改革派大会メディア伝道局(RCJメディア・ミニストリー)主事で、「希望のことば」(熊本放送)、「聖書を開こう」(FEBC)、「キリストへの時間」(高知放送、南海放送)、ラジオ番組「あさのことば」(茨城放送)、「東北あさのことば」(東北放送、青森放送)に出演中。主な著書に『悩んでいないで聞いてみたら』『これでスッキリ、18の疑問』(いのちのことば社)があり、その他に聖書注解書や聖書神学辞典などの執筆も担当している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:CRCメディア・ミニストリー山下正雄
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