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百人一読

百人一読―偉人と聖書の出会いから―(82)ロバート・エドワード・リー  篠原元

2018年2月20日09時32分 コラムニスト : 篠原元
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(82)ロバート・エドワード・リー  篠原元+
ロバート・エドワード・リー(1807~1870)

今日は最初に映画のご紹介です。2015年製作のイギリス映画であり、日本の各地の映画館でも上映された「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」。ドローン兵器を使った、今の時代の戦争が描かれています。

映画の話ですが、イギリス軍のある女性大佐が行き詰まるわけです(最終的に大きな決断をしますが) 。ある日、テロ犯罪組織が大規模な自爆テロを企てて準備しているのを発見します。そのテロリストたちの隠れ家を上空から攻撃しようとします。すぐにでもそうしないと、テロリストたちは街中に出て行き、大規模なテロが起こります。そうしたら、何の関係もない多くの市民が死ぬのです。

でも、その隠れ家を上空から攻撃するならば、関係のない1人の女の子が死んでしまう危険がある。テロリストと関係のない女の子が。でも、テロリストらが隠れ家にいる段階で攻撃しないと、テロで大勢の犠牲者が出る。だからといって、それを防ごうと隠れ家を攻撃するなら、1人の女の子が・・・。

かなり厳しい立場です。皆さんならどう答えを出しますか。「隠れ家を攻撃せよ」ですか。「待て!女の子の命を優先!」ですか。攻撃する決断を下すなら、隠れ家のそばにいる女の子が死ぬかもしれない。だからといって、このまま何もしなければ、テロリストが街に出て行き、大規模なテロが起こる。難しい問いかもしれません。

私にも答えはありますし、皆さんそれぞれにも答えがあると思いますが、この映画の中の英軍女性大佐は難しい決断を迫られます。まさに、行き詰まるわけですね。

皆さんもそのような苦しい状態、行き詰まった状態、どうしたらいいのかまったく分からないというような状態を今までに何度も経験なさってきたはずです。また、これからも経験なさるはずです。答えが見つからないような状態に陥ってしまったことがあるはずです。そのような時に、皆さんを助けてくれるもの、皆さんに光や力を与えてくれるものを持っていますか。

最初にご紹介したのは、映画の中のイギリス軍の女性大佐ですが、実在した軍人で、アメリカの偉大な軍人ロバート・エドワード・リーという人物がいました。彼は、南北戦争の際、南部連合の司令官を務めました。最終的に南部連合が敗北しましたが、名将として名高い人物です。その彼がこう語っています。「私が途方に暮れ、行き詰まった時、聖書はいつも光と力を与えてくれた」(『100人の聖書』126ページより)

名将ロバート・エドワード・リーが、途方に暮れ、行き詰まったときに、光と力を与えてくれた書物、それは聖書だったのです。というわけで、今日は、いいえ、今日もですが、聖書のご紹介です。

途方に暮れ、行き詰まることが人生これからも多々あるはずです。その時のために、1冊の本を備えておいてはいかがでしょうか。まさに、聖書をです。世界のベストセラーであり、世界最古の書物である聖書には、人生を生きる知恵やヒント、そして心を救い、体を力づける言葉が満ち溢れています。

人生が1冊の問題集ならば、聖書は1冊の問題解決法とも言えるはずです。これからのために、聖書を用意しておきませんか。ベッドの枕元に1冊。そして、イザというときのために、今から少しずつ読んでいくことをオススメします。絶対に、読んで損という書物ではありません。イザというときに役立つということは、普段にも役立つということです。

最後に、尊敬する実業家の方の話をご紹介させていただきます。2016年11月放送「カンブリア宮殿」に出演された久世良三氏。サンクゼールの代表取締役社長でいらっしゃいます。サンクゼールは、長野県に本社を置き、日本全国に120を超える店舗を展開する、まさに成長し続ける企業です。そのサンクゼールの創業者が久世社長。今や海外にも進出。2度、会食させていただきましたが、初めてお会いした際、わざわざご自身の運転する車で駅まで迎えに来ていただき、レストランでジビエをご馳走になったことを思い出します。愛ある実業家、尊敬する社長です。

その久世社長がここまで至るには、大きな試練の時期があったようです。お話も伺い、書籍も頂きましたが、ある年、大きな赤字となってしまいました。銀行からのいろいろなプレッシャー。苦しみの日々、久世社長は声を失います。そして、自分にも絶望。死を願うようになります。まさに、心身ともにどん底に突き落とされた久世社長。そんなある日、夫人が聖書を読み聞かせてくれます。自分に絶望し、死を願う久世社長は、聖書に書かれている言葉を聞いているとホッとすることができて、眠れるのでした。聖書は、まさに心を安らかにしてくれる書物でもあるのです。

聖書に書かれている言葉の中で久世社長が大好きだという言葉、ぜひ、実際に皆さんも聖書を開いてチェックしてみてください。新約聖書ローマ人への手紙5章3~5節とコリント人への手紙第一10章13節。

途方に暮れ、行き詰まった久世良三社長。眠りを得られたのは聖書の言葉からでした。苦悩の中にいた久世社長を助け、導いてくれた聖書。その聖書は、皆さんが行き詰まったとき、途方に暮れたときにも、助けてくれます。途方に暮れ、行き詰まったときに、答えや癒やし、そして力や光を授けてくれる聖書。今日から、この聖書を枕元の1冊として置いて、イザというときに備えていきませんか。

最高の投資をご紹介します!次回の百人一読は、アメリカの百貨店経営者ジョン・ワナメーカーから、絶対にウマくいく投資法をご紹介します。

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*

【書籍紹介】
篠原元著『100人の聖書』

『100人の聖書』

本書を推薦します!
「他の追随を許さない数と挿話」
――奥山実牧師(宣教師訓練センター[MTC]所長)
「牧師の説教などに引用できて便利」
――中野雄一郎牧師(マウント・オリーブ・ミニストリーズ)
「聖書に生きた偉人たちの画廊」
――峯野龍弘牧師(ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会)

ご注文は、全国の書店・キリスト教書店、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

◇

篠原元

篠原元

(しのはら・げん)

1991年7月、東京都生まれ。プロテスタント・炎リバイバル教会伝道師。VIPクラブ、キリスト教各団体、ホテルなどにて講演、テレビ番組「ライフ・ライン」などに出演。社会福祉活動団体「100人の聖書基金」の、学校・児童養護施設・病院などへの書籍寄贈活動に著者として携わっている。著書に『100人の聖書』。2021年より NOVEL DAYS、エブリスタ等にて連載小説配信。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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