Skip to main content
2026年7月11日20時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(36)通過儀礼に寄り添う教会の役割 広田信也

2017年12月31日07時37分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム

宗教離れの進む日本ではあるが、キリスト教式の結婚式の割合は、長年60パーセント程度と高い割合を維持している。キリスト教の良い印象が受け継がれていることはうれしいことである。

しかしながら、業者が主導する結婚式が一般的となり、新郎新婦と司式をした牧師や教会との接点が少なくなり、いわゆるブライダル宣教が進みにくい状況が続いているのも事実である。

教会で行う結婚式であれば、結婚する2人に聖書に基づくカウンセリングを実施したり、結婚後も良い家庭づくりを支えるプログラムを提供したりすることもあるが、一般の業者が主導する場合は、宗教関係者が結婚式前後に、新郎新婦と接触することを避けようとする傾向がある。

一般通念として、日本の社会には宗教を冠婚葬祭時にのみ受け入れ、それ以外の場では「宗教お断り」の常識がまかり通っている。日本人の内面は飢え乾いていても、宗教者が寄り添いにくい状況が存在する(参考:第1回「信仰心を表現できない日本人」)。

商業ベースで多くの業者が主導するキリスト教式の結婚式が多くなってしまっているが、もう一度教会や牧師が、新郎新婦に寄り添える仕組みを再構築したいものである。

一方、キリスト教式の葬儀が葬儀全体に占める割合は、現在のところ1・7パーセント程度と極めて少ない状況にある。日本のクリスチャン人口が1・0パーセントとすると、未信者が教会以外で行うキリスト教葬儀は0・7パーセント程度となり、一般的には滅多に見られない式ということになる。

これだけ件数が少ないと、一般の葬儀社では、企業努力を向ける価値のない領域とされているのか、今のところ司式をする牧師に葬儀式全体の進行が任され、葬儀社から遺族との接触を制限されることはない。

また、葬儀全体の70パーセント以上を占める仏教式葬儀文化の中に、定期的な法要の習慣が存在するため、キリスト教式葬儀後においても、納骨式や記念会の機会に、遺族に寄り添うことが可能になっている。

最近、葬儀社が主導する無宗教葬儀の内容が、キリスト教葬儀に極めて近い内容になっているのは注目に値する。宗教者がいないことで制約がなく、さまざまな工夫が織り込まれ、故人への感謝と遺族への慰めが強調されている。信仰に基づくものではないが、天国への希望も見え隠れする。

このような洗練された無宗教葬儀が、今後日本で増えていくのかと思いきや、一般の葬儀社では、宗教者がいない葬儀は、通過儀礼としての役割を担えないと感じているらしい。

もし、無宗教葬儀の場に牧師がいて、遺族に寄り添ったふさわしい祈りを導くなら、無宗教葬儀の流れを変えることなく、立派なキリスト教葬儀になってしまうのである。

仏教葬儀文化の急速な衰退もあり、今後は一般の葬儀社においても、キリスト教葬儀比率が高くなり、現在の無宗教葬儀に牧師の祈りを加えたようなキリスト教葬儀が増えていく可能性がある。そうなると、葬儀式の進行を牧師がすべて担うことが難しくなるだろう。

キリスト教式結婚式と同じように、実施件数の増加に伴い、業者が主導する商業ベースの葬儀となり、遺族との接触が制限されることはぜひとも避けたいものである。

そのためにも、教会や牧師が主導して生前から寄り添い、エンディングをサポートし、看取り、葬儀、グリーフケア、納骨式、記念会と事細かく対応する仕組みを今のうちから構築しておきたい。

結婚式も葬儀も、日本における重要な通過儀礼である。キリスト教会がそれらの司式に対応するのは当然だが、それぞれの式の前後から寄り添い、日本の家族を代々にわたって支え続けるキリスト教会でありたいものである。

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(35)幼子と共に祈る 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(34)遺族の心に寄り添う 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(33)キリストの使節として 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(32)私を遣わしてください 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(31)真理はあなたがたを自由にする 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(252)地域教会こそ日本社会の希望 広田信也

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • 米ニューヨークの高層ビルが支柱折れ倒壊の恐れ 近隣に米国聖公会本部ビル、職員ら避難

  • ワールドミッションレポート(7月10日):ウズベキスタン 独裁政権の監視と一族の圧力─二重の壁の中で信仰を守る者たち

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(7)破れた望み

  • 「ESGから全人的福音医療へ」 アジアキリスト教病院協会、11月に台湾で総会開催

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • カナダでヘイト対策法成立、「善意の宗教的信念の抗弁」撤廃にカナダ福音同盟が懸念

  • 中国有数の「家の教会」創設者が釈放、米国で家族と再会

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 米ニューヨークの高層ビルが支柱折れ倒壊の恐れ 近隣に米国聖公会本部ビル、職員ら避難

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

  • ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演

  • バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で

  • 米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • トマス・ア・ケンピス著『キリストにならいて』 600年以上読み継がれてきた名著

  • カナダでヘイト対策法成立、「善意の宗教的信念の抗弁」撤廃にカナダ福音同盟が懸念

  • 「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表

  • 神学の限界と突破口(6)第1章 主な論争と解決─「信仰と行い」の論争 三谷和司

  • 日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」

  • グリ下の若者たちに「居場所」を 元薬物依存者が開設目指す「クラブハウスチャーチ」

編集部のおすすめ

  • いのちの言葉聖書学校が卒業式、5人が新たな歩みへ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.