Skip to main content
2025年7月7日07時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

「他者のために奉仕を」教皇フランシスコ、映像回線を通じて学生らと対話

2017年12月26日06時46分
  • ツイート
印刷
関連タグ:フランシスコ(ローマ教皇)上智大学
教皇フランシスコ 上智大で学生らと対話+
学生からの呼び掛けに笑顔で応える教皇フランシスコ

バチカンにいる教皇フランシスコと映像回線を通じて学生が対話する「教皇フランシスコと話そう」(主催:上智大学)が18日、同大四谷キャンパスで行われた。

教皇フランシスコは、初のイエズス会出身の教皇として、2013年に就任した。上智大学もイエズス会を母体とする教育機関というつながりがある。

また、アルゼンチン出身のフランシスコ教皇が当地の神学校の神学院長だった時、同大神学部のホアン・アイダル教授(同大カトリックセンター長)が直接指導を受けていたという縁もある。そこで、アイダル教授が教皇に交渉した結果、今回のイベントが実現したのだ。

教皇と映像回線を通じて対話ができるという日本初の企画に、会場に集まった700人を超える学生は期待に胸を膨らませた。大型スクリーンに教皇の姿が映し出されると、会場から「オー」という大きなどよめきと同時に拍手が起こった。手を振る学生に、笑顔で手を振り返すなど、教皇は気さくな一面を見せた。

冒頭、進行を担当したアイダル教授が、前日の17日が教皇の誕生日だったことに触れると、教皇から「昨日はケーキを食べてお祝いしていただいた」と返事があった。

事前に学生から質問を受け付けたところ、100以上集まったため、その中から8つに絞って本人から教皇へ直接質問をした。

神学部3年の吉田南菜子さんは、今年、洗礼を受けたと自己紹介した上で、「教皇になって一番うれしかったことは何ですか」と質問した。

「まずは、神学をあなたが勉強していることに本当に感心している。女性が神学を学ぶということは、男性が到達することのできない深いところまで行くことができます。おめでとう。教皇になってうれしかったことは1つではない。多くの喜びがあります。その中の1つは、人々に会ってあいさつができることです」

教皇フランシスコ 上智大で学生らと対話
スクリーンに教皇が現れると歓声とともにカメラに向かって多くの学生が手を振った

理工学研究科博士後期課程2年の豊田充さんが、グローバル化が進む世界における大学教育の意義について意見を求めた。

「まずは、危険な状況が何かということを理解しなければなりません。それは、教育現場だけではなく、ビジネス社会にも言えることです。『競争をしなければならない社会』こそ危険が潜んでいるのではないでしょうか。何らかの立場、何らかの位置というのを獲得しようとすることですね。『能力主義』は、そのような形で『あなた』が中心になって上昇を求めることです。しかし、教育というのは、均衡のとれた形で人間が成長すること。頭(知性)の言葉、心(感情)の言葉、手(作業する)の言葉、これら3つの言葉を調和させることが教育。また、もう1つ進んで言うなら、『他者のために奉仕をする』教育でないと失敗に続くということです。自分だけのことを考える教育は非常に危険だと言えます」

ミャンマーからの留学生チョウ・トゥ・アンさんからは、宗教についての質問が出た。

「宗教というのは、創造された『劇』ではないということです。宗教というのは、もともと人間の心が持っているもの。あらゆる宗教は人を成長させます。他者のために奉仕しない人は、宗教的な人とは言えない。ただ単純に何かの見返りを求める人なのでしょう」

そして、ガンジーや、長崎で被爆しながらも救援活動を行ったクリスチャン医師の永井隆博士、多くのユダヤ人を救った杉原千畝(ちうね)を例にあげた。

「これらの人々は、宗教によって成長した人々。宗教は人を、他者に奉仕する人に成長させる。キリスト教の啓示とは、神を信じ、他者のために奉仕するということ」

また、原理主義についても言及し、「これは宗教から離れたもので、社会的・政治的なグループ」とした。

他にも難民問題や環境問題についても幅広く質問が出され、その一つ一つに熱心に答える教皇の姿は人々の心を打った。

最後に、前日の教皇の誕生日を祝って、会場全員でスペイン語による「ハッピーバースデー」を歌うと、教皇は笑顔を見せ、立ち上がって拍手して応えた。

関連タグ:フランシスコ(ローマ教皇)上智大学
  • ツイート

関連記事

  • 教皇フランシスコ、ミャンマーに到着 教皇として初訪問

  • ローマ教皇とエルサレム総主教、聖地の「ステイタス・クオ」を呼び掛け

  • 教皇フランシスコ、メソジスト教会の指導者らと会談 対話50周年祝う

  • 日本聖書協会の渡部信総主事ら、ローマ教皇フランシスコと謁見

  • 教皇のツイッター、フォロワー4千万人に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(7月7日):カメルーンのラカ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(7月6日):タイ 麗しきかな、良き知らせを告げる者の足は

  • 聖書のイエス(12)「初めに、ことばがあった」 さとうまさこ

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.