Skip to main content
2025年10月28日10時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 訃報

日野原重明さん召天 牧師の子として生まれ、母の命を救った医師との出会いで医学の道へ

2017年7月18日13時10分
  • ツイート
印刷
関連タグ:日野原重明
日野原重明さん召天 牧師の子として生まれ、母の命を救った医師との出会いで医学の道へ+
日野原重明さん(写真:聖路加国際大学提供)

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明(ひのはら・しげあき)さんが18日午前6時33分、呼吸不全で召天した。105歳だった。通夜は関係者で行い、告別式は病院葬としてキリスト教式により、今月29日午後1時から東京都の青山葬儀所で行われる。司式は聖路加国際大学聖ルカ礼拝堂チャプレン団(聖公会)が執り行い、説教は同チャプレンのケビン・シーバー司祭の予定。

日野原さんは1911年、メソジスト教会の牧師、日野原善輔の次男(6人きょうだい)として山口市で生まれた。7歳の時、父親の赴任先である日本メソジスト神戸中央教会(現・日本基督教団神戸栄光教会)で洗礼を受ける。母親(満子)も日本メソジスト山口教会の信徒で、少年時代、母親の命をある医師が救ってくれたことから医学の道を志すようになり、37年、京都帝国大学医学部を卒業した。その後、いくつかの病院勤務を経て、41年、聖路加国際病院で内科医として働き始め、やがて同病院の院長や理事長、国際内科学会や国際健診学会の会長などを歴任した。

70年、福岡での学会に向かう途中、よど号ハイジャック事件に巻き込まれ、4日間、人質として拘束されたこともある。89年、キリスト教功労者(日本キリスト教文化協会主催)として顕彰され、2011年に日本福音功労賞(日本福音振興会)を受賞した。また、01年に出版した『生きかた上手』(ユーリーグ)がミリオンセラーとなったが、一般の出版社だけでなくキリスト教出版社からも多くの著書が刊行されている。

父の善輔は、数えの16歳の時、アメリカ南メソジスト監督教会の宣教師シメオン・ショーが来日して山口県で6年間伝道した最初の頃、1891年、日本メソジスト山口教会(現・日本基督教団山口信愛教会)で洗礼を受けた。同教会で今も使われている講壇は善輔が寄贈したものだ。神戸中央教会の牧師時代は当時西日本一といわれる教会堂建築に携わった。その後、英和女学校(現・広島女学院)の校長を務め、定年退職後は日本基督教団玉川平安教会(東京都世田谷区)の牧師などを務めた。日野原さんが所属していたのも同教会で、13年に亡くなった妻の静子さんもその教会で日曜学校の教師をしていて知り合った。2人の間には3人の息子がおり、3男は父と同じ医師の道を歩んでいる。

いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。

私は今でもこの聖句が一番私の心の導きになっている。この聖句の意味は、歳と共に実ってゆき、私の老いを成熟させてくれているように思う。

(『私を変えた聖書の言葉』日本キリスト教団出版局)

※ プロテスタントでは死去することを「召天」といい、神によって天に召されると考える。カトリックでは「帰天」、天に帰るという。ちなみに、「昇天」はキリストのみに使われる言葉で、十字架の死の後、復活したイエスは「天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり」(使徒信条)。

※ メソジストとは、18世紀に英国のジョン・ウェスレーによって始められた教派。規則正しい信仰生活の方法(メソッド)に従う几帳面な人(メソジスト)と呼ばれたことから。教会学校を始めたのも、現在、礼拝で歌われている讃美歌を多く作ったのもメソジスト。その中から「きよめ派」と呼ばれる、信仰生活の聖潔を求める「ホーリネス」などの教会も生まれた。日本基督教団の中にもメソジスト系の教会が多く、青山学院と関西学院などはメソジスト系。現在もその流れにある教派は多数あり、「メソジスト」と付く教派(ちなみに、そこに「自由」「フリー」と付くのは、教会内差別からの自由を意味する)、救世軍、日本ナザレン教団、イムマヌエル綜合伝道団、日本ホーリネス教団、日本イエス・キリスト教団など。

関連タグ:日野原重明
  • ツイート

関連記事

  • 百人一読―偉人と聖書の出会いから(28)日野原重明 篠原元

  • 奇跡のテノール 「ベー・チェチョル&日野原重明クリスマス・コンサート」開催

  • 【新刊案内】日野原重明著『僕は頑固な子どもだった』 105歳の「初めての自叙伝」

  • がんとどう向き合うか 日野原重明氏や「がん哲学外来」の樋野興夫氏招き市民公開講座

  • 新老人の会・日野原氏103歳記念講演 「いのちは与えられたもの、人のために生きよう」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(10月27日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(2)

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.