ブラジルで信教の自由に関する国際会合、24カ国からキリスト教指導者が出席 大統領や外相も

2017年4月23日07時33分 翻訳者 : 小又香織 印刷
+RLP、ラテンアメリカで史上初となる会合でブラジル大統領と外相が出席
信教の自由パートナーシップ(RLP)の指導者らとブラジルのアロイージオ・ヌーネス外相(中央)(写真:ANAJURE)

信教の自由の保護と推進を目的とする世界的キリスト教ネットワーク「信教の自由パートナーシップ」(RLP)は今月3〜6日、ブラジルの首都ブラジリアで24カ国の主要指導者80人を集め、4日間にわたる年次会合を行った。世界福音同盟(WEA)からは、信教の自由委員会(RLC)や国際信教の自由研究所(IIRF)、その他の指導者らが参加した。RLPはこれまで、欧州、南アジア、トルコ、北米、東南アジアでこの国際的な会合を開催してきたが、中南米での開催は11年の歴史で初めてとなった。

「ブラジルに来た理由の1つは、信教の自由に関する政策において、最も良い国であることをデータが示していたからです」と、RLPのファシリテーターであるブレイン・オコーネル氏は語った。「私たちは実際にブラジルを訪れて、この事実を祝い、ブラジルではどのようなことをしているのかを学び、良い方向に進んでいるブラジルを引き続き励ましていきたいです」

会合は、ブラジルのクリスチャン弁護士らによる組織「ANAJURE」が受け入れ役を務め、国際的な信教の自由の保護へ向けた共同行動計画を話し合う非公開の全体会議や、ブラジル連邦上院議会を会場に、あらゆる宗教の信仰者のための信教の自由の保護をテーマにした公開セミナーなどが行われた。

講演者には、ブラジル連邦議会の「難民と人道支援のための議員連盟」議長であるレオナルド・キンタオ議員、ウルグアイのジェラルド・アマリラ元下院議長、マッケンジー長老大学(サンパウロ)のデイビ・チャールズ・ゴメス学長、また最近のコロンビアの和平協定で重要な役割を果たしたラッセル・ステンダール氏、そしてブラジルのミシェル・テメル大統領とアロイージオ・ヌーネス外相らがいた。

英国のキリスト教迫害監視団体「世界キリスト教連帯」議長でRLPの議長も務めるメルビン・トーマス氏は、「ANAJUREとレオナルド・キンタオ議員の努力のおかげで、私たちはヌーネス外相とテメル大統領との間で重要な会合を持つことができました」とコメント。「2人とも国際的な信教の自由を取り巻く問題に深い理解を示しており、実にそれを啓発していくことに全面的に取り組み関わろうとしておられます」と語った。

会合に参加したWEA副総主事で、同信教の自由委員会委員長のゴッドフリー・ヨガラジャ氏は、「神の存在や、御霊の動き、心・思いの一致、そして協力し合って働くという決意を感じるのは素晴らしいことでした」と述べた。「宗教、信教の自由を促進することを約束した25カ国60団体の代表者たちで構成されたこのパートナーシップは、神が1つにしてくれたので、可能となったのです」と続けた。

会合の中では、信教の自由に関するさまざまな報告書が発表された。その中には、ANAJUREが米州機構(OAS)でも発表した報告書「米州間の人権システムにおける信教の自由」もあり、これは会合の初めに示された。ANAJUREの会長で、会合の講演者でもあったウジエル・サンタナ氏は、「私たちは、他国の仲間たちと一緒に肩を組み、国際的に信教の自由を推し進めていくことを誇りに思います」とコメント。「私たちがこれらの報告書にあることを見ていく中で、キューバ、メキシコ、コロンビアのような場所、また中南米でも深刻な信教の自由に対する侵害があることが示されました。例えば、ANAJUREは現在、キリスト教に改宗した故に住む場所を追われた500余りの家族を支援しています」と語った。

※ この記事は世界福音同盟(WEA)のプレスリリースを日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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